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公開 2015年12月28日  

子どもやお年寄りも安心!?韓国の餅「トック」が使える!

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日本の正月には、雑煮をたべる習慣がありますが、お隣の国の韓国では、トックという餅があり、スープの中にトックを入れて食べる習慣があります。なぜおすすめするのか理由をお話ししながら、魅力をお話しします。


初めて知る方も多いのでは・・・トックとは?

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トック(떡)は、穀物、 特に米(うるち米またはもち米)で作った朝鮮半島の餅、あるいは餅菓子である。
作り方、材料、地域などによって種類が多い。作る方法によって蒸すトック、搗くトック、炒めるトック、茹でるトックと分けることもある。おやつだが、節日によって色々なトックを食べる。日本語ではトックと表記され、発音されることが多いが、原語ではkが内破音であることから、トッと表記される場合もある。トルジャンチ(満一歳の祝い)やファンガプ(환갑/還甲。還暦のこと)の祝いにも欠かせない。

簡単に言うと米でできた餅!  ですが・・・

トックとは、簡単にいうとお米でできたお餅ですが、形を見てもらうと、日本のいわゆる四角い餅とは形が違います。楕円形で、薄いのです。

形だけを見ると、これは餅なのかとびっくりしますね。そして、食べる感触も、日本の餅とはまた違う感触です。

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トックのおすすめ理由 その①子どもも食べやすい

私がなぜこのトックをおすすめするのかというと、日本の餅より柔らかく、小さいので高齢の方や子どもでも食べやすいと思うからです。

よく冬のニュースで「喉に餅をつまらせて・・・」というのを見ると思います。

日本の餅を私もよく食べますが、伸びる感触はとてもおいしいし、味もとてもおいしいですが、時に噛み切れず詰まってしまうかとヒヤヒヤする思いをしたこともあります。子どもに食べさせるときは小さく切ったり、食べているところをしっかりとみていないと怖いなと思うときもあります。

しかし、このトックは歯で簡単に噛み切れる大きさで、柔らかいので、伸びるという感触はあまりないので、子どもでも食べやすいです。

トックのおすすめ理由 その②どんな料理にも合う!

おすすめする理由の2つ目は、どんな料理方法でも活用でき、味がからみやすいからです。

これは日本の餅でももちろんできると思いますが、この小さくて薄いトックを炒め料理に使ったり、スープ料理に使ったりできますが、表面がつるつるしていてタレやスープとのからみが抜群です。

実際に甘辛い炒め物をしたときにトックを入れると、餅の甘さとたれがマッチしておいしくいただけます。また、チゲなどのスープにトックをいれると、スープがしみこんでおいしくいただけます。

トックを雑煮として食べるには?

お正月と言えば、お雑煮。トックを雑煮として食べるにはどうしたらよいのでしょうか?
答えはシンプルですが、日本の雑煮の餅をトックに変えるだけでOKです!

また雑煮も地域によって、白みそをつかったりすることもあると思いますが、白みそはトックでもばっちり合うかと思います。

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我が家では、スープのベースを、

①昆布やかつおぶし+白だし の和風ベース
②鶏がらベースのスープ
③牛肉だしのスープ

と色々なベースにしてトックを食べています。どのベースでも見事においしいです。

おろしにんにくを入れたり、ごま油をちょっと垂らすと風味も増して、おいしさも増すのでおすすめです。

トックに合うチゲスープをつくるときのおすすめ

韓国のスープといえば、チゲスープですが、もちろんトックにぴったりなチゲスープ。

鶏がらだしや牛肉だしに、これを調整しながらいれるだけで、チゲスープになります。

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サムジャンという韓国の味噌調味料です。これを味を見ながら、少しずつスープにいれていくと、塩加減や辛さが増してチゲスープが完成します。

このサムジャンは、お店によって扱っているところも多いと思いますが、ネットでも売っているので入手もしやすいと思うので、ぜひおうちでチゲスープを作ってみてください。

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世界の色々なものでアレンジするで楽しい食卓に!

トックだけに限らず、何かを色々なものにちょっとアレンジするだけで、いつもとはまた違った食卓になるかと思います。

日本伝統の味ももちろん大好きですが、毎回そうするのではなく、少しアレンジするだけでレパートリーが増えるし、食べた感触や見栄えも変わって子どもたちの笑顔もまた一つ増えるのでは♪

ぜひ参考にしてみてください。

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