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公開 2016年01月05日  

保育園の入園面接!どんな目的?どんなことを聞かれるの?

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保育園への入園が内定すると、入園前に親子で園に出向いて園長先生や主任の先生などとお話をする面接があります。「面接」と聞くと、どんなことを聞かれるのかちょっぴりドキドキしませんか? この面接は、園が家庭の状況をよりよく理解し、また、保護者にとってもこれから我が子が毎日を過ごしていく園との距離が近づく初めの一歩です。


保育園への入園が内定すると、入園前に親子で園に出向いて園長先生や主任の先生などとお話をする面接があります。
「面接」と聞くとドキドキしてしまいますが、いったいどんな内容なのでしょうか?ご紹介します。

1.子どもの様子を詳しく伝える

家族構成や子どもの今までの成長などに関する大まかな情報は、入園申込みの書類に記入して提出していますが、面接では、もっと詳しく子どもにかかわることを聞かれます。

「家族に普段どんな愛称で呼ばれているか」「どんな遊びが好きか」「好きな食べ物・嫌いな食べ物」「お昼寝するときのくせ」「トイレトレーニングの進み具合」……など、月齢、年齢に応じて、その子に配慮した保育を行うための情報収集がされます。

例えば、入園申込みの書類では、排泄について「オムツ」「教えられる」「1人でできる」という項目の中から選ぶだけだったりしますが、面接時にはもっと詳しく「おしっこはまだタイミングを見て誘わないと失敗してしまいます。うんちは確実に教えてくれてトイレでできます」などと、具体的に様子を伝えることになります。入園という大きな生活環境の変化に際して小さくても不安なことがあったら、遠慮せず伝えておきましょう。

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給食も楽しみだね!

2.就労状況、保育時間などの確認

保育の必要性の認定申請・保育所等利用申し込みの際に、就労状況や必要な保育時間については書類で伝えてありますが、こちらもあらためて確認があります。

認定を受けた保育必要量(保育標準時間:最大11時間、保育短時間:8時間)が原則ですが、仕事の状況でお迎えが遅くなる場合には追加料金が発生します。また、「保育短時間で認定を受けたけれど、仕事状況の変化により恒常的に保育時間を増やしてもらいたい」という時には自治体に申請して再認定をしてもらう必要があります。その辺の約束事について確認する機会にもなります。

3.面接時の園内の見学があることも

面接が終わったら、園内の説明もあることと思います。事前に十分リサーチし、見学もした園に入れるケースばかりではないと思います。園内の保育環境だけでなく、お散歩経路やよく行く公園、災害時の体制や避難場所などについてもよく聞いて確認しておきましょう。

このように、入園前の面接は、子どもを預ける園と家庭のコミュニケーションの第一歩です。特に初めて迎える園生活は、子どもよりも親の不安の方が大きいかもしれません。わからないこと、不安な点を伝えるのはもちろん、在園している子どもたちの様子やこれからの園生活についてもたくさん聞き、我が子が毎日を過ごしていく環境についてイメージを膨らませたいですね!

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