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男性にも必要な不妊治療って?不妊の原因や検査方法、治療法まとめ

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現代では高齢出産希望や食生活の影響など様々な理由により、不妊に悩むカップルが増えています。それが原因で離婚するケースも存在します。お腹に命を授かる側である女性は、「もしかしたら妊娠できない身体なのでは?」と敏感に自分の身体と向き合う一方で、気楽に構えがちな男性。もしも原因が自分にあるとしたら男性にできることは何か?
原因や検査方法について考えてみましょう。

目次 男性の不妊の原因とは?
男性の不妊の検査について
男性の不妊治療はどんなもの?何科に行く?
自分でできる男性の不妊対策について
迷ったら恥ずかしがらずに病院へ!

男性の不妊の原因とは?

男性の不妊の原因は、大きく分けて3つあります。簡単にわかりやすく説明してみましょう。

無精子症
これは、文字通り精液の中に精子がない状態です。この中でも、2通りの症状があります。
1つは、「閉塞性無精子症(OA)」。これは、精子は作られているものの、精管が塞がっているため出てくる精液中には精子が全くない状況になりますが、治療により改善は可能です。しかし、過去にパイプカットをしたケースもこの中に含まれ、その場合は難しくなります。
そして、「非閉塞性無精子症(NOA)」。無精子症と呼ばれる症状の男性の8割強がこちらに当てはまります。これは、たくさんの異なる原因はありますが、精子が作られていない状況です。

精液性状低下
精子が極端に少ない、精子の運動率が低い、精子の奇形などの原因で受精する能力が低下する状況です。

性機能障害
ストレスやセックスレス、ホルモンの影響、勃起不全(ED)、射精障害など、たくさんの原因から起こる後天性の問題です。

このように、先天性にも後天性にも起こる不妊の問題がありますが、現在の不妊の原因の半分は男性のこのような問題が原因だと言われています。現代に考えられるのは、社会でのストレスの増加や、晩婚化による問題など生活の背景が影響している場合も多いようです。妊娠を希望して2年待った場合、『不妊』と定義するそうですが、多くの病院では、1年待った時点で検査に行ってみることを推奨しているそうです。

男性の不妊の検査について

もしかして、自分の身体に問題があるかもしれない…と感じてから病院を訪問するとなると気になるのが病院での検査費用や、治療内容のことでしょう。

<不妊治療にはどれくらいの費用がかかるの?>
まず知っておきたいことは、治療によっては保険が適応されているものがあるという点です。卵子と精子を人工的に出会わせる人工授精や体外受精は保険外が現状ですが、その他の治療に関しては、ほぼ保険内になります。たとえ保険内とはいえ、長期にわたる治療を考えると決して安くはない治療費となりますが、県によっては不妊治療の負担を軽減するため、条件が揃えば治療金の1部を助成してくれる地域もあります。また、初診で行う血液検査は、だいたい1万円前後の病院が多く、排卵のタイミングに合わせて採取した精子を注入する人工授精には、一回あたり約1万円〜3万円、受精卵を体内に戻す体外受精は一回あたり約30万円〜50万円というように、治療によってもかかる金額は大幅に変わってきてしまいます。

<どんな検査が待ってるの?>
最初に待っている検査というのは、血液検査のほかに、「精液検査」があります。精子の機能を調べる検査や、MRI検査なども病状によって行われる場合もありますが、スタートは「精液検査」でしょう。一般的には来院の2〜7日前からマスターベーションや性行為での射精をせず、病院での検査にのぞみます。こうした検査の行われる病室では、プライバシーが守られる防音システムや、人目に触れず検査を終えることができるような配慮がされています。

<どれくらいの期間がかかるの?>
治療にかかる期間には、かなりの個人差が生じます。自然に妊娠する場合であっても、すぐに妊娠する人、長年かかる人がいるのと同じように、治療を始めて間もなく授かるカップルもいれば、5年、10年とかかる人もいるのです。

男性の不妊治療はどんなもの?何科に行く?

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不妊治療専門のクリニックもありますが、門を叩きづらい男性も多いかもしれません。最初の検査だけであれば泌尿器科でも受けてくれる病院は多いようですが、その後の治療となると泌尿器科で継続するのは難しくなります。

もうすでに、パートナーの女性が不妊を疑って婦人科にかかっている場合、おなじ病院で相談することがベストです。また、病院が産婦人科であれば、その後に赤ちゃんを授かることができた時にも全ての経過を知っている医師に見守ってもらえるというメリットがあるのでオススメです。不妊治療は、パートナーとの二人三脚。二人で一緒に受診できる医師を見つけたいですね。

性機能障害による不妊の場合は、パートナーである女性が婦人科で相談をすると、本人の来院なしでバイアグラなど勃起不全治療に効果のある薬を処方してくれる場合もあるようです。治療のケースは症状により様々ですが、まず勇気を出して受診し、原因を知った上で最善の治療を行うことが1番です。

軽度〜中度の精液性状低下である場合、喫煙やアルコールの過剰摂取、ストレスの軽減に努めるなど、生活習慣の中で改善できるものへの指導を受けたり、薬、漢方なども使用されることもあります。
閉塞性無精子症など体内に根本の原因がある場合は、手術を行うなど、大きな治療が必要になります。

自分でできる男性の不妊対策について

不妊の根本的な原因にもよりますが、日常で気をつけられることをいくつかご紹介しましょう。

<精子を増やす食べ物とは?>
オクラ、納豆、エビ、牛乳、わかめなどが良いとされています。亜鉛やビタミンEは精子を作る栄養素なのです。

<生活習慣を整える!>
禁煙はもちろん、過剰なアルコール摂取や寝不足の改善、そして何よりストレスを軽減することに努めましょう。適度な運動と規則正しい食事のリズムも大切です。

<勃起不全に悩んだらすぐに受診しよう!>
子作りをするにあたり、膣内でうまく射精ができないことやセックスレスなど原因が明確である場合は、まず受診してみましょう。その一歩を踏み出すことで、悩む時間を短縮し、ストレス軽減につながります。

その他、「サウナに長時間入らない」「長期にわたる禁欲をしない」「パソコンを膝に置かない」など、たくさんの自己改善ポイントが挙げられます。
まずは、規則正しいリズムに身体を整えることがポイントですね。
夫婦生活で、子作りを意識している場合は「今日は排卵日か…」などプレッシャーに感じ、精神的な問題から性行為がうまくいかない男性も多くなっているようです。

また、精子に問題があった場合でも、自覚症状があることはほとんどありません。しかし、幼い頃に病気のため手術を受けたことがある方や、高熱の続く病気になった経験のある方は知らないうちに造精機能が低下している可能性があります。心当たりのある場合は、早めに受診して検査を受けることも、オススメです。

迷ったら恥ずかしがらずに病院へ!

不妊の半数の原因が、男性ということにも関わらず未だ病院で受診することに抵抗のある方が多い世の中ですが、
「子供を授かりたい」と願う気持ちは前向きな未来への希望であり、素晴らしい奇跡でもあるのです。
どうか、恥じらわず医師に相談してみてください。

健康なカップルが妊娠を望んだ場合でも、妊娠の確率というのはたったの約20〜25%だと言われています。「健康に問題がなければ授かれる」という保証はどこにもないということです。そんな風に考えることができたら、検査をして子供を授かる可能性を得られることだって、大きな希望に感じられませんか?

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この記事を書いた人

おれごん

ハワイ出身の日系4世の主人と結婚し、アメリカのオレゴン州に住んでいます。現在、子育て真っ最中の二児の母。
文章で、何かを伝えることは昔から大好きです。
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