身体的に活発でパワフルな男の子の子育てに比べ、女の子の育児はラクだとも言われます。
ですが、女の子は女の子ならではの大変さ、おもしろさがあります。
まず、女の子のママがよく言うのは口が達者だということです。女の子はおしゃべりな子が多く、言葉の発達も男の子より早い子が多いようです。ママを始め、周囲の大人の口調を真似るのが微笑ましかったり、時には憎たらしかったりします。
何か注意をすると、逆に言い負かされてしまったというママもいます。
何だかんだ、兄弟や近所のお友だちに世話を焼きたがるのも、あるあるかもしれません。
これは女の子の双子のお話です。1歳の幼い姉妹で、夜泣きが激しい時期でした。泣き出しても、お茶を飲ませれば眠ってくれることが多かったのですが、お母さんは疲れきっていて、ストローマグに入れて枕元に置いてあるお茶を飲ませなければと思いつつもなかなか起き上がれませんでした。
そうすると、泣いていなかった方の子が起き出し、自分で少しお茶を飲んだ後、泣いている妹にお茶を飲ませてくれたそうです。自分も幼いのに、妹の世話をしようとする姿には感動してしまいますね。女の子は小さい時から、世話好きな面があるのかもしれません。
ぬいぐるみに服を着せようとしたり、ごはんやお水をあげようとする行動も見られます。飼っているペットを自分の子どものように世話しようとすることも。自分の体よりも大きな犬でも構わずに、お世話しようとすることも。お散歩の時のリードをつけようとする姿はかわいいとともに、とても頼もしいですね。
小さくてもおしゃれにうるさいのも女の子ならではです。自分自身のこだわりや好みが強く、大人から見ると首を傾げたくなるようなセンスのファッションで出かけたがります。微笑ましいようですが、毎日これではちょっと疲れてしまいそうです。
他の子の洋服をうらやましがったり、さらにはブランド物を持っている子がいれば同じものを欲しがったりすることもあり、これはちょっと困ってしまいそうです。また、服の色の好みが出るのも、女の子ならではかもしれません。
また、ママがかわいい髪型にしてあげたりすると、いつのまにかお人形も同じ髪型にしていたりもします。これはとても微笑ましいエピソードですね。上記の世話好きという特徴にも共通します。いつか自分の子どもにも、同じようにしてあげる練習なのかもしれません。