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なぜその設定?児童虐待予防の動画の主人公が「みかん星」からやってきた理由

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近年深刻な問題として解決が求められている児童虐待。子どもたちが安全に暮らせる社会をつくりたい!そんな思いからある1つの動画が作られました。「みかん星」で暮らすキャラクターたちを描いたその動画では、児童虐待の予防のために必要な「チャイルド・ファースト」という考え方が伝えられています。「みかん星」の様子を描いた動画からわたしたちは何を学べるでしょうか。

目次 児童虐待防止を訴える動画の登場人物は…みかん!?
普通の親が「虐待」をしてしまう現実
虐待を予防する「チャイルド・ファースト」という考え方
みかん星に込められた思いとは

児童虐待防止を訴える動画の登場人物は…みかん!?

近年深刻な問題としてメディアなどでも多く取り上げられるようになった児童虐待。今日はそんな児童虐待を予防したい!という思いからつくられたひとつの動画を紹介します。

その動画の舞台は、「みかん星」。最初に登場するのは、みかんママです。ママの腕の中ですやすやと眠る赤ちゃんのみかんちゃんを見るママの表情は穏やかです。

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しかし…突然大きな声で泣きだすみかんちゃん。ママがあやしてもどうにも泣き止んでくれません。

困り果てたママの一番近くで助けてくれるはずのパパは…

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ずっと寝ていて助けになりません。

その上、隣のおばさんからは「赤ちゃんの泣き声がうるさい!」と怒られてしまいます。

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さらには外出先でも、水をこぼしたり、大きな声で泣いてしまったりするみかんちゃん。母親には、店員や周りのお客さんからの冷たい視線がつきささります。

電車に乗っても、大きなベビーカーを引いている子連れはまるで迷惑者扱い。

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頼れる人がいない中、周囲の人からの理解も得られず、あげくの果てに自分の腕のなかで泣き止むことのない赤ちゃん。

孤立した状況のなかで、ついにお母さんは…子どもに手をあげてしまうのでした。

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普通の親が「虐待」をしてしまう現実

このムービーをつくったのは、小児科医の先生が理事をつとめる一般社団法人「こどものみかた」です。

「一部の特別な人、酷い人が行う特殊なこと」という虐待のイメージを変えたいという思いから、このムービーはつくられました。

なぜなら、虐待とは、上記のように泣き止まない赤ちゃんを抱えながら、周囲の人の理解や協力を得ることができず孤立してしまった親が追いつめられた結果起こってしまうケースも少なくないからです。

「子ども虐待」というのは、ゼロかイチかではなく、程度の差こそあれ、実は誰でもしてしまう可能性があること

だからこそ、「犯人さがし」や「加害親の告発」をして虐待を防止しようとするのではなく、孤立してしまう親に手を差し伸べることで虐待を予防していきたい。

そんなとき、この動画が伝えてくれる重要な考え方がチャイルド・ファーストという視点です。

虐待を予防する「チャイルド・ファースト」という考え方

チャイルドファーストとは、子どもの安全を何よりも優先させる、子どもを中心にしたモノの見方を指します。

子どもが安全に暮らすためには、まずは親自身が健康で安心した状態であること。そして、子育てに対する周囲の人の理解や協力があることが必要になってきます。

そうした目標を社会全体で共有することによって、世界はとても大きく変えることができます。

例えば…

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母親が一人で孤立してしまわないよう、父親が子育てに参加できるような状況を整えていくことも重要になってきます。

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また、家族だけで子育てを行おうとするのではなく、周囲の人の協力も得て子育てができる環境を作っていくことも必要になってきますよね。

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さらに、子連れ専用車両など、街自体を子育てのしやすい環境に変えていくということも考えられます。

このように「チャイルド・ファースト」という考え方に基づけば、子どもが安全に、そして安心して育つことができる=子育てのしやすい社会をつくることにつながっていくのです。

みかん星に込められた思いとは

そんな「チャイルド・ファースト」の考え方を広めるためにつくられた、こちらのムービー。
その舞台はとても可愛らしい「みかん星」です。そこには、「みかんママ」と「みかんちゃん」をはじめ、柑橘類のシルエットのキャラクターたちが暮らしています。

児童虐待防止の動画にみかんちゃんやオレンジちゃんといった可愛らしいキャラクターが描かれているのは一体なぜなのでしょうか。

ここにはある思いが込められているそうです。

虐待と言えば避けたい話題、暗い話題と捉えられがち。でも、本来ならば社会全体で考えていくべき重要な問題です。多くの人に見てもらえるよう、親しみやすいムービーにしたい、そんな思いからこのみかん星は生まれたのです。

それだけではありません。「みかん星」は残念ながら虐待が多く発生してしまっている「未完成」な社会、つまり今の日本の社会をそのまま映し出しています。

子育てをする親だって完璧ではありません。
誰でも未熟で、未完成のまま、子どもを育てるという大役を担っているのです。

だからこそ、
子育てをする親を支えあえる優しい社会にしたい。
子どもの幸せをいちばんに考えられる社会でありたい。
虐待が起こってしまう未完成な社会を一緒に変えていきたい。


そんな思いからみかん星の虐待予防動画がつくられたのですね。
たくさんの思いが詰まったこちらの動画を、ぜひ一度見ていただきたいと思います。

チャイルドファーストプロジェクト動画

チャイルド・ファーストプロジェクトのfacebookページはこちら

チャイルドファーストプロジェクトでは、この動画を多くの人に見てもらうためのアイデアを募集しているそうです。facebookページのコメントからぜひアイデアを送ってみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

じゅんこ

子育てのさまざまな情報を紹介することで、みなさんの毎日がハッピーなものになるように、頑張りたいと思います!...

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