みなさんは、“オルタナティブ教育”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
シュタイナー教育やモンテッソーリ教育などに代表されるもので、ウィキペディアによると、このように書かれています。
日本でも認可に向けて動き出したというフリースクールや不登校児のサポート校なども含むようです。
つまり、現在一般的に行なわれている、いわゆる一斉授業(だけではないが)とは違ったカタチの教育形態のことを言います。
世界では今、幼児教育に注目が集まっていますが、実は、その中でも注目されているのが「遊び」。
それが、このオルタナティブ教育が注目されている理由でもあるのです。
というのは、まず話題になっているは卒業生の活躍ぶり。オバマ大統領、グーグル創立者のラリー・ページとセルゲイ・ブリン、アマゾン創業者のジェフ・ベソス、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグや、あのビル・ゲイツ、さらにはウィリアム王子とヘンリー王子なども、オルタナティブ教育を受けてきたようで、そうそうたる顔ぶれが並んでいるのです。
雑誌『クーヨン』の2015年3月号によるとオルタナティブ教育の共通する大きな特徴は、下記のように書かれています。
イギリスのサマーヒル校のことは、ご存知の方も多いかもしれません。
ちょっと余談ですが、このサマーヒル校に大きな影響を受けて日本で堀真一郎先生が設立したのが、「きのくに子どもの村学園」。取材に行ったことがありますが、子どもたちがものすごくイキイキとしており、その姿を見て感動したのを覚えています。
やはり、この学園では自律的な「遊び」を重視しており、学校自体が子どもたちの遊び場かのような印象を受けました。
では一体、なぜこうしたオルタナティブ教育では「遊び」が注目される傾向があるのでしょうか。
先のクーヨンにはこう書かれています。