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公開 2016年01月31日  

赤ちゃんも車酔いするってホント?子どもの車酔いを見抜く3つのコツと、注意ポイント

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大人でもつらい車酔い。特に自分の気持ちを言葉にしてまだ上手に伝えることのできない時期の赤ちゃん・お子さんにはさらにつらい症状です。初めての車酔いが原因で、車や電車に乗る事自体が嫌いになってしまう事もあると聞きます。子どもが小さいうちは、子どもの車酔いにママが一早く気づき、嘔吐を防ぎましょう。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038016020

子どもはいつから車酔いをするのでしょうか?

私自身の経験ですが、息子がまだ2歳前後の頃、車酔いをして車内で嘔吐してしまったことがあります。「赤ちゃんも車酔いをするの?」と疑問を持っている方に対しては、私の経験からすると「はい」と答えられると思います。

「子どもはいつから車酔いをするの?」と考える方も多いと思いますが、大人でも車に酔いやすい人・酔いにくい人がいるように、お子さんの体質にもよるようです。大事なのは、ご自身のお子さんの様子を注意深く見守り無理せず車での移動を行うことだと考えます。

子どもの「車酔い」判断!3つのポイント

子どもの車酔いを判断する3つのポイントをご紹介します。この3つの状態のときには車酔いかも、と早めに対応するようにしています。もしかして、と思った時に参考にしてみてくださいね。

1.顔色が悪くなる
乗車時の顔色をチェックしておき、移動中も定期的に顔色を確認しておきましょう。乗車時は血色が良くても、だんだん白くなってきたら注意が必要です。夜間の移動中は、車内が暗くて気付きづらいので注意。

2.笑顔や口数が少なくなる
乗車前はニコニコしていたのに、気が付くと笑顔が減り最後には真顔だったり、への字口になっていることも多いです。無言でいる時間が多いようなら、「大丈夫?」と声がけしてあげるとよいです。まだしゃべれない時期のお子さんだと泣いたり、抱っこをせがんだりします。少しでもしゃべれると「大丈夫」「大丈夫じゃない」と伝えてくれる場合もあります。

3.お菓子や飲み物を拒否する
お腹が減っているはずなのに食べない・飲まない場合は「気持ち悪いからかもしれない」と心配する必要があります。あまり無理して与えようとすると吐き気を誘発してしまうので無理やり与えないようしましょう。

子どもの「車酔い」を防ぐため、気を付けたい5つの注意ポイント

では、子どもの車酔いを防ぐためにはどうしたらよいのか。私が気をつけている5つのポイントをご紹介します。

1.車内のニオイに注意!
車特有のあの社内のモワっとしたニオイを嗅いだだけで吐き気が・・・という人もいるのでは?車用の消臭剤も香りが強すぎるとそれはそれで気分が悪くなる原因になってしまうこともあるので注意するとよいでしょう。

2.食後に注意!
食事休憩後などに再び車に乗ると、やっと慣れてきた車内のニオイがまた気になり、且つ満腹の状態で揺られることで吐き気を催してしまう事が最も多いです。食後はゆっくり休んで食べたものを消化させてから車移動したいものです。

3.厚着に注意!
「短時間だから」「寒いから」と上着を着せたまま子どもを車に乗せてしまうことはありませんか?気分が良くない時に厚着をしていると逆効果です。寒そうなら上着を着せるのではなく、身体にかけてあげて簡単に調節できるよう配慮してあげるとよいです。

4.山道に注意!
山道を通ると、カーブがきつく右へ左へと揺られる回数が増加します。こまめに休憩を挟み、子どもに負担をかけないようにしてあげると気分も回復しやすくなると思います。

5.車での子連れ旅行に注意!
旅はママのテンションも上がって子どもに注意が向きづらくなります。車中で楽しく過ごしていたらいつのまにか子どもの顔が真っ青ということも!「何時までに旅館に着かなければ」と休憩もせず長距離運転してしまうと、まだ車という乗り物自体に慣れていない子どもにとってはとてもつらいです。お子さんが小さいうちは余裕をもったスケジュールをたてると安心です。

まとめ

車内で吐いてしまい車の中や服が汚れると、ちょっとした騒動になります。「大変だ」「どうしよう」とパパママの表情に現れると、子どもも落ち込んでしまいます。「なんで吐いちゃったの?!」なんて怒らないようにしましょう。

私自身、小学生になっても「気分が悪い」となかなか親に言い出せませんでした。自分の一言で車を止めるという行動は、子どもにとってはけっこう勇気がいることなのです。まだ言葉が上手に話せない時期のお子さんなら、なおさらです。

「この袋に吐いていいよ」と言っても嫌がる子もいます。袋の中に吐く行為は、小さいお子さんにはまだ難しいからかもしれません。車や乗り物自体が嫌いになってしまわぬよう、親側がこまめに子どもの様子を見守ってあげたいものです。

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