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【モンテッソーリ教育法とは】特徴と教具・教材一挙紹介!

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現在は早期教育が進められ、幼少期から様々な習い事を始めようとするママも少なくはありません。しかし、教育の強制は子どもの心にトラウマを与えてしまう場合も考えられますよね。そこで、注目したいのが自由で子どもの自発性を大切とする【モンテッソーリ教育】です。遊びながら学べるその教育方法とは何なのか。また、子どもの五官を刺激する教具も一緒に紹介します。

目次 モンテッソーリ教育って何?
モンテッソーリ教育の特徴
モンテッソーリ教育の内容
モンテッソーリ教育の教材・教具
家でも簡単に手作りできるモンテッソーリ教具3選
その子に合った学び方で

モンテッソーリ教育って何?

モンテッソーリ教育は90年以上もの歴史があります。イタリアの女性医師であるマリア・モンテッソーリが考案し、世界的にも注目を集めている教育法です。通常、教育の場では教師が物事を教え、複数の子どもで同じ勉強を行います。

モンテッソーリ教育では個人の自発性を大切に考え自由な場で「個性」を活かし、興味を持った分野にとことん集中させる方法をとっています。モンテッソーリは人間は24歳で全ての感覚が完成と考えました。そこで、幼少期から4段階の発達に区切り時期に応じて必要な教育を行うことこそが、子どもの自発性を育て五感を刺激するという考えにたどり着きました。

モンテッソーリ教育の目的は「自立していて 有能で 責任感と他人への思いやりがあり 生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てる」ということです。そのためには自由な場で、子どもの興味のある教具を揃え、教えるのではなく手助けをする姿勢を重要としています。

つまり、全員で決められた物事を学ぶ授業を行うのではなく、ひとりひとりの興味を持った物事に注目する自習を大切にしているのです。外国では一般的に組み込まれている教育法ですが、日本で、モンテッソーリ教育を学べる場は保育園、幼稚園のみ。小学校以降は学校後のアフタースクールの様な形で学べます。

モンテッソーリ教育の特徴

モンテッソーリ教育は他の教育法とは大きく異なる部分がいくつかあります。まず、大きく違うのは教育環境。通常、教室という環境で生徒全員同じ物事を学びますが、モンテッソーリ教育では学ぶ物事を決めるのは子どもたち本人です。

本人達に学ぶ内容を決めさせる理由は、モンテッソーリ教育の考えの原点でもある「敏感期」を尊重するため。人にはそれぞれ、様々な能力を獲得するのに最適な時期がありその時期を敏感期と呼んでいます。

その最適な時期に学ぶことでより吸収率が上がると考えられ、自由に興味を探す行為を妨げない様にし自発性を重んじているのです。そのため、教師は教える存在ではなく助ける存在と考え環境のひとつと認識しています。

さらに、年齢ごとにクラスを分けずに異年齢の縦割りクラスの体制をとっています。年齢で区別しない理由は、お互いに刺激しあうため。年齢が上の子は下の子のお世話をしながら改めて物事を学び、年齢が下の子は上の子の動きを見て様々な物事を学びます。自由な環境を与え決して強制せず個人の自発性を尊重する、それがモンテッソーリの教育の考えなのです。

モンテッソーリ教育の内容

モンテッソーリ教育では、独自の観察と研究で開発された「教具」を使い物事を学んでいきます。この教具は、子どもの五感を刺激する大切な存在。「触ってみたい」と興味を誘うために鮮やかな色を使用し、安全性や触り心地の良さを考え木製の玩具にこだわっています。その教具を使って行う教育法をご紹介します。

■感覚教育
知的活動の基礎を作るとても重要な分野。五感は3~6歳までに身に着けることができます。3歳までは大人の行動を無意識にマネしていますが、3歳をすぎるとマネを意識的な行動に変えようとします。この時期に感覚を刺激し、知的活動の基礎をつくっていくのです。

■日常生活の練習
2~3歳に模範期という大人の行動のマネをする期間があります。掃除、洗濯、料理、食事の準備からマナーなど様々な日常生活の動きを実際に使うような陶器、ガラス製などの本物の素材に近い教具を通して練習させます。「自分でやりたい!」という独立心と慎重に扱う心を育みます。

■言語教育
言語は教わる前にもママパパなど近くの人から聞いて学んでいます。その発展で話すだけではなく、自分で読む、書くまで自発的に学ばせます。最終的には会話で重要となる文法や文章までこなせるようになるのです。

■算数教育
算数には目で見る抽象的な感覚の他に、考える論理的な感覚が重要です。まずは教具を通し実際に触って感覚を覚えます。それがいくつなのか数量を考え、その数量を何と呼ぶのかを学んでいきます。最終的には足し算、引き算などの数式まで覚えるのです。

■文化教育
この分野は、歴史、地理、生物、音楽などを教えていきます。聞いて覚えるのではなく、実際に触れる動作で、感覚を刺激。自ら観察し自分の力で吸収するように促していきます。

モンテッソーリ教育の教材・教具

モンテッソーリ教育の教材や教具は、教育の場だけでなく自宅でも楽しめます。その教具は色、大きさ、形、手触り、重さなどすべてにこだわっています。日常生活の練習、感覚教育、言語教育、算数教育、文化教育それぞれに特化した専用の教具があります。

色とりどりの教具は子どもの感覚を刺激し、思わず手に取りたくなるようなデザインに、サイズはもちろん子どもが扱いやすいように考えられています。全てモンテッソーリが教えた子どもたちを観察し、何度も開発を重ねた教具は子どものためだけの特別な教材です。この教具は心理学、教育学、大脳生理学の成果によって効果が証明されています。その一部をご紹介します。

・円柱さし

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算数教育で使用します。視覚で大きさ、高さ、太さ細さを認識できます。

・ピンクタワー

綺麗な鮮やかなピンクで塗られた木製の教具。10個の大きさの違う立体を積み上げていくことで、大きさを認識して3次元での重ね方を考える力を養います。算数教育の十進法に役立ちます。

・メタルインセッツ

様々な形をした鉄製のはめ込み型。鉛筆やペンで型をなぞり書くことで、鉛筆を使う感覚を養います。様々な形は集中力と最後までやり遂げる力を与えてくれます。

家でも簡単に手作りできるモンテッソーリ教具3選

モンテッソーリの教具は自宅でもオリジナルで作れるものもあります。鮮やかな色を再現するのは難しいのですが、真似て作れるような簡単な教具を手作りしてみましょう。自宅であるもので簡単に作れる、おすすめの教具を3つ選んでみました。

・砂文字板

ツルツル素材の台に砂文字でひらがな、カタカナが書かれています。指で触ってザラザラした砂の感覚を楽しみながら文字を学べます。

■必要なもの
・ボンド ・折り紙 ・ダンボール(厚紙) ・モール(毛糸でも可)
ダンボールに折り紙を貼り付け、ボンドで文字を書きます。その上からモールを張って完成です。砂ではなくモールのモコモコで子どもの感覚を刺激しましょう。

・着衣枠

練習蝶結びの練習、ボタンを付ける練習、安全ピンを付ける練習など遊びで覚えながら、日常生活での自立を促してくれます。

■必要なもの
・板(段ボールを重ねた物でも可) ・布 ・ボタン、蝶結び用のひも、安全ピンなど使用したいもの
板に布重ねるように張り付けて、着衣枠と同じようにボタンや安全ピンなどを取り付けていきます。布は取り付けやすくするため厚手のものがおすすめです。

・数字と玉

数字と玉が注意を引きやすい赤色で鮮やかに塗られています。自然と興味を誘い、数量と数詞を覚えることができます。

■必要なもの
・スポンジ(余ったジョイントマットなど) 
・布 
・ボンド

スポンジを切り抜いて数字の型を作ります。好みの布をボンドで張り付けて完成です。スポンジは柔らかく切りやすいので形が作りやすいのでおすすめです。

その子に合った学び方で

モンテッソーリ教育は、数ある教育法のひとつです。実際に我が子がしっかり話を聞けるようになった、自分で物事を考える力がついたなどの話もあるのですよ。モンテッソーリ教育は自由という最高の環境の中で自立心を育ててくれます。

自分の子どもにはどのような教育がいいのか、考えて実行してあげられるのは親だけです。我が子のためにもどのような教育法があるのか、知識を得ておくのも必要なのかもしれませんね。

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この記事を書いた人

いちまる

1歳になる娘を育てるシングルマザーのいちまると申します。
妊娠、出産、育児を経験し様々な喜びと苦しみを味わいました。
初めての育児は誰もが初心者。だから、わ...

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