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  6. 子宮筋腫とは?症状・原因・手術の流れ、費用、保険適応について

子宮筋腫とは?症状・原因・手術の流れ、費用、保険適応について

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子宮筋腫という病名はよく耳にしますが、実際はどんな症状なのでしょう?手術の必要があるの?妊娠はできるの?など、気になること、確かめたいことがたくさんあるかと思います。
この記事では、さまざまな角度から子宮筋腫についてお話ししていくので、知らないで不安でいるのではなく、この病気について知って考えられるようになりましょう!

目次 子宮筋腫って何?
子宮筋腫の4つの種類
子宮筋腫の症状は?
子宮筋腫になる原因
子宮に筋腫があっても妊娠できるの?
子宮筋腫は手術しないといけないの?考えられるリスクは?
子宮筋腫の手術の流れ
子宮筋腫の手術の費用は?保険適応はあるの?
大切な自分の身体だから・・!

子宮筋腫って何?

子宮の壁は平滑筋(へいかつきん)という筋肉でできていて、この筋肉層に発生した良性の腫瘍のことを子宮筋腫と言います。この良性の腫瘍は女性ホルモンによって発育し、大きさやできる場所によって症状が違います。女性の病気の中でも特に多く、月経のある女性の4人に1人は子宮筋腫を持っていると言われ、米粒大のものを含めると症状がなく気が付かないだけでほとんどの女性が持っている、とも言われています。

子宮筋腫の4つの種類

子宮筋腫は、その95%が子宮体部に、5%が子宮頸部に発生します。子宮体部にできる筋腫はさらに、「漿膜下筋腫」「筋層内筋腫」「粘膜下筋腫」に分けられ、子宮頸部に筋腫ができるのが、「頸部筋腫」になります。

1.筋層内筋腫
子宮の筋肉の中で筋腫が発育し、大きくなっていきます。一番多い症状で、筋腫が大きくなるにつれて子宮の内側を覆っている子宮内膜も引き伸ばされ、月経痛が重くなったり、月経時の出血量が増すなどの症状が現れます。しかし、大きくなる速度が遅いため、急激な症状の変化がなく、下腹部が筋腫のしこりで大きくなっても、太ったからとの思い込みで見過ごされてしまうことも少なくありません。

2.漿膜化(しょうまくか)筋腫
子宮の外側に向かって発育し、かなり大きくなるまで症状が現れにくいです。しこりのような感じで、外部からおさえると分かる大きさになる場合もあるが、月経時に関連するつらい症状がほとんどないという人が多く、見過ごされやすいと言われています。

3.粘膜化筋腫
子宮の内側に向かって発育し、1、2、3の中では1番少ない症状ですが1番自覚症状が現れやすいです。筋腫が小さいうちから出血しやすく、不正出血が続くことがあります。子宮の内腔に筋腫が発育するため、妊娠しにくくなり、不妊症の検査時に筋腫が発見されることもあります。膣内に顔を出すくらいに筋腫が子宮内で成長する場合もあり、そのような状態を「筋腫分娩」といいます。不正出血が続いたり、筋腫を伝い膣内から子宮内に細菌感染を起こす可能性があります。

4.頸部筋腫
子宮頸部に筋腫ができる頸部筋腫ですが、子宮頸部に筋腫があると、子宮体部にも筋腫があると考えられます。この筋腫は、膣からの出血や、性交時の痛み、排尿が妨げられるなどの自覚症状が現れます。子宮頸部は出産時、胎児の通り道となるため、筋腫があると、帝王切開になる場合も。また、尿管に近い部分にできるため、頸部筋腫を手術で切除する場合、尿管を傷つけないようにする必要があり、難しい手術になります。

子宮筋腫の症状は?

先ほどお話ししたように子宮筋腫には、できる場所によって種類が変わってきます。その場所や数により、症状の程度も変わってきます。共通する主な症状を上げると、
■月経時の出血多量、また、出血にどろっとした固まりが混ざる
■月経痛が重い
■月経が長く続く
■貧血によるたちくらみ、動悸、倦怠感
■下腹部にしこりがある
■筋腫が大きくなると周りの臓器を圧迫するため、頻尿、便秘、腰痛などをひきおこす

などがあります。

症状が重い人もいれば軽い人もいますが、重い人では、月経時の出血が外出もままならないほどの量であったり、月経痛がひどく、痛くて起き上がれなかったり、鎮痛剤をを常用しないと過ごせないほど辛い思いをしている場合もあります。特に粘膜下筋腫の場合は、症状が出やすく重いこと、ほかの子宮筋腫よりも不妊の原因になる可能性が高いことなどを考慮して、疑われる場合は早めの受診をおすすめします。全般的に、日常生活に明らかに異常をきたしている場合は受診診断してもらい、きちんと対応してもらうことをおすすめします。

子宮筋腫になる原因

では、なぜ子宮筋腫ができるのでしょう?

実は、まだ不明な点が多く、その原因は分かっていません。いろいろな仮説がありますが、胎児期までさかのぼり分化の過程で筋腫のもとになる細胞が発生し、思春期から増えてくる女性ホルモンに反応して成長していると考えられています。また、エストロゲンなどの女性ホルモンに関係しているため、エストロゲン依存性良性疾患に分類される病気であると考えられます。

実際に初経後、閉経前に筋腫が発生するので、女性ホルモンの分泌が、筋腫の成長に大きく影響していることは、間違いないと言えるでしょう。症状により、一生気が付かない人もいれば、様々な症状に悩まされる人、自覚はなかったけれど何かの拍子にたまたま見つかった人、また、受診診断されても経過観察の人、手術をする人がいて、症状が様々である分、対応も様々です。しかし、やはり一番大切なのは、自分の症状にきちんと向き合い対応することです。

子宮に筋腫があっても妊娠できるの?

子宮筋腫の人も筋腫が小さく無症状なら妊娠、出産が可能です。筋腫にはほとんどわからないような小さいものもあり、最近でいうと初産の年齢自体も上がってきているので、筋腫のある妊婦さんも珍しくなくなりました。しかし、大きな筋腫、しかもその数が多い場合は、妊娠自体を妨げてしまったり、出産時に赤ちゃんの出口をふさいでしまう事態も考えられます。妊娠中は、女性ホルモンの分泌がより活発になるので、それに反応して、筋腫も大きくなる可能性があります。

それらのことも考慮して、妊娠を希望していらっしゃる場合は、早めの受診で自分の身体の状態をよく知っておくのがベストです。逆に症状がなく妊娠発覚時に筋腫が発覚する場合もありますが、ほとんどの場合、分娩には支障がないと考えられますので、まずは前向きに主治医からの説明をよく聞いて、自分の身体の現状を把握しましょう。

子宮筋腫は手術しないといけないの?考えられるリスクは?

■子宮を全摘出する方法、子宮を残し筋腫のみを摘出する方法
一般的には、症状がなく筋腫の大きさが5㎝以下の場合は、治療せずに経過観察の場合がほとんどです。妊娠出産を希望される人は筋腫を取り除いた方が良い場合もありますが、大きさと場所によっては、残した状態でも妊娠出産が可能な場合があります。

一方、お医者様によっても判断が変わってきますが、筋腫がだいたい8㎝以上、症状が重い場合は手術が必要となってきます。子宮を全摘出する方法、子宮を残し筋腫のみを摘出する方法があり、妊娠出産を希望または、子宮を残したい場合は、後者の筋腫のみを摘出する治療になります。この場合は筋腫を取りきっても筋腫の種が潜んでいて、また数年後に同じ症状で悩む可能性があります。

妊娠を望まない人で、症状が重く日常生活にも不自由を感じるまでになっている人は全摘手術をした方が筋腫によるつらい症状、再発の心配がなくなり楽になる人も少なくありませんので、お医者様から勧められることが多いでしょう。反面、子宮に対する喪失感を強く感じる方もいらっしゃるので、本人の意思で納得して決めるのが1番です。

■薬による方法
手術以外では、薬で閉経状態にし、女性ホルモンの分泌を減らすことにより筋腫を小さくする方法もあります。この治療は、更年期障害のような症状が出るため、半年しか受けられないことになっています。その間に筋腫がどれくらい小さくなるのかは、個人差もあり確定できません。閉経後には、筋腫が小さくなることがわかっているので、閉経までの治療法として選ぶ人や、手術をしたくない人の治療法として選ばれます。

■非観血的手術
もう一つ保険適応外の治療となりますが、非観血的手術という、メスを入れず行う治療もあります。非観血的手術には、子宮動脈塞栓(UAE)術と集束超音波(FUS)治療2種類あります。体にメスを入れない分治療自体の身体への負担は少なくて済みますが、再発の可能性があり、卵巣機能の低下の恐れがあります。

手術をする、しない、両方に良い面があり、同時にリスクも考えられますが、大切なこれからに向けて、しっかり考えて決断しましょう。

子宮筋腫の手術の流れ

子宮筋腫の手術の流れは、病院によって多少の差はあるかもしれませんが、一例をあげてみましょう。

1.手術前日、もしくは2日前
入院。
      
2.前日
血圧、採血、検温など手術に向けての検査。
消灯時間の夜9時まで食事制限なし。夜中12時まで水分制限なし。
      
3.当日
全身麻酔導入から覚醒まで3時間~4時間。
開腹手術の場合は、全身麻酔に加えて術後の痛みをコントロールするため硬膜外麻酔もつかう。
      
術後、痛みがあるため(特に開腹の場合)、痛み止めの点滴などで対応。
      
4.翌日
歩くことにより身体の回復を早める。横になっているより起き上がった状態の方が、痛みが少なく感じる場合もあるが、無理は禁物。
      
6.1週間から2週間
退院。手術の種類・方法によっても退院の日数が変わってくる。

これはあくまでも一例なので、手術が決まった場合は、お医者様にしっかりとスケジュール確認をしましょう。

子宮筋腫の手術の費用は?保険適応はあるの?

手術の費用、気になるところです。保険適応については、何らかの自覚症状があったり子宮筋腫が疑われる状況で、子宮筋腫を発見するのが目的で検査を受ける場合は保険適応となり、1回3000円前後の費用となりますが、自覚症状がない定期的な検診は、保険適応外となります。また、一般的な手術なら保険適応となりますが、非観血的手術という、体にメスを入れない治療法の場合は、保険適応外となります。

まずは、保険適応の手術の費用についてみていきましょう。

■全摘出手術
・開腹手術・・20~25万円
・膣式手術・・20万円前後
・腹腔鏡手術・・20~25万円

■筋腫核手術
・開腹手術・・15~20万円
・腹腔鏡手術・・20万円前後
・子宮鏡手術・・8~10万円

となっています。

次に保険適応外の治療についてですが、薬を使って筋腫へ栄養を供給している血管を閉じる子宮動脈塞栓術、超音波を使って筋腫を小さくする集束超音波治療の2種類があります。各治療費は

■子宮動脈塞栓術・・40~60万円
■集束超音波治療・・40~50万円

となっております。

切らない筋腫治療センター

大切な自分の身体だから・・!

自分の身体を一番知っておかなくてはいけないのは…。そうです!自分自身です。

今回のテーマである、子宮筋腫のように目に見えなかったり、見過ごされやすい病気が潜んでいるかもしれません。少しでもおかしいなあ、つらいなあ、と思う変調があれば、自己判断ではなく早め早めに病院へ行っておきましょう。

何もなければ、よかった、よかった!何かあっても、早めの対応ができることで、自分自身の健康度はアップします!知らないで不安でいるよりも知っていて考える、で行きましょう!

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みなみ

子供の背中にキュンっとなります。
寝てる時のひよこ口にププッとなります。
朝日より夕日がすきです。

子育ての引き出し・・ちょっぴり、もっています。
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