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公開 2015年12月22日   更新 2022年02月07日

サンタや妖精、信じてた?「雪だるまの友だち」の正体

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サンタさんやこびと、妖精や妖怪。子どもたちに本当にいるの?と聞かれることがあります。
真実を伝えることは大事。でも、幼いうちは信じていてほしい。
その思い出はきっと、楽しい思い出としてずっと残ると思うのです。


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幼いころのわたしの思い出

サンタや妖精、信じてた?「雪だるまの友だち」の正体の画像1

「わたちゃん」が現れる時、いつも姉たちがそばにいました。
車の上、塀の上、窓の外。姉たちに呼ばれ行くと、ちょこんとそこにいたわたちゃん。
時々顔が付いていましたが、ほとんどは顔のないちっちゃな雪だるまでした。

もうお分かりの通り、「わたちゃん」の正体は姉たちのいたずら。

姉たちが雪だるまで「わたちゃん」というキャラクターを作っていたのです。
少し年の離れた姉たちにとって、私は格好のおもちゃだったんだと思います(笑)

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いつの間にかいなくなっていたわたちゃん。
大人になってふと、そういえば「わたちゃん」っていうお友だちがいたなぁと、思い出しました。

大人になれば、当たり前だけどその正体が分かります。
「わたちゃんっていたよね」そう姉に話したら、あれ準備するの大変だったんだよーと笑っていました。

それを聞いても、騙された!なんて決して思いませんでした。
嫌な気持ちは全くなく、楽しかった暖かい思い出として残っているわたちゃん。

それは姉たちが、私を喜ばせようとやっていたことだと分かっているから。私の幼い夢を守ってくれたんだと思っています。

だから私も、子ども夢は壊したくない。
私がそうだったように、子どもたちが幼い頃はその夢を守っていきたいと思っています。

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数年前まで、こびとを信じて本気で捕まえようとしていた長男ヒカ。

今サンタさんを信じてお手紙を書いている長女メリ。

大きくなって本当のことを知った長男ヒカも、最後は笑っていました。長女メリもきっと、私やヒカのように笑ってくれるハズ。
笑い話としてでも良いから、幼いころ信じた思い出を大人になった子どもたちが覚えていてくれると良いなと思います。

それまでは母、信じてもらうため頑張ります!

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※ この記事は2024年02月08日に再公開された記事です。

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