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モロー反射とは?危険なの?いつまで見られ、その対処法は?

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生後2~3か月までに見られる反射のことを原始反射と言います。主な原始反射には「把握反射(赤ちゃんがギュッと握り返す)」、「吸啜反射(赤ちゃんが指などに吸い付く)」、「モロー反射(ぴくつき)」などがあります。原始反射は、赤ちゃんに必要で本能で備わっているものです。今回は、モロー反射についてお話しします。

目次 モロー反射とは?
モロー反射はいつからいつまで?モロー反射の赤ちゃんへの影響
モロー反射の対処法にはおくるみがおすすめ
おすすめおくるみ① Swaddle Me
おすすめおくるみ② Hoppetta/NAOMI ITO
赤ちゃん・新生児のモロー反射は自然な反応
神秘的な赤ちゃんの行動に目を凝らしましょう

モロー反射とは?

■モロー反射とは
赤ちゃん特有の原始反射の一つで、顔を正面にして寝かせてから頭を支えて少し引き起こし、急に頭部を支えていた手を緩めてみると、赤ちゃんが手を前につっぱる仕草をすることです。オーストリアのエルンスト・モロー医師が発見したので名づけられました。

赤ちゃんの神経が未発達なため、生後間もなくはモロー反射が出現します。成長過程にとって必要な原始反射の一つです。(一説には、昔から人間が母親に抱きつく仕草の遺伝だと言われています)

■モロー反射をさせる方法
モロー反射を見るには、まず赤ちゃんをベット等の頭と体を保護できる場所に寝かせます。頭を30度ほどそっと上げたら、突然頭部を支えていた手を離します。あまり、高い位置から手を離すと恐怖心が生まれるので、少し上げる程度で大丈夫です。

すると、赤ちゃんは抱きつくように前面に向かって腕を広げて上げます。何かに抱きつくような仕草を見せ、指先までピンと伸ばします。これがモロー反射です。

■モロー反射の注意点
この方法は、検診時に医師が赤ちゃんを診察しながら行うものです。医師は、十分に訓練されていますし、整った環境で行いますので安心して大丈夫です。ただ、一般の方がやたらと行うと赤ちゃんも不安になりますし、危険も伴いますので、下記の反応があればモロー反射がある、と思って良いです。むやみにチェックすることは控えましょう

●扉や窓を閉める音にも反応する
●眠っていてもドアの開閉に反応して手を伸ばしている姿も見られる
●まぶしい光や風に当たってもモロー反射が出ることがありますが、目が覚めていても眠っていても反応するので病気ではありません

モロー反射はいつからいつまで?モロー反射の赤ちゃんへの影響

モロー反射は原始反射です。原始というその名の通り、緻密な発達以前の時期にみられる反射です。新生児から生後3か月くらいまでみられることが多いようです。モロー反射が消失すると、首座りなどの首の動きが発達していくことから、モロー反射は神経発達の道程の一つと考えられています。

生後3か月くらいになると、原始反射は赤ちゃんの脳や中枢神経の成熟により少しずつ抑制され、4か月近くになると手の把握反射以外は消えていきます

基本的には、すべての新生児にみられます。そのため、中枢神経系の発達、成熟の評価にも用いられています。赤ちゃんが最低限生きるために必要な反射、とも言われます。生まれてすぐに原始反射が見られない時や、消失する時期になってもまだあるとき、また明らかに左右差があるときなどは、中枢神経系の異常が考えられます。小児科医は、出産して退院する時に行う「退院時診察」生後一か月の「1か月検診」、首座りを確認する「3~4か月検診」の時に確認をしています。

モロー反射に関して、見ている側が不安に思うのは「こんなにびくついて脳に悪影響は無いか?」と「ほとんど反射が無いようだけど大丈夫か?」に二分されるのではないでしょうか。

基本的には、何度も繰り返す赤ちゃんもいれば、時期的なものであまり繰り返さない赤ちゃんもいます。回数の多い、少ないは特に問題ないことがほとんどです。また、意外と誰も見ていないところで、自然に反射行動を起こしていたりするものです。

回数が多すぎるのではないかと脳の異常を心配する人のために「てんかん」との鑑別について一言添えておきます。

てんかん(点頭)の特徴的な症状としては、目覚めたときや眠くなってきたときに「手足を急につっぱる」「首をカクンカクンと前に倒す」「両手をぱっと開く」などの特徴的な症状が一日に頻繁にある、などが挙げられます。また、モロー反射と違って、一瞬のぴくつきではなく少なくとも数十秒は続きます。そして段々無表情になっていきます。

心配であれば小児科医を受診して良いと思いますが、てんかんの発症率は赤ちゃん1万人に対して3.1人で、そう多くはありません。

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モロー反射の対処法にはおくるみがおすすめ

時々モロー反射のあとで赤ちゃんが大泣きしたり、このために寝付けなかったりします。これは母親から離れてしまう不安感もあります。ゆっくり抱きしめて安心させてあげましょう。

ただ、24時間はできませんし、赤ちゃんがゆっくり眠るためにもお勧めのおくるみがあります。

おすすめおくるみ① Swaddle Me

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ベロクロテープでとめるおくるみは、ママの胎内や抱っこの感覚で赤ちゃんが落ち着きます。足入れポーチがあり、股関節を締め付けない構造です。安心感に包まれてぐっすり眠ることができそうです。

■素材:綿100%
■体重:3.2㎏~6.4㎏くらいまで
■色:アニマル柄、フラワー柄など
■価格:2800円

スワドルミー[Swaddle Me]

おすすめおくるみ② Hoppetta/NAOMI ITO

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赤ちゃんを包み込みやすいように5角形にデザインされています。Wガーゼ素材で安心ですし、中央ポケットにふわふわたまご型マットをインし、首座り前の赤ちゃんを安心して抱っこすることができます。

■素材:Wガーゼ
■体重:3㎏~6㎏くらい
■色:飴細工、バニラアイス、こんぺいなど
■価格:5500円

Hoppeta/NAOMI ITO

赤ちゃん・新生児のモロー反射は自然な反応

モロー反射とは?危険なの?いつまで見られ、その対処法は?の画像4

モロー反射は、昔から赤ちゃんが母親に抱きつく仕草の遺伝だと言われています。これに関しては科学的な根拠はありません。赤ちゃんからインタビューできるわけではないので、事実はわからない、というのが本当のところのようです。

しかし、仕草と言い、手を離す時に起こるというタイミングと言い、やはり赤ちゃんが「抱っこして~」と反射的にぬくもりを求めているように見えてしまいます。抱っこして眠っていて、ベットや布団に下ろすと起きてしまうなどの場合、時にイライラしたりしますね。でも、この仕草をみるとつい手を出してしまいたくなります。赤ちゃんはいつでも抱っこしていてほしいのかな、と見えたりします。

一人では何もできない赤ちゃんが、抱っこを離れてぬくもりを感じなくなると不安でびくっとするのは、わかりやすい解釈のように思えてなりません。一昔前には「抱き癖がつく」などの通説があったようですが、歩くこともまだ首すら座っていない赤ちゃんが抱っこしてほしいのは、当然ではないでしょうか。

24時間抱っこしていることは無理なので、それは必要ないと考えますが、この「びくっ」が可愛くて見たいがために大きな音や風を当ててみたりする人もいるようです。しかし、これを繰り返すと赤ちゃんは恐怖心が芽生えて、対人関係や周囲に積極的になれないので、むやみに音を立てることは控えましょう

神秘的な赤ちゃんの行動に目を凝らしましょう

人間も動物なので、生まれついて生きていくための本能が備わっています。おっぱいを吸う吸啜反射や、手を使っていくための把握反射など、生命維持のための反射と共に、「可愛がられるための反射」というのが人間にはある気がします。

寝ているときになぜかふっと笑顔に見える表情をする「エンジェルスマイル」「モロー反射」など、思わずほっこりさせられる瞬間を赤ちゃんはくれます。モロー反射も不安の表れならば生命維持のためと言えますが、仕草としては抱っこして~とばかり愛らしく見えてしまいます。

何もできない赤ちゃんが、世話をしてもらうために手を出したくなるような行動をするような気がして、なんだか肩の力が抜けるような、赤ちゃんは神秘だなと思います。そんな行動に目を凝らすと、赤ちゃんの見方が変わってくるかもしれませんね。

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この記事を書いた人

acchan

現在二人の子どもの子育て真っ盛りのママです。
子どもの個性を伸ばした関わり方を大切に、日々試行錯誤しながら自分自身も成長しています。
自分自身も子どもと一緒...

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