1. >
  2. >
  3. >
  4. ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)とは?

ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)とは?

ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)とは?のタイトル画像

妊娠を見分ける際にも、不妊治療の有効な方法としても利用されるゴナドトロピンとは、どのようなものなのか?
女性の身体とゴナドトロピンの役割を知ることで、妊娠の可能性を高める方法を探ります。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015196251
目次 ゴナドトロピンとは?身体でどんな働きをするの?
ゴナドトロピンと女性ホルモンの関係
妊娠を見分ける鍵!?妊娠と性腺刺激ホルモンの関係
不妊治療に役立つ!ゴナドトロピンを増やして不妊治療!
どうやったらゴナドトロピンを増やせるの?
ゴナドトロピンは不妊治療のカギ!

ゴナドトロピンとは?身体でどんな働きをするの?

ゴナドトロピンは、性腺刺激ホルモンとも言われており脳下垂体で作られるホルモンです。脳下垂体で作られるゴナドトロピンには2種類あり、黄体化ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)と言われています。また、三つ目の性腺刺激ホルモンとしてヒト絨毛性ゴナドトロピン(hcg)があります。こちらは、妊娠中の胎盤で作られます。

ここでは、性腺刺激ホルモンと言われる2種類のゴナドトロピン(LHとFSH)についてお話します。

1.黄体化ホルモン(LH)
黄体化ホルモン(LH)は性腺からの性ホルモンの産生を刺激します。性ホルモンは、男性ホルモン(アンドロゲン)と女性ホルモンに分けられ、女性ホルモンはさらにエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)に分けられます。 

※黄体化ホルモン(LH)と黄体ホルモン(プロゲステロン)は、別のものです。

男性の場合は、性ホルモンの働きにより精子を成熟させます。女性の場合は性ホルモンが、卵胞の成熟、妊娠の成立・維持に関与してきます。

2.卵胞刺激ホルモン(FSH)
卵胞刺激ホルモン(FSH)は、卵巣内で未成熟の卵胞の成長を刺激し成熟させます。

ゴナドトロピンと女性ホルモンの関係

脳の中の脳下垂体という場所で、ゴナドトロピン2種類が作られます。そのうちの、黄体化ホルモン(LH)は、性腺で産生される女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)を刺激します。

エストロゲンは子宮に作用し、子宮の内膜を厚くして妊娠に備えます。基礎体温を下げる働きもあります。生理の終わり頃から、排卵前にかけて分泌が多くなります。

プロゲステロンは、妊娠を助けるホルモンです。受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態にととのえ、妊娠後は妊娠を継続させる働きをします。基礎体温を上げる働きがあります。排卵後から次の生理にかけて分泌されます。

妊娠を見分ける鍵!?妊娠と性腺刺激ホルモンの関係

3つ目の性腺刺激ホルモンである絨毛性ゴナドトロピン(hcg)は、受胎の直後から胎児の胎盤の一部で作られるものです。絨毛性ゴナドトロピンは、卵巣にある黄体の分解を防ぎ、妊娠に重要であるプロゲステロンの産生を保たせます。

女性は、毎月1回排卵後に卵胞が変化して黄体が形成されます。黄体はエストロゲンとプロゲステロンを放出して、子宮内膜の肥厚、発達させ、それを保持させます。

卵子が受精しなければ、黄体はプロゲステロンの分泌をやめるので、肥厚し発達した子宮内膜は分解され、剥がれ落ちて排出されます。それが月経です。

もしも受精すると、胎児の胎盤の一部で絨毛性ゴナドトロピンが作られます。絨毛性ゴナドトロピンは、黄体が分解されるのを防ぐので、黄体はプロゲステロンの産生をし続け、妊娠が継続されるのです。

早期の妊娠検査は、絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を検出し測定したものです。性腺刺激ホルモンの中でも、絨毛性ゴナドトロピンは、妊娠しなければ作られないものですし、尿中にも排泄されます。妊娠検査薬は尿中の絨毛性ゴナドトロピンを検出し測定ができるのです。
絨毛性ゴナドトロピンは、まさに、妊娠を見分ける鍵と言えるでしょう。

不妊治療に役立つ!ゴナドトロピンを増やして不妊治療!

脳下垂体から分泌されるゴナドトロピン(LHとFSH)は不妊治療に役立つと言われています。黄体化ホルモン(LH)は、性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の産生を刺激します。

エストロゲンは子宮に作用し、子宮の内膜を厚くして妊娠に備えますし、プロゲステロンは、妊娠を助けるホルモンで、受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態にととのえ、妊娠後は妊娠を継続させる働きをします。

卵胞刺激ホルモン(FSH)は、卵巣内で未成熟の卵胞の成長を刺激し成熟させます。ゴナドトロピンを増やすことができれば、子宮内膜や卵胞を受精し着床しやすい状態にしやすいといえそうですね。

どうやったらゴナドトロピンを増やせるの?

ゴナドトロピンを食事やサプリなどで増やす方法はまだ確立されていません。そため、不妊治療を産婦人科でおこなう際には、hMG注射とhCG注射という2種類の注射をします。

hMGには、卵胞刺激ホルモン(FSH)が含まれています。hCGは、絨毛性ゴナドトロピン(hcg)が含まれています。絨毛性ゴナドトロピンは、妊娠後の胎児の胎盤の一部から作られ、妊娠を継続させる力があり、黄体化ホルモンと似た性質を持っています。

hMG注射とhcg注射の2種類をコントロールして使用することで、脳下垂体から分泌されるゴナドトロピンである卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンと同じ役割をさせようという治療です。これをゴナドトロピン療法と言います。

ゴナドトロピンは不妊治療のカギ!

女性ホルモンと深いかかわりがあるゴナドトロピン。不妊治療をしている方には、ぜひ注目していただきたいホルモンです。

ゴナドトロピンは食事療法などで自分で増やすためにできる方法がまだ確立していないので、医療の力によって増やすことしか方法がない状況です。しかし、ゴナドトロピンを増やすことは妊娠しやすい身体をつくることにつながっていると言えるので、不妊治療を行っている方はゴナドトロピンの作用に注目してみてくださいね!

当社は、この記事の情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行うすべての行動やその他に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。また、表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。商品詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

関連する記事

この記事に関するキーワード

妊活・不妊 不妊症

この記事を書いた人

もりりん

毎日、わくわくしながら、笑って楽しく過ごしたいですね...

もっと見る

  1. >
  2. >
  3. >
  4. ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)とは?