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産褥熱とは?産褥熱の原因・病状・治療法まとめ

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産後のママ症状、知っていますか?赤ちゃんのお世話はばっちり調べていても、意外と見落としがちなのが産後のママの症状。産褥熱は今でこそ少なくなってきましたが、知っておきたい症状のひとつ。産褥熱って一体何?と思ったあなたのために産褥熱の原因、症状、治療法をまとめてみました!

目次 産褥熱とは?
産褥熱の病状
産褥期の原因は?
産褥熱の治療は必要なの?
産褥熱は早期治療が重要!
まずはお母さんの体から

産褥熱とは?

産褥熱とは分娩を行った後24時間以降に起こりうる症状。妊婦が分娩後の10日間までの間に、38度以上の高熱が2日以上続くような場合を産褥熱と呼んでいます。

高熱の他にも悪寒、腹部の傷み、悪露の異常など様々な症状を引きおこし、それらが原因で産後の体を苦しめるのです。産褥熱は38℃以上の高熱が出るのが特徴。微熱や体の不調は他の産後に起こりうる症状の場合も考えられます。

産褥熱の病状

産褥熱には様々な病状があります。病状によって症状や感染部位も異なるので、簡単にまとめてみました。

■産褥子宮内膜炎(さんじょくしきゅうないまくえん)
分娩後3~5日に発症する場合が多い症状。産褥熱の多くが産褥子宮内膜炎にかかります。子宮の圧痛、下腹部の傷みが主な症状。その後に38度以上の高熱を発症します。食欲不振や悪寒、頭痛の他に悪露が通常より臭いなどの特徴もあります。

■産褥敗血症(さんじょくはいけっしょう)
産褥熱の中でも一番重症。産褥敗血症は傷口から感染した細菌が血流内に流れ、さらに全身に感染してしまった状態です。40℃の高熱や筋肉痛の後に数日後、急に状態が悪化して初期段階だとショック状態に陥るケースもありえます。

■子宮付属器炎(しきゅうふぞくきえん)
子宮内膜炎の感染の影響が卵巣、卵管に広がった状態。感染の確率は他の症状よりも低いのも特徴です。子宮内膜炎の数日後に再度発熱を引き起こします。主な症状は、下腹部の片側または両側の傷み、嘔吐など。

■子宮筋層炎(しきゅうきんそうえん)
子宮内膜炎の感染の影響が筋層まで広がった状態。子宮筋層炎は子宮内膜炎よりも重症な状態です。39~40℃の高熱を発症。主な症状は寒気、下腹部の傷みや強い圧痛などの不快感。

■産褥骨盤腹膜炎(さんじょくこつばんふくまくえん)
子宮内膜炎の影響からもなりうる症状。軽い場合では、下腹部の傷みや圧痛など。しかし、分娩後3~4日後に悪寒を伴う高熱を発症し、腹部全体が痛みを感じるなどの重い症状も起こります。

産科疾患の診断・治療・管理

産褥期の原因は?

原因は大腸菌をはじめとした細菌が出産でできた傷口などに感染することです。女性は出産するために産道や子宮など体の内部が傷ついてしまいます。その傷口に細菌が感染し炎症を起こして産褥熱になってしまうのです。

中でも外陰、膣、子宮頚管からの感染である「上行性子宮内感染(じょうこうせいしきゅうないかんせん)」が一番多い原因です。自分自身だけでなく、分娩を手伝う助産師、医師が原因になる感染もあります。分娩時に内診、会陰切開で使う器具からの感染や分娩室の空間からの感染は「外部感染」と呼ばれています。器具による感染は帝王切開に多く見られます。

また、本人の性器内細菌での感染は「上行感染」。これらの細菌に感染してしまうのは、産後の体力と抵抗力の低下、悪露の排泄遅れも原因のひとつです。

産褥熱の治療は必要なの?

産後の女性は抵抗力が低下しているため、熱を引き起こす可能性は少なくはありません。しかし、産褥熱には38℃以上の熱が2日以上続くという特徴があります。産後の体調不良ではなく、明らかに高熱が続いた場合は受診が必要です。

さらに、治療には様々な方法があります。悪露が溜まっているようであれば、子宮から取り出す場合も。また、体内に胎盤が残っているなら除去手術も行われます。治療法は医師の判断に従いますが、点滴治療や抗生物質など簡単な治療で良くなるケースが多いのです。

産褥熱は早期治療が重要!

産褥熱は早期治療がとても重要。その理由は、さらなる感染を防ぐためです。先ほど、産褥熱の病状でも説明しましたが多くの女性の場合が産褥子宮内膜炎にかかります。

他の症状は産褥子宮内膜炎から悪化した症状がほとんどとなります。そのため、早期治療でとどめておけば点滴や抗生物質などの軽い治療ですむのです。高熱は危険信号と考え、少しでもおかしいと感じたら病院を受診しましょう。

まずはお母さんの体から

近年の分娩管理により細菌の感染も減り、産褥熱にかかる可能性は少なくなりました。医学の進歩は産後の女性の安全も守ってくれています。しかし、産後の生活はいままでとは一変。慣れない育児に加えて、弱った体での生活に発熱も考えられます。

産後は寝て過ごすと昔は言われてきましたが、なかなか難しいですよね。赤ちゃんのお世話に気を取られてしまいますが、まずは自分の体もいたわってあげてくださいね。母親の健康あってこその、赤ちゃんの笑顔なのですから!

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この記事を書いた人

いちまる

1歳になる娘を育てるシングルマザーのいちまると申します。
妊娠、出産、育児を経験し様々な喜びと苦しみを味わいました。
初めての育児は誰もが初心者。だから、わ...

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