この時期は冬休みや年末年始、旅行や帰省など、家族や友人と集うことが多いシーズンですよね!そんな楽しい特別な日こそ気をつけたいのが、子どもの食物アレルギー。病院が休診中のことも多い年末年始は、特に気をつけたいものです。
ここで、周りでよく耳にする「ヒヤりハッと」なシーンをみていきましょう。
食卓を彩る、普段とは違ったメニュー…おいしそうな食事に食欲も増しますね。我が子は食べたことがない食材だけど、せっかくの特別な機会だし挑戦させてみようかな~とママが与えてしまうのは、この時期ありがちなパターンです。
大丈夫であればそれはそれで良いのですが、アレルギー反応が起こってしまうと大変!いろいろな食材が食べられるようになった幼児期こそ要注意です。新しい食材は、離乳食初期の頃の初心にかえって、病院が開いている時間に挑戦しましょう!
パーティー等では、ひとりひとりに配膳されるのではなく、テーブルにお料理が並んでそこから取り分ける、というシーンも多いですよね。
食物アレルギーを持つお子さんが、アレルギー食材に気づかず手を伸ばしてしまう!なんて事もあるので、こちらの言うことが理解できる年齢であれば「このお料理には◯◯ちゃん/くんが食べられない食材が含まれているから、食べてはいけないよ」ということを、事前に説明してあげることが大切です。
そうでなくても、食事が並んでいる間は必ず子どもを見守ってあげることが必要ですね!
人が集う場では、食物アレルギーの事を知らないおじいちゃん・おばあちゃん、お世話好きのお兄ちゃん・お姉ちゃん等が、善意で子どもに食べ物をくれることがありますよね。このようなシーンでは、子どもも渡してもらったものだから大丈夫!と食べてしまうことが多いそうです。
食物アレルギーがあって、食卓に並んでいる食事の中に食べられないものがある場合は、可能な限り周囲の方々にも知らせておくのが安心です。
お店で提供された料理に、実はアレルギーの原因となる食材が含まれていた!というパターンは、意外と多いです。
ホームパーティーの時など、料理を持ち寄る場合には皆さんへの確認が大変かもしれませんが、食物アレルギー事故を起こしてしまってはもっと大変です!お料理を提供してくれる方やお店には、事情を話して確認することが大切です。