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冬に突然の激しい下痢!それって「ロタウイルス下痢症」かも…?知っておきたい対処法とは

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「ロタウイルス」という病名だけでも耳にしたことはあるのではないでしょうか?今回は、冬場に多くみられるロタウイルスの原因や症状、そして治療法についてご紹介します。突然の症状にビックリしてしまわないよう、あらかじめロタウイルスのことを知っておきましょう。

ロタウイルス下痢症とその原因とは?

ロタウイルスは、6ヶ月から2歳くらいまでの免疫力のない小児は必ずかかるものだといわれている感染性胃腸炎です。突然の激しい下痢や嘔吐が特徴で、1~4月の冬の間に発症しやすいことから冬季下痢症とも呼ばれています。

原因は、ロタウイルスに汚染された食べ物や食器などによる経口感染か、既に感染している人の便や嘔吐物を触れることで感染する接触感染です。また、嘔吐物などが乾燥して宙に舞い、二次感染を引き起こすことも考えられます。

ロタウイルスに感染した人の便には1mlあたり1億から100億個のロタウイルスが含まれており、そのうちのたった10個ほどが体内に入っただけで感染してしまうほど、ロタウイルスはとても感染力の強い病気なのです。

ロタウイルス下痢症の症状とは?

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ロタウイルスの症状は、水のような嘔吐や下痢が中心です。潜伏期間を2~4日経た後、嘔吐は1~3日、下痢は3~10日ほど続きます。39℃以上の高熱の症状がみられる場合もありますが、こちらは半日から1日ほどで治まることがほとんどです。他にも、便の色が白くなることも特徴の1つとしてあげられます。下痢の回数が多く、便に色がつかないためです。ただし、下痢が治ったとしてもその後3日以上はまだ感染力がありますので、注意が必要です。

また、ロタウイルスは重症化した場合、脱水症状による脳梗塞や意識障害をおこしたり、痙攣や意識障害を伴う脳炎や脳症を発症してしまうこともあります。そして、こうした合併症が原因となり、発達障害やてんかんなどの後遺症が残ってしまう場合もあります。

ロタウイルスに感染すると2~4日程度の潜伏期間を経て、お米のとぎ汁ような白っぽい下痢や嘔吐を繰り返します。その結果、体内の水分が失われて脱水症状になることもあります。3人に1人は39℃以上の高熱を出します。脳炎を起こして痙攣や意識障害になることもあり、麻痺が残る子供もいます。

ロタウイルス下痢症の治療法とは?

ロタウイルスに感染しているかどうかは検査をすることで診断することができます。ですが、実は、ロタウイルスには有効な治療法がありません。行なわれるのは下痢や脱水症状に対する対処療法のみとなっています。

特に気を付けなければいけないのが脱水症状です。1日に何度も嘔吐や下痢の症状があらわれるので体内の水分が失われ、重症化しやすい傾向にあります。経口補水液や白湯、温めたミルクなどをスプーンで少量ずつでも与えてあげるようにしましょう。

また、自己判断での解熱剤や下痢止めの服用は、かえって症状を悪化させてしまうことがあり危険です。必ず医師の指示に従うようにしましょう。

ロタウイルス下痢症を予防するには?

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ロタウイルス下痢症を予防するためには、予防接種がおすすめです。ワクチンを接種すれば、症状の重症化を90%も予防することができるといわれています。また、ロタウイルスの感染源である二枚貝の生食を控えたり、手洗いやうがいを念入りに行なうこともとても大切です。

また、看病しているお母さんが子どもの便などに触れて二次感染し、家族が次々へと感染してしまうということも考えられるため、大人は重症化しないと言われているものの注意が必要です。

2種類のワクチンは、いずれも乳児を対象としたものです。接種期間は、生後6〜24週の間に2回接種するものと、生後6~32週の3回間に接種するものがあります。どちらのワクチンも1回目の接種は14週6日までが推奨されています。

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この記事を書いた人

さくらいろ

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