生後9ヶ月~10ヶ月頃のハイハイの始まった赤ちゃんのママパパは、ベビーサークルやベビーゲートの設置を一度は考えるのではないでしょうか。
日中ママ一人で育児しなければならない環境では、赤ちゃんからずっと目を離さないでいるのには限界があります。家事をする間、トイレで部屋を離れる時などの短時間であっても、赤ちゃんが確実に安全で居られる場所を確保できればママも安心して過ごせます。
ベビーサークルには賛否両論あって、中には「動物みたい」「親が目を離さなければいいだけ」「危険なものをすべて片づければいい」というような耳が痛い意見を目にすることもあります。
赤ちゃんが触れて困るもの、危ないものを完全に手の届かない場所に移すことができるとしたらそれが理想ですが、赤ちゃんの手の届かない場所に収納場所が確保できなかったりとなかなか難しいのも現実です。
使わないで過ごせる家庭では使わないに越したことはないかもしれませんが、私は赤ちゃんの安全確保のため、またママの育児ストレスを少しでも軽減する一つの手段としてもベビーサークルは有効なのではないかと考えています。
我が家は賃貸で、収納も少なく、また間取り上ベビーゲートの設置も難しかったため、ハイハイの始まった息子の安全確保のために生後9か月頃よりリビングにベビーサークルを設置しました。
赤ちゃんの安全対策に!ベビーサークルはいつまで必要?どんな種類がある?おすすめベビーサークルを紹介

多くのママが心配している、赤ちゃんの安全対策。赤ちゃんがベビーサークルで楽しく安全に遊んでくれれば、ママも安心して家事に取り組めますね。ベビーサークルはそもそも必要?いつからいつまで使えるの?といった疑問に答え、おすすめのベビーサークルもご紹介させて頂きます。
ベビーサークルは必要?

ベビーサークルの使用で子どもに与える影響とは?
ある日保健センターに育児相談に行った際、ベビーサークルの使用について尋ねたことがありました。その時の保健師さんには「ベビーサークルの使用はできればやめた方がいい」「使用しても数分程度にしてほしい」と言われてしまいました。
ベビーサークルを頻繁に利用すると良くないのでしょうか。
バートンホワイト博士は、育児書の中で、子どもが十分な知的発達・身体発達を遂げている家庭ではベビーサークルを使った経験が少なく、ベビーサークルは赤ちゃんの好奇心にこたえるには狭いのではないかということを書いていました。
この記述を見て、ベビーサークルの使用を自分なりに最低限に抑えているつもりでも、我が子の成長を妨げているのかもしれない、と不安になりました。
しかし、実際にベビーサークルを使用しているママパパ達は「ベビーサークルに閉じ込められた」と表現されるような長時間は使用していないのではないでしょうか。利用してもトイレへ行く数分、もしくは家事をする数十分間、途中で泣いてベビーサークルを嫌がれば家事をする手を止めては赤ちゃんの相手をしている方がほとんどのように思います。
また、お部屋の間取りに影響されることではありますが、ベビーサークルも赤ちゃんが身動き取れないほど狭いものは少なく、ある程度自由に動き回れるスペースがあるものが多いのではないでしょうか。
実際に我が家が使用しているベビーサークルも中で一緒にお昼寝できるほどのスペースはあります。ベビーサークルに頼りすぎるのは思わしくないことかもしれませんが、ママが目を離す、もしくはどうしても手が離せない時に利用する程度では極端な悪影響は出ないと私は考えています。

ベビーサークルはいつからいつまで使える?
我が子は現在1歳5ヶ月を迎えましたが、ベビーサークルは現役です。そしてまだまだお世話になる予定です。ただ、子どもの発達にあわせてベビーサークルの使い方は変わってきました。
<ハイハイ期>
ハイハイが始まった頃からは息子を入れるために使用していました。ベビーサークルの中で少しでも退屈しないように、ベビーサークルの中におもちゃを入れ、息子の遊べるスペースとしていました。
<つかまり立ち期~たっち期>
つかまり立ち、そして歩き回るようになってからはサークルを嫌がることが増えたので、現在はテレビやサイドボードをベビーサークルで囲っています。
親がやっているのを見て引き出しを開けることを覚えて中身を出したり、手に取ったものをまだ口に入れることもあるので、危険だと思うものはこのベビーサークルで囲ったサイドボードなどの引き出し等に収納しています。こうすればベビーサークルの中に息子を入れなくとも触ってほしくないものに手が届かないようにでき、かつ息子も動き回れるスペースが広く取れます。