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2歳以下は要注意!風邪に似た症状の「RSウイルス」で1週間入院をした息子の話

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息子は、今までで1度だけ入院したことがあります。今から6年前、小さな体は点滴に繋がれて酸素テントに入り、1週間入院しました。病名は「RSウイルス」。当時はまだ、周りの人もほとんど知らなかったこの病気に、息子が罹患してから治るまでの経過を思い出して、書いてみます。

子どもの熱や鼻水は当たり前だと思っていた。けれど…

小さな子どもは、本当によく熱や鼻水を出しますよね。保育園に行っていたりするとなおさらです。もちろん、世の中の様々な菌と接触することで体が強くなっていくのですから、なんでもかんでも防げばいい、というものでもありません。

ただ、「原因不明」となると、ちょっと違います。我が家の息子は6年前、生後9ヶ月の時に「RSウィルス」にかかりました。
生後6ヶ月から、徐々に保育園へ登園を始めていた息子。毎週なんとなく調子が悪く、週末には熱を出すというパターンが多かったので、その時も最初は「ただの熱だろう」と思っていました。

毎日、登園して少しすると「発熱」や「嘔吐」で保育園から連絡が来ました。今考えると、嘔吐してしまうのは咳が止まらなかったのが原因だったのかもしれません。毎日毎日、今日は最後まで園にいられるか?そんなことを思いながら、電話が来ると「やっぱり…」と自転車を走らせる、そんな日々でした。

風邪と言われ続け…病院に行っても原因が分からない

もちろん、息子の症状を放っておいたわけではありません。お迎えした後で小児科の予約を取り、近所の個人クリニックで診察してもらったり、地元の総合病院に朝から並んだりもしました。ところが、特に病名もつかず「風邪でしょう」と言われることが、2週間くらい続いたのです。

最初の発熱から2週間が過ぎ(その間、熱は下がったり上がったり、食欲も一進一退でした)いよいよこれは風邪ではないのでは…?と思っていた時、たまたま予約が取れた別の総合病院で、小児科の先生がポツッとこうおっしゃったのです。

「これは、RSウィルスかもしれないから、検査してみましょう」

今でこそマスメディアでも取り上げられ、そこそこの認知がある「RSウィルス」。当時は、初めて聞くような新鮮な響きでした。幸いその病院には検査室があり、息子の検体はすぐに検査室へ。10分ほどで、長らく息子を苦しめていた菌の正体が、「RSウィルス」だということが分かったのです。

即入院!しかし、その病院に小児科病棟はなく…

原因が分かったことはいいのですが、息子は0歳児で、しかも罹患してから既に2週間が経っています。なるべくすぐに入院した方がいい、という話になり、結局は初めの頃に診ていただいたもう1件の総合病院を、再度受診することになりました。

経験のある親御さんならお分かりかと思うのですが、1度診断を下された病院に「別の所で調べたら○○だったので…」と違う診断を持って再度行く、というのは正直やりにくいものです。でも、大切な息子の命には変えられない!ということで受診し、即入院しました。

点滴、酸素テント、ステロイドの投与。息子は2日間眠りっぱなし。

小児病棟のベッドに小さな酸素テントが張られ、点滴用の針を挿して、腕を包帯と固定材でぐるぐる巻きにされる息子。指には、体内の酸素濃度を測るための機械が取りつけられました。

息子はそれまでの2週間、呼吸がしづらくよく眠れていなかったせいか、テントの中で2日間こんこんと眠り続けました。完全看護の病院ではなかったので、0歳児を1人にするわけにいかず、夫婦交代で息子のベッドの下に担架を敷いてもらい寝泊まりしました。

幸いにも息子のテントは3日ほどで外れ、あとは点滴のみで1週間過ごし、無事に退院できました。最後の方は、ミルクをよく飲み離乳食も食べられて、備え付けのテレビでワンワンやうーたんを見まくってゴキゲンに毎日を過ごす息子と、ほとんど寝られず家にも帰れずボロボロになった私たち両親の対比が衝撃的でした(苦笑)

ただ医師には、退院後も喘息の発作が起きないか、注意深く観察するように言われました。実際その後も何度か病院に通い、ほぼ心配ないだろうと言われたのは、息子が1歳を過ぎてからだったと思います。

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ワクチンや特効薬はなく、2歳以上だと単なる「風邪」とみなされることも。

RSウィルスにはワクチンがなく、またかかった時にコレを服用すれば良い、というような特効薬もありません。0歳児は特に重症化しやすいと言われ、時には肺炎や喘息などを引き起こすこともあります。

ところが、子どもが少し大きくなってくると、体にも抵抗力がつくため、症状が鼻水や咳だけで終わってしまうこともあります。仮に病院を受診しても、「単なる風邪」ということでそのまま治癒してしまうお子さんもいます。

そのため、上のお子さんがいらっしゃるご家庭や、保育園など異年齢児が多くいる施設に出入りするお子さんは、特に注意が必要です。

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この記事を書いた人

熊野薫

株式会社えん・プロおよび、産後ママのための保育つき出張リフレクソロジーサロン~みまもりリフレ~代表。
大学卒業後、大手サロンでのセラピスト・インストラクター経...

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