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妊娠中、辛いものが食べたい!妊婦もカレーやキムチを食べていいの?

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妊娠をすると、食べ物の嗜好が変わる方が多いですよね。それまでは、そんなに食べていなかった辛い食べ物が無性に食べたくなってしまったり、つわりがあっても、これだけは食べられたりといった変化があることがあります。でも、妊娠中に食べて問題ないのか、赤ちゃんに影響がないのか不安になりますよね。ここでは、妊娠中に辛いものを食べても大丈夫なのかご説明します。

目次 妊婦の辛いものはNG?
妊娠中に辛いものを食べすぎない方がいい理由
赤ちゃんへの影響はあるの?
香辛料にはいい効果も
適量を守りながら、楽しもう!

妊婦の辛いものはNG?

妊娠中は、ホルモンの変化もあり、無性に辛いものが食べたくなると言われています。妊娠前はそんなに食べていなかったものを急に食べたくなったり、逆に、大好きでよく食べていたものが、苦手になったりと、妊娠を機に味覚の変化を感じている人が多いようです。
なぜ、妊娠を機に味覚が変化するのでしょうか?
一つに妊娠維持に欠かせない黄体ホルモンが急激に増えることで、自律神経の働きが乱れること、もう一つに、妊娠することで、味覚機能の維持にはたらく亜鉛などのミネラルが不足するからだと言われています。日々成長する胎児にも亜鉛は必要です。ですから、妊娠前よりも亜鉛を含む食材を妊婦は摂取しなければなりません。しかし、妊娠中は亜鉛などのミネラルが不足しがちです。そのため、妊娠中に味覚が変化するのです。妊娠中は辛いものやカフェインなどの刺激物は控えた方が良いと言われていますが、食べ過ぎに注意すれば、辛いものを食べても大丈夫だそうです。

妊娠中に辛いものを食べすぎない方がいい理由

1.妊娠高血圧症のリスクを高めるから
妊娠中、辛いものを食べることをなるべく避ける方が良いと言われているのは、辛いものに「塩分」が多く含まれているからです。妊娠をするとホルモンの影響で体に水をためやすくなります。
いわゆる「むくみ」のことです。そんな妊娠中に、塩分の多い食べ物を摂取すると、さらに水分を体に溜めこんで、妊娠高血圧症のリスクを高めることになります。妊娠20週から産後12週までに発症した高血圧を発症した場合に「妊娠高血圧症」と言います。この病気は重症化しやすく、赤ちゃんに十分栄養がいかず、発育不全を引き起こしたり、場合によっては赤ちゃんが亡くなってしまたっりする赤ちゃんとお母さんにとって大変危険な状態になることがある怖い病気です。
ですから、産科ではこの病気のリスクから赤ちゃんとお母さんを守るため、定期検診では、血圧測定、尿検査等しています。塩分の過剰摂取は、この病気のリスクを高めるため、辛いものの過剰摂取は避けなければなりません。

2.下痢になり流産、早産を引き起こすリスクがあるから
妊娠をすると、女性ホルモンが急激に増加することで、自律神経の働きが乱れたり、身体の冷えを招くために下痢になる妊婦さんもいます。そんなときに、胃腸を刺激する、辛いものを過剰に摂取することで、さらに下痢を悪化させます。下痢が続くと、流早産を引き起こすことが稀にありますので、長引く下痢には気を付けなければなりません。

3.胃腸を刺激し、胃痛や胃もたれを引き起こすから
辛いものは、胃粘膜を刺激します。妊娠中はホルモンバランスが急激に変化することで、不調を訴える方が多くなります。そんなときに、辛いものを食べることで、胃粘膜を刺激し、胃痛や胃もたれといった不快な症状が現れることがありますので、辛いものの食べ過ぎには気をつけましょう。

4.痔を悪化させるから
辛いものにはカプサイシンという成分が含まれています。カプサイシンはカフェインなどと同じように交感神経を刺激する効果があります。そのため、唐辛子などの香辛料を摂取しすぎると腸の蠕動運動が活発になり、大腸で十分水分を吸収されずに便が肛門側に送られてしまい、下痢になるのです。繰り返す下痢は痔を誘発します。また、カプサイシンは消化吸収されずにそのまま排出されます。そのため、口と同様にお尻にも痛みと熱さを感じるのです。そのため、口と同様にお尻でも痛みや熱さを感じるので、痔の原因となったり、痔を悪化させたりします。

赤ちゃんへの影響はあるの?

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先に述べたように、辛いものの過剰摂取は塩分過多になり、「妊娠高血圧症」を引き起こすリスクを高めます。妊娠高血圧症になってしまうと、お腹の赤ちゃんに十分な栄養と酸素が供給されなくなり、発育不全を起こしたり、場合によっては亡くなってしまうこともあります。
また、頻繁な下痢を誘発し流早産を引き起こすこともありますので、辛いものの摂取はほどほどにしておきましょう。バランスのとれた食生活をすることで、情緒が安定した赤ちゃんが生まれると海外の研究でも明らかにされています。妊娠中にジャンクフードや不健康な食べ物を食べていると、生まれてくる子どもが不安症やうつ病、攻撃的でキレやすい性格になるリスクが高くなるという結果が出されています。
妊娠中は、食生活に気を付けている人が多いと思いますが、妊娠中の食生活がのちに生まれてくる子どもの性格に影響するという事実は衝撃的ですね。時々、辛いものを摂取する分には問題はありませんが、毎日のように摂取することは避けるほうが無難と言えそうです。

香辛料にはいい効果も

1.新陳代謝を活発にさせて冷えを防ぐ
辛いものは、交感神経にはたらき、血流をよくし、新陳代謝が活発になって、冷えを防ぐと言われています。妊娠中は冷え症に悩まされるママさんたちも多いので、この効果はとてもありがたいものです。適度な量の摂取であれば、上手に香辛料を取り入れたいものです。ウコン、シナモン、タイム、セージ、バジル、ナツメグ、パセリの過剰摂取は子宮収縮作用を引き起こすと言われているので妊娠中は注意が必要な香辛料です。逆に産後は、これらの香辛料が子宮復古を助けるはたらきをしてくれますので、積極的に食事に取り入れるとよいですね。

2.便通を整えて、下痢や便秘を防ぐ
辛いものの代表「キムチ」は発酵食品で、乳酸菌がたくさん含まれています。この乳酸菌は腸内環境を整えてくれるはたらきをしますので、下痢や便秘に効果的です。

3.食欲不振の解消にはたらく
辛いものをプラスするだけで、つわりの時も食事ができる方もいますね。いつもの味に変化も生まれるので、食欲がない時などに、過剰摂取にならない程度に食事のアクセントとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

4.美肌効果がある
新陳代謝を活発にする辛いものは、血行をよくし、全身に栄養がいきわたることで、美容にも良い効果をもたらすことも知られてきました。ただし、過剰摂取は、逆に胃腸の粘膜を痛めてしまうので、肌の調子も悪くなりますから、過剰摂取は気をつけたいところです。

適量を守りながら、楽しもう!

妊娠中の食生活がおなかの赤ちゃんにも影響を与えてしまうことがあると聞くと、慎重になりすぎて、好きなものも我慢してしまうママも多いかと思います。でも、それでは、ストレスを抱えてしまい、ママが妊娠中元気に過ごすことができなくなります。
お腹の赤ちゃんにとって、妊娠中のママの心の安定が赤ちゃんの健全な発育につながります。辛いものに良い効果もあることから、過剰に摂取しなければ、お腹の赤ちゃんへの影響をあまり心配せずに、おいしく食事することができることがわかりましたね。妊娠中の食事が赤ちゃんの体を作りますので、バランスのとれた食事をとることが理想です。
しかし、つわりなどで、食事がままならないこともありますよね。そんなときは、辛いもの(香辛料)を味方につけて、積極的に食事をしたいものです。万が一、辛いものを食べすぎてしまい、上記のような症状が見られた場合は、早期にかかりつけの産婦人科の医師に相談することが大切ですね。

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この記事を書いた人

じょい

二人の男の子のママです。
正看護師と教員免許を持っています。
教員として10年働いていましたが、現在は、子育てに専念するべく、主婦しています。...

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