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なぜ、母親にも「父性」が求められているのか?

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普段あまり意識しないかもしれませんが、父性と母性の違いって分かりますか?しかもこれ、親よりも子どもにとって大事なことのようです。一体、どういうことなのでしょうか?

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030004106

クリスマス、年越し、お正月とイベント続きの冬。
少し子どもに口うるさくなってしまった、というママさんはいませんか?
我が家もこの時期、はしゃぎがちな長男、次男に夫婦共にちょっとイラッとくることもあって、普段より怒る回数が増えています。

特に長男は、怒られるとイジけるくせに、いつまでもいつまでもグチグチと言いわけやら文句を言い続けてしつこいので、その態度にさらにこちらはイラッとする、という悪循環です。

親としても良くないなあ…と思っていたところ、河合隼雄さんの著書『Q&A こころの子育て 〔誕生から思春期までの48章〕』(1999 朝日新聞社)にこんなことが書いてありました。

「父親が不在」になる現代家庭

<父親が会社という「家」に行ってしまって、「お父さん」の役割をサボっていると、お母さんは、どうしてもお父さん役をしたくなってくる、しなければならないと思う。家庭の中に父性原理が欠けていることを本能的に感じるんです。>

ここでは、お父さんが家庭での役割を果たしていないから、
お母さんが父、母両方の役割をしようと思ってどうしても子どもに強く当たってしまうというのです。

そもそも前提として、父性原理というのは「切る」「区別する」という役割だと言います。
極端に言うと「しっかりせんやつは我が子でも殺す」という厳しいものだそうです。

反対に母性原理は「どんなに悪くてもうちの子」というもので、「受け入れる」「守る」ということが基本だそうです。

また、現代の家庭の一般的な傾向として、こんなことも書かれています。

<お母さんがお父さん化すると、お父さんがお母さん化するんです。いまはそういう家庭がすごく多いです。お母さんが「もっとちゃんとせなあかん」と言うと、お父さんの方が「まあええやないか、子どもが自分でやるんやから」とか言う。するとお母さんに「あんたがそういう甘いこと言ってるからダメなんですっ!」と叱られる。お父さんの方がだいたい弱いから、「はあ」って言って負ける。>

これを読んで思わず笑ってしまいましたが、うちは完全にコレでした(笑)。

父性と母性が曖昧な現代

実際に、こんなことも書かれています。

<子どもが育っていくためには、父性も母性も両方いるんです。ところが、いまの親のやっていることを子どもから見たら、父性も母性もない。父性もいい加減ぐちゃぐちゃ、母性もいい加減ぐちゃぐちゃで、どっちも生煮えみたいなことになってる。>

おそらく、うちはこの「父性も母性もいい加減ぐちゃぐちゃで生煮え」という状態が当てはまっているので、
子どもから見たら言葉にはできないものの混乱しているところもあるのかもしれないなあ、と思いました。

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この記事を書いた人

吉田 和充

クリエイティブコンサルタント
経営戦略、広報広告戦略の立案、実施、プロデュース、商品開発、新規事業立ち上げ、海外進出プロデュースなど
日本と世界をつなぎなが...

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