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妊娠中はお刺身・生ものはNG!?妊婦が食べると赤ちゃんに影響はある?

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妊娠中はお刺身など生ものを食べてはいけないと聞いたことがあると思います。妊婦は生ものを食べていけないというのは本当なのでしょうか?日本人にはおなじみのお刺身などを妊婦さんが食べると赤ちゃんにはどのように影響してしまうのでしょうか?身近な疑問にお答えします。

目次 妊娠中に刺身は食べてもいいの?
妊娠中に刺身・生ものを控えた方がいい理由
妊婦がお刺身・生ものを食べると赤ちゃんへの影響はある?
お刺身・生ものの適切な摂取量とは? 妊婦も食べていい寿司のネタ6選
いつまで我慢?授乳中なら生ものを摂っても大丈夫?
適切な量と注意事項をふまえ、妊娠中も食事を楽しみましょう

妊娠中に刺身は食べてもいいの?

妊娠中に刺身は食べてもいいのでしょうか?

結論から述べますと、絶対食べてはいけない、というものではありません。

和食の基本であるお刺身が好物だという妊婦さんも多いのではないでしょうか?またお刺身・生ものが含まれる料理で代表的なのがお寿司ですよね。お寿司好きの方は大変多いと思いますが、妊婦さんは全く食べられない、となってしまうとストレスを感じてしまうかもしれません。

お刺身・生ものは絶対に食べてはいけない、ということはありません。ですが、食べる際に少しの注意が必要なのです。お魚は良質なたんぱく質が多く含まれていたり、血液をサラサラにするといわれているDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれていますから、栄養のバランス面からも取りたい食材になります。

ではなぜお刺身や生ものは控えた方がいいのでしょうか。控えるべきとされている理由を次に解説します。

妊娠中に刺身・生ものを控えた方がいい理由

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妊娠中にお刺身や生ものを控えたほうがいい理由としては次のようなものが考えられます。

■水銀の危険
お刺身や生ものに限らずですが、魚は食物連鎖により水銀が多く集まりやすいことから、魚を食べるとお母さんの体内に水銀が取り入れられることになり、結果的に赤ちゃんへ水銀が送られてしまう危険があります。水銀は身体に害を及ぼす物質です。体の大きな母体にはそれほど影響はなくとも、赤ちゃんのような小さな体には悪影響を及ぼす危険があります。

■食中毒・食あたりの危険
刺身や生ものは火を通さない料理です。そのためウイルスが付着している場合、これを死滅させることができず、そのまま体内に取り込んでしまうことになります。そうすると食中毒や食あたりを起こす原因になってしまいます。

食中毒や食あたりを起こすウイルスが赤ちゃんまでたどり着くことはほとんどないですが、母体が食中毒や食あたりになった場合にその影響を受けることになります。また、妊娠中は抗生物質を服用することができないので、治りが遅くなり、赤ちゃんにも負担がかかってしまいます。

■寄生虫の危険
イカなどには寄生虫が含まれていることがあります。火を通せばこの寄生虫も死滅するのですが、火を通さない生ものなどを食べた場合、寄生虫をそのまま体内に取り込んでしまう可能性があります。イカのアニサキスは激しい腹痛に襲われ、胃カメラで摘出する必要が出てきます。

妊婦がお刺身・生ものを食べると赤ちゃんへの影響はある?

■水銀の場合
赤ちゃんは母体から送られてきた水銀を、体外へ排出することができないとされています。大人の身体は、2か月で体内に取り込んだ水銀の量の半分を排出することができるとされています。そのため大人の体内には水銀が過剰に溜まってしまうことはないのです。このような機能が赤ちゃんの体にはないので、小さな身体に水銀が蓄積されてしまい、一定量になると身体の成長に悪影響を及ぼす危険が高いとの研究データが出ています。代表的な例としては耳の聞こえが悪くなる可能性があるといわれています。
そのため、妊婦さんは水銀の摂取量を一定量まで制限する必要があるのです。


■食中毒・食あたりの場合
食中毒や食あたりの場合、多くはお腹を下す、嘔吐する症状がみられます。このときお腹に力が入るため、赤ちゃんを圧迫してしまう危険があります。赤ちゃんをお腹で圧迫してしまうと流産の危険も出てきます。


■寄生虫の場合
イカなどに代表されるアニサキスは食中毒を引き起こす寄生虫です。この寄生虫を駆除するために母体に負担がかかりますし、下痢などの場合、脱水症状が起こりやすく、お腹の赤ちゃんも脱水状態になる危険もあります。下痢の場合は上記と同じく子宮に負担がかかり赤ちゃんも苦しくなってしまうこともありますので、要注意といえます。

ちなみに赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼす危険のある寄生虫であるトキソプラズマは生肉やネコのフンなどに含まれる寄生虫ですが、お刺身や生ものにはいません。

参照:厚生労働省「これからママになるあなたへ」

お刺身・生ものの適切な摂取量とは? 妊婦も食べていい寿司のネタ6選

妊娠中でも、どうしてもお刺身やお寿司が食べたくなるときがあると思います。では、どれくらいの量なら食べてもいいのでしょうか?また妊婦さんにおすすめの魚の種類はあるのでしょうか?

■適切な摂取量は?
これまでのことをふまえると、健康な体でも食中毒症状を起こしやすい生ガキや寄生虫が多くみられる生イカは食べない方がいいでしょう。もっとも、カキもイカも栄養素は豊富ですから、きちんと加熱したものであれば、食べると体にいい影響も及ぼします。

適切な量を考えなければならないのは、水銀を多く含む魚だといえます。適切な量は1週間単位で考えていきます。刺身1人前や切り身1切れはだいたい80gであるとします

【1人前のみ1週間に2回食べられるもの】
キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ(インドマグロ)、ヨシキリザメ、イシイルカ、クロムツ
【1人前のみ1週間に1回食べられるもの】
キンメダイ、ツチクジラ、メカジキ、クロマグロ(本マグロ)、メバチマグロ、エッチュウバイガイ、マッコウクジラ
【全く食べてはいけないもの】
コビレゴンドウ、バンドウイルカ
【通常の量ならば特に量を気にせず食べられるもの】
キハダ、ビンナガ、メジマグロ、ツナ缶、サケ、アジ、イワシ、サンマ、タイ、ブリ、カツオなど

参照:厚生労働省「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項(平成22年6月1日改訂)」

■妊婦が食べてもいい寿司ネタ6選
上記の量をふまえ、生もので寄生虫の存在を加味して考えると、以下の寿司ネタが安全ではないかと考えます。
・あじ
・さば
・たい
・ツナ巻き
・かつお


もちろん加熱してある寿司ネタは、水銀の量をクリアできていれば安心して食べることができます。

いつまで我慢?授乳中なら生ものを摂っても大丈夫?

妊娠中はお刺身・生ものはNG!?妊婦が食べると赤ちゃんに影響はある?の画像5

妊娠中は確かに控えた方が良いとありましたが、では授乳中はどうでしょうか?

■母乳から赤ちゃんへ移る?
厚生労働省によると、母乳を通して水銀が赤ちゃんへ移る量は低いとされていますので、水銀を多く含む魚を我慢する必要はないそうです。

もっとも、食中毒などにかかってしまうと薬を飲む必要があり、その期間授乳が制限されたりする可能性もあります。また、ノロウィルスが母親の手などから赤ちゃんへ移ってしまうこともありますので、注意が必要だといえます。

このような注意事項を頭に入れておき、注意して食べれば特に生ものやお刺身を控える必要はないといえます。

厚生労働省「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項の見直しについて (Q&A)(平成17年11月2日)」問3  授乳中の母親も、魚介類の摂食に注意すべきですか。

適切な量と注意事項をふまえ、妊娠中も食事を楽しみましょう

いかがだったでしょうか?妊娠中は赤ちゃんのことを考えて、あれこれ制限されることが多いので大変な思いをしている方もいるかもしれません。しかし、リスクなどを知っていれば、量と何を食べるかによっていろいろ異なることがわかりますね。

妊娠中のストレスはお腹の赤ちゃんへ悪影響を及ぼすとされています。なるべくストレスフリーな素敵なマタニティライフを送ってくださいね!

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この記事を書いた人

まゆみん

現在2人の男の子をもつ2児の母です。

現在仕事を辞めて子育て中心の日々です。
TV・新聞などでは暗いニュースがおおい中、不安を抱いてしまう状況になります...

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