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hcg値とは?妊娠継続率・週別の基準・異常だった場合の注意点まとめ

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「hcg値」という言葉を聞いたことはありますか?妊娠を望んでいてもなかなか授かることができない方は耳にしたことがあると思います。そんなhcg値とは何か、妊娠との関係、病院での検査などを紹介していきます。

目次 hcg値とは?妊娠にどう関係するの?
hcg値で妊娠が分かる!いつ検査したらいい?
病院での検査
妊娠していた場合のhcg値の基準
hcg値の値が異常だった場合に考えられること
hcg値を参考にする場合の注意点
まとめ

hcg値とは?妊娠にどう関係するの?

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■hcg値とは
hcg値とは、妊娠したかどうかを調べる際に使われる数値です。妊娠すると胎盤が作られますが、その胎盤から分泌されるホルモンのことを「hcg」別名「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」といいます。

このhcgは受精卵が着床することで生産され、少しずつhcg値が上がっていきます。また、尿中や血液中に排出されるので、尿や血液からhcg値を調べ、妊娠したかどうか判断することができるのです。一般的な妊娠検査薬は尿中のhcg値で判定され、簡単に検査することができます。しかし、子宮外妊娠や流産の可能性がある場合は、血液中のhcg値を調べる必要があります。

■hcg値と妊娠の関係
hcg値は妊娠継続率と深く関係しています。妊娠継続率とは、「妊娠してから流産せずに妊娠を継続できるのか」が分かる確率です。そしてhcgの役割は、人の妊娠に重要な「プロゲステロン」の生成を保たせることです。この「プロゲステロン」を保つことで、妊娠を継続することができます。そのため、hcg値が高いと妊娠継続率が上がり、hcg値が低いと妊娠の継続が難しくなる可能性があります。また、子宮外妊娠の場合もhcg値が低くなるとされています。

逆にhcg値が高すぎる場合は、双子や三つ子を妊娠している可能性もあるようです。

hcg値は妊娠を望んでいる人にとって、とても重要な数値です。妊娠検査で陽性が出て妊娠週数を重ねたとしても、hcg値が低いとそのまま流産となってしまう人も少なくないのです

hcg値で妊娠が分かる!いつ検査したらいい?

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■hcg値で妊娠が分かる!
この妊娠検査薬はhcgに反応し、陽性か陰性か表示される仕組みになっています。hcgは受精卵が子宮内膜に着床すると分泌され、hcg値が徐々に上がります。しかし、ある数値まで達しないと反応しないため、すぐに検査しても正確な判定ができません。

■いつ検査したらいいの?
一般的な妊娠検査薬は、尿中のhcg値が50mlU/mLを超えると陽性反応を示します。hcg値が50mlU/mLを超えるのは、妊娠4週とされています。そのため、生理開始予定日から1週間後以降に検査するように促されるものが多いです。

中には「早期妊娠検査薬」というものもあり、尿中のhcg値が25mlU/mLで陽性反応を示すようになっています。この早期妊娠検査薬は、hcg値が低い濃度で検出できるため生理開始予定日の2~3日前から使えるのが一般的です。

ヒト絨毛性ゴナドトロピン(定性) 血中基準値 

病院での検査

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病院では尿検査と血液検査によりhcg値を調べることができます。妊娠は病気ではないという定義なので、保険が適用されない場合がほとんどです。

■尿検査
病院での尿検査の正確性は市販の妊娠検査薬とほとんど変わりません。医療保険の種類によりますが、市販の検査薬よりも費用は高くなる場合が多いようです。

■血液検査
血液検査でもhcg値を調べることができます。尿検査よりも早期にhcgを検出することができるため、妊娠4週より前に検査する必要がある人は血液検査を進められます。また、尿検査に比べて正確な値を出すことが可能ですが、結果が出るまでに時間がかかる傾向にあります。

hcgの血液検査には下記の2種類があります
①血中hcg定性検査
hcgが体内で生成されているか調べる検査です。妊娠しているかどうかの判断や経過観察、流産や子宮外妊娠の補助診断などに用いられます。
②血中hcg定量検査
血液中のhcgの数値をより詳しく測定するための検査です。妊娠経過を診断する上で重要な超音波診断の補助診断として用いられます。

妊娠していた場合のhcg値の基準

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hcg値は血中hcg値と尿中hcg値があり、基準値がそれぞれ違います。血中hcg値は分泌量を数値化し、多いか少ないかで判断するため、より詳しい診断結果が得られます。尿中hcg値は分泌量が一定の量まで達したかどうかで判断します。

1.血中hcgの基準値
血中hcgは基準値の範囲内であれば、正常妊娠である・妊娠継続率が高いということになります。

妊娠3週:0〜50mlU/m/
妊娠4週:20〜500mlU/ml
妊娠5週:500〜5,000mlU/ml
妊娠6週:3,000〜1,900mlU/ml
妊娠8週:14,000〜169,000mlU/ml
妊娠12週:16,000〜160,000mlU/ml
妊娠24週:2,500〜82,000mlU/ml
妊娠36週:2,400〜50,000mlU/ml

2.尿中hcg値
以下の医療サイトによると、正常月経周期婦人さんの場合、以下の基準で診断試薬の陽性反応が出ています。

妊娠4週 尿中hCG感度25mIU/mlおよび50mIU/ml

正常月経周期婦人(28日型)の場合
妊娠4週0日における尿中hCG感度25mIU/mlおよび50mIU/mlの診断試薬で陽性,その数日後に感度200mIU/mlの診断試薬で陽性という反応が出ています。

ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)定性

hcg値の値が異常だった場合に考えられること

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hcg値が異常かどうかは、血中hcg値で判断します。値が基準値よりも高い場合と低い場合について考えられることは以下のとおりです。

■基準値より高かった場合
【多胎妊娠】
多胎妊娠とは、2人以上の赤ちゃんを同時に妊娠することをいいます。自然妊娠で授かる確率は80分の1と言われています。しかし、不妊治療をしている場合は、排卵誘発剤などにより排卵数が増加するため、双子以上の赤ちゃんを妊娠する確率が自然妊娠より多いようです。

【胞状奇胎】
受精卵が子宮内膜に着床すると、胎児に変化する「胎芽細胞」と、胎盤や卵膜に変化する「絨毛細胞」に分かれます。この絨毛細胞だけが異常増殖を起こし、子宮内膜を絨毛組織だけで占領してしまうようになります。このような病気のことを胞状奇胎といいます。

【絨毛性疾患】
妊娠し子宮にできた胎盤の外側には、絨毛(じゅうもう)という細い糸状の組織が密着しています。胎児は絨毛を通してお母さんの血液から栄養と酵素をとっています。この絨毛に発生する病気を絨毛性疾患といいます。絨毛はhcgを分泌する役割も持ち合わせています。

■基準値より低かった場合
【子宮外妊娠】
受精卵は本来、子宮内膜に着床しますが、その受精卵が子宮内膜外に着床してしまうことを「子宮外妊娠」といいます。妊娠検査薬や、病院の検査では妊娠反応が出ますが、超音波検査で胎嚢(たいのう)という赤ちゃんが入っている袋が見えないという状態になります。

【流産】
流産は、妊娠初期から妊娠22週未満までに妊娠が継続できなくなることを言います。

hcg値を参考にする場合の注意点

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■hcg値を参考にする場合の注意点
hcg値は尿中と血中で基準値が違いますので、見間違えないように注意が必要です。妊娠しているかどうかだけ知りたいときは尿中hcg値で、妊娠が継続できる状態かを知りたい方は血中hcg値を参考にしてください。

また、正常妊娠かどうかは病院での超音波検査で「胎嚢」「胎芽」「心音」が確認されて初めて正常妊娠と診断されますので、hcg値だけで自己判断し病院に行かないことは危険です。妊娠したら医師の指示に従い、きちんと病院を受診しましょう。

■hcg値が正常の場合でも注意すべき症状
hcg値が正常だからといって安心できないケースもあります。下記のような症状が現れたら、早めに医師の診察を受けてください。

【出血】
妊娠初期に出血があった場合、ごく少量の出血であれば問題ないことがほとんどですが、通常の生理と同じくらいの量であれば、流産や子宮外妊娠の兆候ということがあり得ます。出血の量は自己判断が難しい場合もありますので、出血がみられたら少量であっても医師に相談しましょう。

【腹痛】
妊娠初期の腹痛を経験している人は多くいます。そのほとんどが心配のない腹痛で、子宮が大きくなる過程で起こると考えられています。しかし、なかには流産の兆候として現れる危険な腹痛もあります。下腹部に強い痛みを感じたり、継続して痛みがある場合は、流産の兆候の可能性があるので、早めに医師に相談してください。

まとめ

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hcg値は主に妊娠検査に用いられますが、その妊娠に異常があった場合にhcgの値を参考にすることが多いため、一般的にはあまり知られてないかもしれません。hcg値が異常だと診断されたとき、計り知れない不安を覚える妊婦さんも多いと思います。ですがhcg値だけに振り回されず、病院での超音波検査や自分の体調もしっかりとチェックすることが大切です。そして、夫婦や家族で不安を共有して心の負担を減らし、おなかに宿っている赤ちゃんの生きる力を信じましょう。

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しゅか

初めまして☆
1児の新米ママ、しゅかです!
育児は初めてのことだらけですが、
子どもに癒されながら楽しく育児してます♪♪

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