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公開 2016年01月23日  

気をつけたい!「結婚は?」「2人目はまだ?」と言われて嫌な気分になる3つの理由

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親や親戚から「結婚はまだなの?」「早く孫の顔が見たいわ」「下の子が出来たら・・・」などと言われた経験、少なくとも1度はあるのではないでしょうか?そもそもなぜ言われたら嫌なのか?また言う方はどんな気持ちなのか?そして「言われる側」を卒業したら気を付けたい事など・・・。実体験を通して考えてみました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015191909

年末年始・・・。帰省時に親や親戚から「結婚は?」「お子さんはまだなの?」「2人目は?」など言われる機会が一番多い季節となってしまいました!言われるのがイヤで帰省しない、親や親戚と会うのが憂鬱という方も少なくないのではないかと推測します。

しかし、ふと思ったのは、「そもそもなぜ嫌という感情が湧き怒るのか?」という事と「言う側はどう思ってこれらの言葉を投げ掛けているんだろう?」という事でした。自分の経験をよくよく振り返ってみると、言われた経験・言った経験があったからこそ、それぞれの立場にたって考えてみたいと思ったのです。

「そろそろ結婚しないの?」「お子さんは?」言われて嫌な理由とは?

「そろそろ結婚しないの?」「お子さんは?」言われて嫌な理由を考えてみました。主に3つの場合があるのではないでしょうか。

①言われた本人も、結婚や出産を希望し自分なりに努力しているにも関わらず実現できていない場合
 努力が足りていないように聞こえてしまう、頑張っているのにどうしようもならない気持ちになる

②言われた本人はまだまだ仕事や趣味に勤しみたいと思っている場合
 なぜあなたの言われた通りにしなければいけないの?という憤り、自分の考えがまるで間違っているかのように聞こえてしまう

③言われた内容に対して考えは同じだが、タイミングはまだ先だと思っている場合
 「まだなの?」という言葉に対して、言われた側は「早く(結婚・出産)しなさい!」と急かされてるように聞こえる

上記のように、結婚していない、子どもがいない、2人目がいないなどさまざまなパターンが考えられますが、どの場合にも共通するのは"否定されたり責められている"ように聞こえるからなのではないかと思いました。このような事を言われて嬉しい人はほぼいないと思います。では逆に「結婚はまだ?」「早くお子さんができるといいね」など“言う側”の人はどうしてこんな言葉を発してしまうのでしょうか。

2人目はまだ?早く子ども産みなよ?聞く側の心理

そもそも私自身、一切そのような言葉を発してしないかと振り返ってみると・・・言ったり思ったりした経験がありました。それは「自分の妹に対して」です。その時、自分はどんな心情で言ってしまっていたのか考えてみると、

・妹ともっと共通の話題が欲しい
・自分の子どもと妹の子どもの年齢が近かったら嬉しい

このような理由からでした。これまで私に同じような言葉を言ってきた人の立場になって考えてみても、きっと「良かれ」と思って言っているのだなと気づきました。でも、その感情は自分本位であって、言う相手側の事を本当に考えていなかったなと自分自身反省すると共に、他の人も同様なのだなとも気づくことができました。

ひと昔前の世代の方々ですと、「お子さんは?」などの言葉が“挨拶代わり”に思っている人もいるように個人的には感じます。ですから、責められていると思う必要は必ずしもないと思います。

そして「結婚はまだ?」「一人っ子だと可哀想よ」などの言葉を挨拶代わりにするような事が風習化されているとしたら、そんな風習は私達の時代で無くしたいなぁと感じました。そして私達の子どもたちが大人になったとき、「昔はそういう風に言われていたものよ」と“過去の出来事”として語ってあげたいなぁと思いました。

考え方は人それぞれなので一概には言えませんが、結婚や出産について一方的に言及されることが嫌だと思っている女性が非常に多いのも事実です。言われる側を卒業したら、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」にならないよう気を付けたいものです。

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