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公開 2015年12月20日  

とっても簡単!ペットボトルでリリアン編みマフラーを作ろう

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ペットボトルと割り箸で「編み機」を作り、年中の次女が100均の毛糸でリリアン編みのマフラーを作りました。とても簡単に楽しく作れるので、ご紹介します。


ペットボトルと割り箸でできた「編み機」を使い、年中の次女がマフラーを作りました。お家にあるアイテムで簡単に作る方法をご紹介します。

1.ペットボトルと割り箸で「編み機」を作る

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まずは、「編み機」を作ります。

<材料>
・2Lのペットボトル
・割り箸
・ビニールテープ(絶縁テープ)

<作り方>
・2Lのペットボトル上下を切り取ります。
・奇数本の割りばしをペットボトルの周りにビニールテープ(絶縁テープ)で止めます。
・ついでに危なくないようにペットボトルの切り口もテープで留めます。

これで準備OKです!

2.「編み機」に毛糸をセットする

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毛糸の始まりを内側にたらし、ジグザグに割り箸に引っ掛けます。

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そのまま2周毛糸を割り箸に引っ掛けます。
引っ掛けるのはこのときだけ。
あとは毛糸を割り箸の外側に巻きます。

3.編んでいきます

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2周割り箸に引っ掛けたら割り箸の外側に毛糸を巻き、もともとあった毛糸の上にします。
(画像参照)

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元々あった毛糸を引っ張り、巻いた毛糸を巻き込みながら

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割り箸の内側に毛糸を送ります。

次も同様に毛糸を割り箸のほうに送ったら割り箸に引っ掛けた毛糸を引っ張り、送った毛糸を巻き込みながら毛糸を送る。
これを何度も繰り返します。

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これを繰り返すと内側にできてきます。
最後だけは親がかぎ針などを使い糸を留めて出来上がりです。

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これで筒状のマフラーが出来ます。又、厚紙で大きめの織り機を作ればニット帽が出来ます。

「編む」という作業は、指先を使う訓練にも!

発達障害児によく見られる特性のひとつとして「不器用」ということがあると思います。

例えば・・・
・字が汚い、マスからはみ出る
・つみきがうまく積めない
・靴ひもが結べない
・線がうまく引けない、ハサミやコンパスがうまく使えない
・楽器がうまく扱えない
・縄跳びがうまく飛べない

例えば「字を書く」にしても自分たちは無意識に安定した姿勢を保って、肩や腕、指に力を入れて書きます。
それらは意識していないだけで全身の筋肉を使って書いているわけです。
その一部でも弱かったらちゃんと字が書けないのです。

そのため、手先を動かす訓練のひとつとして、リリアン編みは十分に活用することができます。

手先を動かす訓練には、他にもちぎり絵やシール貼り、積み木遊びなどがありますが、リリアン編みなら、作った後自分で使えるという満足感も得られるので、モノを作るのが好きな子にはおすすめです。

手軽に手芸を楽しめるリリアン編み、一度試してみてはいかがですか?

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