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【赤ちゃんの肺炎】症状と原因は?入院治療のタイミング・対処・予防法まとめ

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冬になると寒さと乾燥で風邪を引きやすくなる赤ちゃん。あまりにも高熱が出たり、咳が続いたりすると肺炎が心配になってしまいますよね。今回は肺炎について詳しくまとめてみました。

目次 赤ちゃんの肺炎の原因と感染経路は?
赤ちゃんの肺炎の症状は?風邪とはどう違うの?
赤ちゃんの肺炎の治療法は?
こんな症状が見えたらすぐ病院に!
肺炎のホームケアにおける注意点
後遺症はあるの?
赤ちゃんの肺炎を予防するためには
まとめ

赤ちゃんの肺炎の原因と感染経路は?

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赤ちゃんにはかかりやすい肺炎とそうでない肺炎があります。まずは肺炎にどのような種類があるか見てみましょう。

1.ウィルスによる肺炎
1~2歳児がかかりやすい肺炎の一つ。胸部のレントゲンを見ると肺の中心部からその周囲に向かって線状の陰影が見えることが多く、原因のウィルスはRSウィルス、パラインフルエンザウィルス、アデノウィルス、麻しんウィルス などで、患者の多くは経過とともに自然回復していくことがほとんどです。

2. 細菌による肺炎
胸部にはっきりと陰影が見られる場合はこの細菌性肺炎を疑われることが多く、新生児期はB群連鎖球菌、大腸菌等の腸内細菌、 1~2歳では、肺炎球菌・インフルエンザ菌などの細菌感染が多く、2~6歳では肺炎球菌・インフルエンザ菌などが主な原因となっていきます。乳幼児はまれに黄色ブドウ球菌にかかることがありますが、こちらに感染すると重症化しやすいため注意が必要です。細菌感染は抗生物質の投与による治療が主になります。

3.マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマとは、細菌とウイルスの中間のような存在です。マイコプラズマ肺炎は主に学童期以降になりやすく咳と発熱といった風邪と似た症状が現れしばしば発見が遅れがちです。熱は38度以下が平均ですが、長期にわたって咳の症状が出るのが特徴です。特に明け方やよる寝る前などに発作を起こしやすく、長い時には6週間以上続くこともあります。

このように一口に肺炎と言っても年齢に伴い感染しやすい原因が変わっていきます。特に赤ちゃんや子供はまだ免疫力が大人のように強くはないので、普段からの予防が重要になっていきます。肺炎の主な感染経路に接触感染と飛沫感染があります。赤ちゃんの場合は哺乳瓶など口に入れるものは煮沸消毒されているので安全ですが、くしゃみによる飛沫感染や外出時にお母さんの知らない間にものを口に入れるなどして感染してしまうことが多いので注意してあげましょう。

参考:「町医者」の家庭の医学

赤ちゃんの肺炎の症状は?風邪とはどう違うの?

どの感染経路だとしても、肺炎の初期症状はきわめて風邪の症状と似ていて、見分けがつきにくいのがほとんどです。ただ、普通の風邪であれば徐々に症状が治まっていきますが、肺炎を起こしている場合、高熱、激しい咳、痰、呼吸の乱れといった症状が5日以上続く、またはこういった症状が全く回復する傾向を見せません。

また、呼吸が浅く、チアノーゼをおこしたり、元気にしていても咳が一週間以上止まらず、睡眠がうまく取れないなどの症状がある場合も肺炎が疑われますので病院で受診しましょう。

高熱による脱水症状や呼吸困難が見られる際も同様に医師の相談したほうが良いでしょう。また、乳幼児は肺炎の症状が特にわかりにくいため、咳や高熱などの症状が出た場合は念のため早めに受診しておきましょう。肺炎は今では治る病気ですが、早期発見、治療が長引かないためのポイントとなります。赤ちゃんが風邪を引いたら、咳の有無にかかわらず一度病院を受診しておくといいでしょう。

赤ちゃんの肺炎の治療法は?

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肺炎の種類によって入院の有無や治療法が違います。病院で受診を承けた時に医師の診断を理解するためにも治療法を把握しておくといいでしょう。

1.ウィルスによる肺炎
症状は細菌性肺炎とくらべると軽く、短期間で治ることがほとんどです。後遺症も残らないことがほとんどで、自然治癒してしまうことが多いですが、ウィルスの種類によっては重い症状になることもあるため、入院が必要なこともあります。治療法は各ウィルスにあった抗ウイルス剤の投与になります。乳幼児の場合(18ヶ月以下)、細気管支炎に発展することもありその際には直ちに入院が必要になります。

2. 細菌による肺炎
細菌感染による肺炎は最も重症化しやすく、長期に続く高熱や咳などがあり、医師の診断による抗生物質の投与による治療になります。以前では長期の入院が必要でしたが、近年は抗生物質の効能の進化により入院せず、継承の場合は通院治療と自宅療養のみのこともあります。ただ、細菌感染の肺炎の場合、家族への二次感染の予防のためにも入院をすすめられることが多くあります。

3.マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマ肺炎の場合、軽度ですむことが多く、入院の必要はない病気です。細菌感染による肺炎に使う抗生物質は効かないため、マクロライド系・テトラサイクリン系の抗生物質を使いますが、咳のみ残ってしまう場合もあります。

こんな症状が見えたらすぐ病院に!

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昔は死に至る病気だった肺炎。今でも近所で子供が肺炎で入院したなど聞くことも多いでしょう。しかし、現在ではきちんとした治療を早期にしておけば、普通の風邪と変わりなく対処することができます。お母さんは赤ちゃんの症状を見極め、早期に病院を受診しましょう。

■高熱が出ていて機嫌が悪い
■咳が止まらず、3日以上続いている
■朝方と寝る前に咳発作があるもしくは咳発作で夜中に起きてしまう
■食欲不振など風邪に似た症状が長期にわたってみられる
■おしっこの回数が少なく、脱水ぎみ
■呼吸が浅い
■チアノーゼが見られる
■呼吸困難

このような症状が見られる場合は医師に相談しましょう。また、呼吸が浅い、チアノーゼ、呼吸困難などの症状がある場合には夜間でも緊急で応診してもらいましょう。赤ちゃんはまだしゃべることができないので、お母さんは小さなサインも見逃さぬよう、普段から赤ちゃんの様子を観察しておきましょう。

肺炎のホームケアにおける注意点

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肺炎は長引きやすく、赤ちゃんにとっても体力を消耗しやすく、お母さんの適切なサポートが早期回復のカギになるのできちんと知っておきましょう。

1.部屋の換気と加湿
これは普段から気にしておくと、風邪の予防にもなります。特に冬は乾燥し、部屋の湿度も上下しがち、なるべく一定なるように調整してあげ、換気も忘れないようにしてあげましょう。理想の湿度は60%前後、加湿器を使ったり、濡れたタオルなどを赤ちゃんの届かない場所にかけとくなどして、調節してあげましょう。

2.こまめな水分補給
高熱が出たり、咳が止まらなかったりと、脱水になりがちです。とくにまだおしゃべりをして要求ができない赤ちゃんにはこまめに水分補給をしてあげましょう。母乳や粉ミルク、赤ちゃん用の麦茶や経口飲料水など赤ちゃんが飲みたがるものを選んで飲ませてあげましょう。

3.寝る時の姿勢
肺炎は咳や痰が絡むなどしやすいので、赤ちゃんの背中が少し傾斜がかかるように寝かせてあげると、呼吸がしやすく、痰も絡みにくくなります。専用の枕もうっていますがタオルをたたんでマットレスの下にひくなどをして応急処置をとっても良いでしょう。

4.食事量
体力を消耗してしまっているのでなるべく消化にいいものをあげましょう。一気にあげすぎると胸を圧迫して咳き込んだ時に吐いてしまう場合もあるので小輪にし、赤ちゃんの機嫌のいい時にあげるようにすると良いでしょう。

後遺症はあるの?

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肺炎を起こすと激しい咳もあり、後遺症を心配するお母さんもいますが、適切な治療とケアをおこなっていれば咳が残ってしまうなどの後遺症になることはありません。ただ、肺炎発症後の咳は長引きやすく、熱などほかのの症状が治まっても、咳だけが1ヶ月以上残ってしまう場合があります。これはまだ全快していないだけであって、後遺症ではありません。

特に赤ちゃんはちょっとしたことで咳をしたりすることがあるので、回復後でもまだ咳が続いていると勘違いしてしまうお母さんもいますがあまり心配しすぎず、少しの間様子を見てあげましょう。一日に数回咳がちょっと出るくらいであれば特に心配はありませんが、あまりにも長い間継続して咳が止まらず、赤ちゃんの様子も優れないのであればほかの病気もしくは合併症が疑われるかもしれません。
日頃から注意深く赤ちゃんの様子を観察し、何か気になることがあればかかりつけの医師に相談しましょう。

赤ちゃんの肺炎を予防するためには

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肺炎の主な感染源は風邪と同じで接触感染もしくは飛沫感染ですので一番の予防は免疫力を上げることと手洗い、うがいになります。外から帰ってきた後、食事の前などには特に入念にしましょう。

赤ちゃんはうがいをすることはできませんが、家族全員が注意することによって赤ちゃんへの感染も防ぐことができます。また、赤ちゃんの歯を磨いてあげたり、口に入れてしまうおもちゃもきれいにすることよって感染のリスクを軽減させることができます。

肺炎の予防ではありませんが、インフルエンザの予防接種や肺炎球菌ワクチンの接種することによって感染自体を予防することもできます。希望の場合は医師に相談し、赤ちゃんが接種できる月数に達しているか確認しましょう

まとめ

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小さい赤ちゃんにとってとてもつらい肺炎。できればなってしまう前に予防してあげたいものですが、なってしまった場合でもきちんとした治療、ケアをしてあげる事によって赤ちゃんへの負担を軽減してあげることができます。

おかあさんだけではなく、家族全員で日頃から予防を心がけ、肺炎について学んでおき、いざという時のためにすぐ対処ができるようにしておきましょう。赤ちゃんもしくは家族に肺炎らしき症状が見られる場合はすぐにかかりつけの病院を受診しましょう。

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この記事を書いた人

てる

国際結婚をし、海外在住中の一児の母です。初めての子育て、しかも日本とは全く違う環境で日々悪戦苦闘中。
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