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「自分らしい子育て」って、結局どういうこと?

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最近よく聞く「自分を大切にする子育て」というフレーズ。しかし、自分を大切にすると言われても、ピンと来ない人も多いと思います。実際に「自分を大切にする」とはどういうことなのか、「自分らしい子育て」とは何なのか?カウンセラーである私の観点からまとめてみました。

「自分が本当に望んでいること」は何か

私には年子の姉が1人います。私は昔、姉に何か言われると「本当は私はこう思っているのに」と思いながらも、姉の意見に従っていました。悔しいと思いながらも、姉に従うのがその場をうまくやり過ごせる方法だと知っていたので、いつも黙って姉の言うことを聞いていたのです。

その結果、私は「自分が本当は何を求めているのか」分からなくなってしまいました。私のように、自分が本当に感じている気持ちや物事が分からない人は多いです。これを子育てに例えてみると、このような感じです。

一般的な「賢くてかっこよくて、素敵なお母さん」になろうとすると、○○をしなければならない、△をやめましょうなどと言われます。その中に本当はしたくないこともあるのに、情報を鵜呑みにして周りに言われるままやろうとします。しかし、思った通りにはいかなくて、結果として自分を責めてしまったり、相手を責めてしまったりしてしまいます。

この状況は、本当に自分がやりたい子育てなのでしょうか?答えはNoだと思うのです。
では、本当に自分が望んでいることとは何でしょうか?

「一般的に良い行動」ではなく、「本当は◯◯と思っている」という自分の声を聞いてあげて

例えば、「テレビを見せない子育て」というものがあります。

子供は次に挙げるようなことをしていないそうです.
・運動技能の練習
・目と手の協調の練習
・質問すること
・探索すること
・自発性を発揮すること
・挑戦されること
・問題を解決すること
・分析的に考えること
・想像力を使うこと
・コミュニケーションの練習
・創造的・建設的であること

テレビを見ている子供は身体を動かしません.そして,テレビの画面から与えられる感覚的刺激の質は貧しいものです

子供は本来体験できる以上の喜怒哀楽に心を掻き乱されています.子供が刺激の強い虚像に翻弄されて,泣ける間はまだしも,やがてそれに慣れきってしまうのは恐ろしいことです

これは、テレビを見せることで子どもの心や運動能力などに影響が出てしまうという内容です。それを避けるために、テレビを子どもに見せないようにするという子育て方法です。

これを聞いて、多くのパパママが「よし、テレビを見せないぞ!」と頑張ろうとしたことでしょう。しかし、今のパパママはテレビが家にある生活が当たり前です。テレビがない生活だと、とても苦しい気持ちになってしまう人も少なからずいたことでしょう。子どもが2歳頃になったら、教育番組だけ…などと言いながら、子どもがギャン泣きするため、ずるずると見せるようになってしまった…という家庭も少なくないと思います。

心の中では「これくらいいいんじゃないかな」などと思ってはいませんか?テレビの便利さを知っているがために、なかなかやめることなんてできないよな~と、心の奥底では思っているのではありませんか?

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そんな中、もし「うちはこれだけは見せるようにする」と決めることができたら、どんなに良いでしょう。しかしそれができないというのは、一般的に良いとされている子育て方法と、自分が本当に感じていることが食い違っている証拠です。本当に子どものためを思って、無理してでもやろうと思っているパパママはそれでも良いのですが、やはり少し苦しいのではないでしょうか。

また、パパママの苦しさを子どもは敏感に感じとります。情緒不安定になったり、パパママの代わりに体調を崩してしまったり、パパママの抑えている気持ちを代わりに発散しようとして、暴力的になったりする場合もあるんですよ。もしパパママが「自分たちが本当にやりたいようにできていない」ことで子どもに影響が出ているとしたら、それこそ本末転倒ですよね。

だからこそ、自分が本当に感じている気持ち、例で言えば「これくらいいいんじゃないの?」と思っているその気持ちをきちんと見つめ直し、実際にその行動を自分のためにしてあげることが大事です。

子育てでは「やらない」を選べることが重要

ここで大事なのは、「できない」と悩むのではなく、「やらない」という選択をするということです。

「できない」という言葉は、「本当はやりたいけど」という考えのもとに成り立っています。ここで「できない」と言ってしまうと、結局「やりたいのに」という気持ちがあるために、心の奥底での苦しい感じは変わりません。「本当はやりたいんだけどさ、家が◯◯だからできないんだよね」なんて言い訳をしている人は、何かと理由をつけることで、自分の本当の気持ちややりたいことを見ないようにしているのかもしれません。

一方、「やらない」という行動を選ぶ場合には、次の選択をすることができるようになります。「◯◯しないから△△をする」という具合ですね。だからこそ、「できない」ではなく「やらない」を選択をすると、「自分で」決めてもらいたいのです。

私の場合、夜間の授乳をやめることを、我が子の10ヶ月検診ですすめられました。夜間に何度も授乳していると、昼間の生活に影響が出てくることもあったからです。しかし私の中では、昼間の授乳と夜間の授乳、どちらもやめたくなかったのです。子どものためにというより、自分自身がまだおっぱいをやめたくなかった。あげていたかった。寂しい。と思っていたからです。

だからこそ、ここできっぱりと「断乳できないんです」ではなく、「断乳しません」とはっきりと自分に言い切りました。自分がやりたいという気持ちを優先したかったからです。

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子育て・育児 子育ての悩み

この記事を書いた人

西村 史子

こんにちは。子連れベビーシッターの西村史子です。

教員として様々な種類の学校で勤務をし、子どもの個性を決定するのは幼少期がとても重要だということを実感しま...

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