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  5. 子どもも朝食を取らない「欠食」をどう考える?

子どもも朝食を取らない「欠食」をどう考える?

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毎日3食しっかり食べているという子どもはどれだけいるでしょう。
食べていない子どもは、食べたくないのでしょうか?それとも食べられる環境がないのでしょうか?

あなたやあなたのお子さんは3食ごはんを食べていますか?

あなたやあなたのお子さんは朝、昼、晩、3食食事をしていますか?

生きていく上で必要不可欠な「食」。
食は身体を作るためだけでなく、共に食事を作ったり・食べたりする中で、他者との関わりを持ち、心の健やかな成長や発達にも大きな影響を与える大切なものだと思います。

近年、保育園や学校では食育に力をいれているところも増えてきましたよね。
食の大切さに気付き力を入れている人も増えているように感じます。

その一方、3食きちんと食事を取らない「欠食」が問題になっています。

特に朝食は、昼食や夕食に比べて、食べないという人が多く、平成25年度に厚生労働省が行った朝食の欠食率の調査では、1~6歳の子どもでも、20人に1人は朝食を食べていないという結果が出ています。

これは乳幼児の親でも働く人が増え、食事の準備に時間や手間があまりかけられなくなったことや、親自身が朝食を取らない生活をしているため、朝食を用意するという習慣がないということに影響を受けているのかもしれません。

実際に、10年前の調査にはなりますが、平成17年度に厚生労働省が行った「子どもと母親の朝食習慣」の調査では、1~3歳児の母親が朝食を「ほぼ毎日食べる」と子どもも「ほぼ毎日食べる」が約 94%なのに対し、母親が朝食を「ほとんど食べない」場合は子どもの「ほぼ毎日食べる」割合が約 70%にまで減少するという結果が出ています。

子どもの食生活は、親の食生活に大きく影響を受けているのです。

子どもも朝食を取らない「欠食」をどう考える?の画像2

参照:保育所における食事の提供ガイドライン(内閣府)

欠食が起こる原因にもなる「7つのこ食」

子どもも朝食を取らない「欠食」をどう考える?の画像3

親の食事に大きく影響を受けていると言いましたが、私は特に、日本子ども家庭総合研究所が整理している「7つのこ食」が子どもの欠食に大きな影響を与えているのではないかと考えています。

もしかしたら、皆さんも少なくても1つは、自分の食事の習慣にも当てはまっていると思うものがあるかもしれません。

「7つのこ食」
1.孤食…家族や友人など誰かと食事を共にする機会がなく、ひとりで食事をする

2.個食…複数で食卓を囲んでいるが食べているものがそれぞれ違う

3.子食…子どもだけで食事をする

4.小食…ダイエットなどのために食事量を制限する

5.固食…同じものばかりを食べる

6.粉食…パン、麺類など粉から作られたものばかりを食べる

7.濃食…濃い味付けのものばかる食べる


これらの7つにこ食の問題が、重なって起こることにより、「欠食する」という状況が起きやすくなっているのではないでしょうか?

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「朝食をまずは学校から。」-福岡の中学校の取り組み-

そんな中、福岡県内にある公立高校が昨年から、希望する生徒に朝食を提供するという取り組みを始めています。

「朝ご飯を食べていない子にきちんと朝食を取ってほしい」という願いから始まったこの取り組みですが、校長先生は当初、学校が子どもに朝食を食べさせてあげるということをすると、家庭がもっと何もしなくなるという不安やもあったと言います。

しかし、

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この記事を書いた人

保育士 三輪ひかり

Borderless Educator-国境なき共育者-

日本とカナダで保育士を経験。
現在園に属さず、子ども・幸せ・本質というキーワードを軸に、ワーク...

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