1. >
  2. >
  3. >
  4. 【妊娠糖尿病】症状と原因は?治療・予防法ご紹介!胎児への影響は?

【妊娠糖尿病】症状と原因は?治療・予防法ご紹介!胎児への影響は?

【妊娠糖尿病】症状と原因は?治療・予防法ご紹介!胎児への影響は?のタイトル画像

妊娠中は様々な体調の変化によるトラブルに見舞われることがあるかもしれません。妊娠糖尿病という病気を知ってますか?妊娠糖尿病は妊婦さんの10人に1人が経験すると言われています。妊娠生活を快適に楽しく過ごすために情報をしっかり確認して正しい対処をするように心がけましょう。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044014958
目次 妊娠糖尿病とは?どんな症状があるの?
妊娠糖尿病の原因は?
母体・胎児への影響は?
妊娠糖尿病の治療法
妊娠糖尿病になりやすい人とは?
妊娠糖尿病の予防法
まとめ

妊娠糖尿病とは?どんな症状があるの?

【妊娠糖尿病】症状と原因は?治療・予防法ご紹介!胎児への影響は?の画像1

■妊娠糖尿病とはどのような病気なのでしょうか?
2010年9月より妊娠糖尿病の診断基準が変更され、妊娠糖尿病と診断される妊婦さんが増えてきている身近な問題です。妊娠糖尿病とは、それまで糖尿病ではなかった方が妊娠してかかってしまう糖代謝異常です。(妊娠前から糖尿病だった方や、妊娠中に糖尿病と診断された方は含めません。)

それまで糖尿病とは縁のなかった方の約10%の方が、妊娠糖尿病になるといわれています。つまり計算上は10人に1人が経験するということです。症状が軽い場合は出産後に正常な状態に戻るので、過度に心配する必要ありませんが、出産後も高血糖が続けば糖尿病へと進行してしまうこともあります。

妊娠初期における病院での検査では妊娠糖尿病にかかっていないかの検査はありますが、自分でも正しい知識を持っておくと、いざと言うときに慌てずに対応できますね。


■もしも、妊娠糖尿病になった場合はどのような症状があるのでしょうか?
妊娠糖尿病は症状が進行するまで自覚症状はほとんどありません。のどが渇くやトイレに行く回数が増えるといったような症状がある場合もあります。

問題のない状態であっても、妊婦さんは胎児による膀胱の圧迫によってトイレの回数が増える場合も多いですので
このような症状だけで判断するのは難しいですね。

妊娠糖尿病の原因は?

エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンが卵巣から胎盤で作られることによる影響により、妊娠するとこれまでと違った状態に母体が変化します。

どういうことかと言いますと、妊娠前はエストロゲンやプロゲステロンなど女性ホルモンは卵巣から作られているのですが、妊娠することで卵巣ではなく胎盤から作られるようになります。このように通常とは異なった仕組みに変わることから、体内のインスリンの働きが少なくなるそうです。

さらに妊娠中期以降は、胎盤から出るホルモンの影響でインスリンの働きが悪くなります。そして、血液中のブドウ糖が分解されにくくなることで、血糖値が上がりやすい状態になります。

正常の妊婦さんは、インスリン抵抗性になる時期には、膵臓からインスリンを多く分泌して血糖値を上げないように調節する身体の仕組みになっています。

しかし必要なインスリンを分泌することができない体質の妊婦さんでは、血糖値が上昇してしまうそうです。妊娠中のからだの中では、本当に多くの変化が生じています。それが妊娠中の糖尿病を引き起こしてしまうのです。
  
また、肥満や高カロリーな食事の摂取は、妊娠糖尿病の原因となります。 そして、流産や早産の経験、高齢出産、ストレスも妊娠糖尿病の要因となります。家族に糖尿病患者がいるといった遺伝などの体質も原因のひとつとなっているそうです。

母体・胎児への影響は?

【妊娠糖尿病】症状と原因は?治療・予防法ご紹介!胎児への影響は?の画像2

■お腹の赤ちゃんへの影響は?

お母さんが高血糖であることにより、おなかの中の赤ちゃんも高血糖になります。さらに、さまざまな合併症が起こる可能性があります。また、血糖のコントロールが悪いお母さんから産まれる赤ちゃんの体重が大きくなることがあります。そして、出生後に低血糖や呼吸障害を起こす可能性が高くなるとも言われています。


■母体への影響は?

大きい赤ちゃんが産まれるため、帝王切開が必要となる割合が高くなります。また早産の可能性も高くなります。そして、妊娠高血圧症候群のリスクも高くなると言われています。


妊娠初期は病院の検査で妊娠糖尿病になっていないかを尿検査で調べてくれます。

お母さん:妊娠高血圧症候群、羊水量の異常、肩甲難産、網膜症、腎症など

赤ちゃん:流産、形態異常、巨大児、心臓の肥大、低血糖、多血症、電解質異常、黄疸、胎児死亡など

妊娠糖尿病の治療法

尿検査で尿の中にブドウ糖が見つかったとしたら不安になりますね。でも、1回だけなら生理的なものですから問題ではありません。

ただし、検査で2~3回以上続けてブドウ糖が出た場合には病院にて検査を行います。ブドウ糖負荷試験を経て、妊娠糖尿病を診断されると、まずは食事療法を開始します。ただし、血糖値が非常に高い時にはインスリン療法が必要になります。

出産後には血糖値は改善することが多いということですが、妊娠前から血糖値が高かったと考えられる妊婦さんでは、分娩後も治療を続けます。 妊娠中に血糖値が高くなった場合は、将来糖尿病になりやすくなるそうです。

出産後も時々血糖値を測定し、高血糖の早期発見、早期治療を心がけたほうが良さそうですね。治療法は主に以下の3つがあります。

【食事療法】
決められた1日の摂取カロリーを6~7回に分けて食べるようにする。 栄養士さんに相談してください。そうすることによって食後の血糖値が急上昇するのを抑えられて胎児に過剰なブドウ糖が送られないため、合併症を防ぐことができます。

【薬物療法】
食事療法を行っても血糖値がコントロールできない場合は、インスリン治療を行います。妊娠初期ではインスリンは効果的ですが、妊娠中期以降にはインスリンの効きが弱いため、血糖値が上昇しやすいといったように、妊娠時期によってインスリン効果が異なるので、インスリンの使用量を調節する必要があるそうです。 経口糖尿病薬は胎盤を通じて胎児に何らかの影響与えてしまう場合があります。原則として使用されません。

【運動療法】
妊婦さんの体重が増えすぎないようにしたり、出産に備えた体力作りのためにも軽い運動は重要です。無理なく続けられるウォーキングなどの軽い運動をすると良いですね。また、プールでのウォーキングも良いかもしれません。ただし、高血圧、網膜症などの合併症がある場合は、主治医と相談されてから運動をするようにして下さいね。

妊娠糖尿病になりやすい人とは?

【妊娠糖尿病】症状と原因は?治療・予防法ご紹介!胎児への影響は?の画像3

妊娠糖尿病とはどんな病気かをご紹介してきましたが、この病気になりやすい人はどんな人なのでしょうか?

下記の症状にあてはまる方は発症しやすいといわれています。

【妊娠糖尿病のリスクの高い人】

・糖尿病の家族がいる
・肥満

・妊娠してから体重が急に増えた
・高齢出産
・巨大児分娩既往
・原因不明の習慣流早産歴/周産期死亡歴
・先天奇形児の分娩歴

・強度の尿糖陽性もしくは2回以上反復する尿糖陽性
・妊娠高血圧症候群
・羊水過多症

ちょっと当てはまると思った方は、次に予防法をご紹介します。

妊娠糖尿病の予防法

【妊娠糖尿病】症状と原因は?治療・予防法ご紹介!胎児への影響は?の画像4

妊娠糖尿病は自覚症状がないので、妊婦健診での検査が頼りになり、重要になってきます。定期健診の尿検査で、尿糖「+」と出るだけでも、とても不安になります。生活を振り返るきっかけにしていきましょう。

■妊娠糖尿病予防のために生活を見直しましょう!【妊娠糖尿病の予防策~生活の中でできること~】

・規則正しい生活を送る 
・ウォーキングなどの軽い運動を行う

・1日3食、栄養バランスを考えて食事をとる
・油分・糖分の多い食事をできるだけ避けて、可能な範囲で薄味、とくに和食を選ぶ
・ほうれん草やひじき、小松菜など、鉄分の多い食品を食べる
・肉、魚、大豆製品、卵などの良質たんぱく質をきちんと食べる
・海草やきのこなど、食物繊維もバランス良くとる
・塩辛いもの、インスタント、コンビニ食はなるべく食べないようにする
・デザートは、ケーキ、チョコ、クッキーはバナナや和菓子に変更する
・フルーツはほどほどにする。食べ過ぎは糖分取りすぎになるので注意する

少し気をつけるだけで、変わります。その結果、重症化を防いで、お母さん自身と赤ちゃんを救うことができます。

まとめ

・妊娠糖尿病とは、それまで糖尿病ではなかった方が妊娠してかかってしまう糖代謝異常
・10人に1人が妊娠糖尿病の可能性あり
・妊娠することでブドウ糖が異常に代謝するので、糖分の摂りすぎに注意
・症状が軽ければ出産後に正常に戻るので、それほど深刻に考えなくても大丈夫
・症状が悪化すれば胎児が巨大化して難産になったり、胎児の発育不全や新生児血糖などになりやすい
・妊娠するとエストロゲンやプロゲステロンが卵巣ではなく胎盤から作られるようになり、それがインスリンの働きを悪くする
・家族や親族などに糖尿病の方が多いと妊娠糖尿病になりやすい体質を受け継ぐ
・妊娠糖尿病になった妊婦さんのうち約半数は、将来、糖尿病になる可能性がある
・食事は野菜を中心とした栄養バランスの良い和食にして、味付けは薄めにする
・食事の回数を細かく分けることで急激に血糖値が上昇するのを抑える
・安定期に入ったら、ウォーキングなどの軽い運動で体重増を防ぐ

妊娠糖尿病の多くの場合は、出産後に改善すると言われています。ただし、一度かかってしまうと、その後に糖尿病になる確率がかなり高いとのことです。

お母さん自身の体のためにも、産まれてくる赤ちゃんのためにも、今回ご紹介したような点にさっそく留意して、妊娠糖尿病にかからないように注意や努力をしていきましょう!

当社は、この記事の情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行うすべての行動やその他に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。また、表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。商品詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

関連する記事

この記事を読んだ人にオススメの記事

この記事に関するキーワード

妊娠 妊娠中の病気・症状

この記事を書いた人

まゆみん

現在2人の男の子をもつ2児の母です。

現在仕事を辞めて子育て中心の日々です。
TV・新聞などでは暗いニュースがおおい中、不安を抱いてしまう状況になります...

もっと見る

  1. >
  2. >
  3. >
  4. 【妊娠糖尿病】症状と原因は?治療・予防法ご紹介!胎児への影響は?