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  5. 月経不順だと妊娠しにくくなる? 原因・症状・治療のまとめ

月経不順だと妊娠しにくくなる? 原因・症状・治療のまとめ

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近年ストレス社会と言われる中で、女性ホルモンはストレスに影響されてしまい、月経不順を起こしやすくするだけでなく、月経不順を放置していると不妊にもつながってしまう可能性も指摘されています。女性として生まれ月経(生理)が始まり、閉経するまでの約40年もの間月経とお付き合いすることになります。その月経について考えてみたいと思います。

目次 1.月経不順かも?正しい月経周期の数え方
2.月経不順にはどんな種類があるの?
3.月経不順って妊娠しにくいって本当?
4.月経不順の原因は?
ストレス
体型(痩せすぎ、太りすぎ)
プロラクチン(女性ホルモンの1つ)が多く分泌
甲状腺の異常
冷え症
5.自分でできる月経不順の対策法
過度なストレスをためない
生活のリズムを整える
身体を冷やさない
6.病院での月経不順の治療はどんなもの?
7.まとめ

1.月経不順かも?正しい月経周期の数え方

■月経とは?
月経は生理、女の子の日、メンスなどさまざまな呼び方がありますが、正式な医療用語は月経と呼ばれています。

女性の身体は、成熟すると子孫を残そうと妊娠に備えて排卵し、子宮の中では赤ちゃんにとって居心地のよい環境を作ろうとする働きがあります。妊娠が成立しなかった場合に、子宮からそれらが剥がれ落ちて身体の外へ血液として排出されていきます。それが月経といわれるものです。

■正しい月経周期と期間、量とは?
月経周期とは、月経がスタートした日から次の月経がスタートする前日までをいいます。25日~38日が正常とされています。月経期間は月経がスタートして出血がおさまるまでの期間をいい、3~7日が正常とされています。

量は経血量ともいわれ、月経期間中に排出される血液の量をいいます。2日目をピークに3日目からすこしづつ減っていきます。20ml~140mlが良いとされています。

この3つそろって正常な場合が、月経は安定していることになります。

2.月経不順にはどんな種類があるの?

月経不順には、月経周期の乱れによるものと、月経期間の乱れによるもの、量の異常によるものと3タイプがあります。

1.月経周期の乱れ
■稀発(きはつ)月経
月経周期が39日以上、あいだがあく長い周期のことをいいます。排卵がないままの無排卵周期(むはいらんしゅうき)の月経になっていることも多いです。

■頻発月経
月経周期が24日以下で、短い期間に月経がおこります。
          
2.月経期間の乱れ
■過短月経とは、月経が2日以内で終わってしまう状態です。
■過長月経とは、月経の期間が8日以上続く状態です。

3.経血量の異常
■過小月経とは、経血量が少なく、20ml未満でごくわずかナプキンにつく程度で終わってしまう量です。
■過多月経とは、経血量が極端に多くなり、140以上出血し、血の塊がでてきたりして貧血になる場合もあります。

3.月経不順って妊娠しにくいって本当?

月経は主に2つの女性ホルモンの影響をうけながら周期的におこります。1つは、エストロゲン(卵胞ホルモン)と、もうひとつがプロゲステロン(黄体ホルモン)です。女性ホルモンは脳にある視床下部、下垂体に影響されているためこれらのひとつでも異常を起こすと、月経不順になってしまいます。

ストレスは、ホルモンバランスを崩すため、女性ホルモンの影響下にある月経はストレスの影響を受けるということになります。月経不順を放置しておくと、卵巣や子宮の働きが落ちて排卵しずらくなったり、子宮の内膜が硬くなったり赤ちゃんを迎える環境ができず、育ちにくくなったりとさまざまな影響がでてしまいます。

月経不順のなかでも、排卵のみられない無排卵月経は不妊症の大きな原因になっています。この事からも月経不順と妊娠しにくいのは、大きく関係しているといえます。

4.月経不順の原因は?

ストレス

月経は心理的な影響をうけやすく、心の状態を表していると言っても過言ではありません。ストレスは、司令塔である脳の視床下部、下垂体の機能が低下するため、女性ホルモンの分泌が少なくなります。

そのため過度なストレスは月経不順の原因になります。また精神的な側面だけでなく、体調不良、疲れ、睡眠不足など身体的ストレスも月経不順になりやすくなります。

体型(痩せすぎ、太りすぎ)

月経はからだの変化を敏感に感じとります。例えば、痩せすぎの場合、ダイエットなどした場合は栄養が足らず、脳からの指令がしっかりと機能しなくなるため、女性ホルモンも分泌も少なくバランスが崩れることで月経不順になります。

プロラクチン(女性ホルモンの1つ)が多く分泌

プロラクチンは女性ホルモンのひとつで、主に母乳を作る働きをするので授乳中に多く分泌され、卵子をつくる働きを抑えます。それが何かしらの原因で、脳がプロラクチンを多く出すように指令したり、薬の副作用(精神安定剤など)によって、起こるとされています。

甲状腺の異常

甲状腺ホルモンは、卵胞の成長を助けてくれる働きがあります。甲状腺ホルモンがないと卵胞が成長しなかったり、多すぎると排卵が短期間で終わるなど、甲状腺は月経と密接な関わりがあるホルモンなのです。甲状腺が多すぎても、少なすぎても月経不順の原因になってしまいます。

冷え症

冷え症は身体の末端の血の巡りが悪く、体温が下がり冷たく感じる状態のことをいいます。体温を作り出すのは80%が筋肉といわれており、男性よりも筋肉の少ない女性はとくに冷え症になりやすく、子宮も冷えることによってホルモンバランスも崩れ月経不順の原因になります。

5.自分でできる月経不順の対策法

過度なストレスをためない

生活のなかで、ストレスを受けない日はほとんどありません。特に、環境面でのストレスは簡単には解消できないため、緊張がほぐれる空間(居場所)をつくり、心から信頼できる人と話をするなど、自分にあった方法で、ストレスを溜めすぎないようにしましょう。

生活のリズムを整える

日常生活リズムが乱れると、食生活も乱れ睡眠も不規則になります。食生活でも十分な栄養が得られず、ホルモンバランスが乱れてしまうので、生活のリズムを整え、食事も栄養のあるものでバランスよく取って、身体面から整えてあげてましょう。

身体を冷やさない

女性は筋肉が少ない分、冷え症になりやすいため、ストレッチや運動をすることをで身体全体の血の巡りがよくなります。温かい食事を心がけながら、クーラーの下では、手先・足先を暖めて身体を冷やさないようにしましょう。

6.病院での月経不順の治療はどんなもの?

月経不順が3ヶ月続いたら婦人科受診するのが一般的です。病院では以下の検診がされます。

1.問診
お医者さんより、過去の病気、手術の有無、普段の月経についてや食生活、生活リズムなど確認があります。

2.内診
子宮と卵巣の状態をチェックするため、お医者さんが膣内に指をいれてお腹を押さえながら確認していきます。

3.血液検査
採血をし、女性ホルモンや病気の有無を検査します。

4.エコー検査
膣の中から細長い棒状の器具をいれることで、エコー(超音波画像)で子宮や卵巣の状態を確します。

5.ホルモン負荷試験
月経周期に関係するホルモンに、負荷をかけることでホルモンの量などの反応をみるテストをしていきます。


そのほかに、毎日朝起きて布団に横になった状態で、1ヶ月間ほど基礎体温チェックを行うよう指導がある場合もあります。脇の下ではなく舌下ではかります。また、通常の体温計ではなく、基礎体温専門の体温計があります。
検査がおわり、診断がついたら月経不順の原因となっている病気そのものに対する治療になっていきます。ほとんどが内服治療になりますが、まれに脳の病気によって月経不順が起こっていることもあるようです。

7.まとめ

今回、月経不順についてみていきましたが、月経は女性にとって“心と身体の変化を感じとりながら心身の異常を教えてくれる大切な指標”であることがわかりました。

そして、妊娠できる状態に備えて身体は毎日変化をし、子供を生み育てて命を繋いでいくという、先祖代々経験し、時代に応じながら月経と向き合い、対処し私たちを生んでくれたということに、人間の神秘さを感じました。

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この記事を書いた人

かぼちゃん

子育てをしながら記事を書いています。宜しくお願いします♪...

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