1. >
  2. >
  3. >
  4. >
  5. 扁桃腺炎の腫れの原因と詳しい症状は?予防法はあるの?

扁桃腺炎の腫れの原因と詳しい症状は?予防法はあるの?

扁桃腺炎の腫れの原因と詳しい症状は?予防法はあるの?のタイトル画像

風邪をひいたというと、まず扁桃腺が腫れていないか気にする人も多いでしょう。しかし、なぜ扁桃腺が腫れるのでしょうか?原因と症状にはどのようなものがあるのでしょうか?これからの季節、しっかりお子さんの扁桃腺炎の予防をしていきましょう。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044013071
目次 扁桃腺炎とは?子供がなりやすいの?
なぜ扁桃腺が腫れるの?原因は?
扁桃腺炎になるとどうなるの?お子さんの体験談
扁桃腺炎の症状
扁桃腺炎の予防法は?
自己判断は危険!不安なときは医者に相談しましょう

扁桃腺炎とは?子供がなりやすいの?

扁桃腺炎とは具体的にどのような病気なのでしょうか?また子どもがなりやすいのでしょうか?

■扁桃腺とは?
冬が近づき気温が寒い時期になって来ると、空気が乾燥し「風邪」をひきやすくなります。それと並行して「扁桃腺が腫れる」という症状もよく聞きます。「扁桃腺」とは、のどにあるリンパ組織のことです。「口蓋垂」(こうがいすい・のどちんことも言う)の両脇にある、盛り上がった部分を指します。正確には「腺」ではないため「扁桃」と言います。

また扁桃腺は、正式な医学用語では「口蓋扁桃」(こうがいへいとう)と呼ばれています。

■扁桃腺の役割
扁桃腺は、外からの病原菌を防ぐ役割をします。2~3歳頃から大きくなり始め、8歳以降には最大になります。その後は徐々に小さくなっていきます。小学生位までの子どもは、この扁桃腺がウイルスなどに対する唯一の「防波堤」となります。

中学生位になると、扁桃腺は役割を終え、他に発達した部位の免疫機能によりウイルスと対抗します。

■扁桃腺炎とは?
風邪やウイルスなどにより菌が扁桃腺につき増殖すると、炎症をおこし扁桃腺炎となります。また、一度菌に感染すると菌は完全に消滅しないため、免疫力が低下した場合に扁桃腺炎を再発しやすくなります。常在菌(多くの人に共通して存在する細菌)は、溶連菌・ブドウ球菌・肺炎球菌などがあります。

■かかりやすい年齢は?
免疫機能未発達な小児期の子どもが、かかりやすい傾向にあります。ピークは小学校入学前後あたりと言われています。

なぜ扁桃腺が腫れるの?原因は?

「風邪は万病のもと」という言葉があります。扁桃腺炎は、風邪と初期症状が似ており、混同されがちですが、風邪が悪化しておこるケースが多いです。そのため、扁桃腺炎になる原因のいくつかは「風邪の原因」を考えるといいでしょう。

■免疫機能の低下
何らかの原因により、体力が低下してくると、本来体に備わっている免疫機能も低下してきます。そのため、外から来るウイルスや細菌に対して対抗できなくなってしまいます。

免疫力低下の原因をいくつか挙げてみます。

1.栄養不足
偏った栄養やビタミン・たんぱく質不足は免疫力を低下させます。

2.ストレス 疲労
ストレス・疲労がたまると自律神経バランスが崩れます。その結果、食欲不振や血行不良をおこしやすくなります。
 
3.睡眠不足
「成長ホルモン」は睡眠中しか分泌することができません。「成長ホルモン」は免疫物質を生成したり、古くなった細胞を作り変えたりする働きがあります。

4.冷え
体が低体温になると、排泄機能低下や自律神経の乱れがおこります。具体的には、体温が1℃下がると免疫力が30%下がると言われています。

扁桃腺は、ウイルスや細菌に対し戦って侵入を防ごうとします。しかし、免疫力が低下していると、その戦いが激しくなり炎症をおこします。その結果、腫れや痛みの症状が現れます。

■のどの乾燥
よく、クーラーのつけっぱなしで風邪をひいた、と聞きます。長時間空気が乾燥した場所にいると、口から乾いたのどを通ってウイルスが入りやすくなります。

扁桃腺炎になるとどうなるの?お子さんの体験談

■Aさん
5歳の子どもが扁桃腺炎になりました。抗生剤のおかげで熱はすぐ下がりましたが、のどの少々の痛みは続きました。
食欲もあり元気でしたが、扁桃腺から微量の出血がありました。また、のどの白い濃がなかなかとれない状態でした。
「急性偽膜性扁桃炎」という症状のようで、菌を除去するために、うがいと別の抗生剤服用で治療しました。

■Bさん
高熱になり、扁桃腺が大きく腫れていたため、抗生剤やのどの腫れの薬などを5日間処方されました。しかし、5日経っても平熱に下がらず、37℃の微熱から40℃の間を行ったり来たりしました。
そこで、再度病院にかかったら「アデノウイルス」に感染していたことがわかりました。咽頭結膜炎(プール熱)と診断され、目にも痛みやかゆみがありました。アデノウイルスは抗生剤がないということで、熱が下がるまでに1週間弱かかりました。

■Cさん
幼稚園の頃から扁桃腺が腫れやすく、1年に何度も症状が出て発熱していました。そのたびに熱が5日間続き、そのたびに体力もかなり消耗していました。
あまり頻繁に続くようなら手術も、と考えていましたが、小学校中学年くらいから徐々に熱が出なくなりました。やはり大きくなるにつれて、体力がついてくると抵抗力も備わってくるのだと思います。

扁桃腺炎の症状

進行段階によって、扁桃腺炎にはどのような症状があるのでしょうか。

■扁桃腺炎の初期段階
扁桃が赤く腫れる・イガイガする・飲食時にのどに違和感があります。

■扁桃腺炎の種類
初期症状から進行すると、扁桃腺炎は下記の何種類かに分かれて悪化します。
 
1.急性扁桃腺炎
ウイルス感染・細菌感染により初期症状が進行し、一時的に扁桃に炎症をおこす症状です。扁桃に白苔がつく・初期段階よりのどに激しい痛みを感じる・出血・38度以上の高熱・吐き気・嘔吐・脱水症状などの症状が出ることがあります。

・溶連菌感染症による症状
扁桃腺と咽頭(のどの奥の壁)が腫れ、扁桃腺に白苔が付着します。これは、細菌と戦った白血球や細菌の死骸です。頭痛・発熱を伴ったり、体や顔に赤い発疹が出来る場合もあります。のどに菌が残っていると合併症をおこす可能性があるので、抗生物質をしっかり処方分全部飲み切ることが大切です。

・アデノウイルスによる症状
同じく扁桃腺と咽頭(のどの奥の壁)が赤く腫れます。頭痛・高熱が特徴ですが、高熱のわりには元気だったりします。このウイルスの抗生物質はありませんが、発熱後4~5日安静にしていれば熱は下がります。

2.慢性扁桃腺炎
慢性扁桃腺炎はさらに3種類に分けられますが、ここでは子どもに当てはまる種類のみ紹介します。
  
・習慣性扁桃腺炎
6歳頃をピークとして子供に多く発症します。扁桃腺炎を繰り返すことで、過剰に免疫反応をおこしてしまうと習慣性となります。習慣性の目安は年3回以上です。症状は、急性とほぼ同じです。ただし、安定期になると、症状が見られなくなります。

扁桃腺炎の予防法は?

扁桃腺炎の予防としては、原因を取り除くこと、つまり「免疫機能を上げる」「のどを乾燥させない」ことにあります。

■免疫力を高める食事を摂る
緑黄色野菜に含まれるカロテンは、免疫力を高めます。根菜は、体温を上げる効果があります。また、抵抗力をつけるために、ビタミンC・ビタミンEの摂取が効果的です。逆に、白い食べ物(白米・スパゲッティ・牛乳・砂糖など)は摂りすぎると体を冷やします。
 
■十分な睡眠・規則正しい生活
自律神経の働きを安定させます。

■体温を下げない
体温が1℃上がると、血液の流れが良くなり、免疫力は60%活性化します。適度な運動と入浴で体を温めるようにしましょう。

■空気やのどの乾燥対策
 
1.部屋の湿度を40~70%にする
湿度40%以下になると、ウイルスは空気中を漂い、室温15℃以下になると活発に動き始めます。ウイルスを繁殖させやすい環境を作らないよう、部屋の湿度をエアコンや加湿器で常に保つようにしましょう。

2.うがい
年中しっかりうがいをしていて、10年以上風邪をひいていない、という人を見たことがあります。そのうがいの効果とは、うがいをしている人はしていない人に比べ、風邪の発症率が40%低いとのことです。うがいは、のどに付着した菌やウイルスを流し、さらにのどを潤すことにより、菌などの付着を防ぐ役割も果たします。

3.のどを潤す
口呼吸をする人、口を開けて寝る癖のある人は、のどは乾燥しやすくなります。そこでのどを確実に潤わせるものとして、「濡れマスク」というものがあります。鼻につかないように、口のみにマスクが当たるように濡らして装着すると効果があります。

自己判断は危険!不安なときは医者に相談しましょう

扁桃腺は、菌がたまりやすい場所と言われています。ここに、悪い菌がつくことが度重なってしまうと、扁桃腺炎が日常化してしまいます。すると、大人になって小さくなるはずの扁桃腺が大きいままになり、余計菌がたまりやすくなるという悪循環を引き起こすのです。

筆者の子どもは、扁桃腺炎ではありませんが、溶連菌感染から肺炎に進んでしまい、治ってもまた3ヶ月以内にかかれば慢性化してしまう、と言われました。その間は、不安で自ら何度も病院に足を運び、進められていない検査も希望して受けさせてもらったりしました。

ウイルスや細菌に対抗する力がまだ弱い子供は、扁桃腺炎に限らず様々な体の不調をおこします。病院に行っても回復の兆しが見られなかった場合、果たしてこのまま薬を飲んでいていいのか、親としては不安になるかと思います。今はインターネットで色々な情報を簡単に収集できる時代です。しかし、けっして独自で子どもの病気を判断してはいけません。信頼できる医者に、納得がいくまで質問して、できるのであれば親が希望する処置をしっかりしてもらうことです。

当社は、この記事の情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行うすべての行動やその他に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。また、表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。商品詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

関連する記事

この記事を読んだ人にオススメの記事

この記事に関するキーワード

病気・怪我・健康 病気 風邪・発熱

この記事を書いた人

ちーかま

 二十丸高?アラウンド40新米ママです。...

もっと見る

  1. >
  2. >
  3. >
  4. >
  5. 扁桃腺炎の腫れの原因と詳しい症状は?予防法はあるの?