子どもが産まれ家族が増えていくこと、家族仲良く過ごしていくことを、一緒に夢見て結婚したはず。の夫婦。
けれど、子どもが産まれ育児に奮闘していると、お互いの忙しさを分かってあげられなかったり、お互いを思いやる気持ちを忘れてしまったりすることもあります。もちろん、子どもが産まれて家族として楽しく過ごせてはいるものの、恋人同士のときのような思いやりがなくなってしまったことを寂しく感じてしまうのです。
そんな中、私が旦那に言われて嬉しかった言葉があります。それは、「ありがとう」でも「ごめんね」でもなく、相手を労わる、気持ちがこもった言葉でした。
「ありがとう」でも「ごめんね」でもなく・・・育児中、夫に言われて嬉しかった言葉
18,507 View初めての育児の中、夫婦として、家族として、旦那として妻として、お互いかけあえる言葉はたくさんあるはず。旦那からの言葉で、私にとって、「ありがとう」や「ごめんね」よりも、嬉しかった言葉とは・・・?
忙しくて、思いやる言葉の大事さを忘れてしまう
『大丈夫か?』
育児中、私が何度か体調を崩してしまったことがありました。頭痛がひどかったり、子どもから風邪をうつされたり、歳を重ねるうちに新たに病気を患うこともありました。仕事や人間関係で、悩むこともありました。
そんな時、いつも私を救ってくれたのは『大丈夫か?』という旦那の一言です。
「ありがとう」や「ごめんね」よりも、なんでこんなにこの一言が嬉しいのでしょう。それはきっと、自分のことを気にかけてくれてる嬉しさだと思います。子どもが中心の毎日の中で、自分にも目をやってくれてるということに、とても嬉しく思いました。
そして、自分が弱ってる時に、自分の弱音を吐ける言葉をくれていることです。「大丈夫じゃないよ」と言える時を作ってくれていることです。
お母さんになると、なかなか弱音をはけません。笑顔でいないと、家族も明るくなりません。そんな時、旦那になら弱音をはいていいのだと、そういう居場所があることを教えてくれました。
『大丈夫!』
そしてもう一つ嬉しかったのは、『大丈夫!』という言葉です。
育児中、不安になることはたくさんあります。
これでいいのかな?
私ちゃんとやれてるかな?
小さな不安から大きな不安まで、たくさんの不安が自分の中で渦巻いてしまいます。一日中子どもとマンツーマンで過ごすと、誰にも言えない悩みが自分の中でグルグル堂々めぐりを繰り返したり、仕事や自分自身の体調のことで、不安になる日もあります。
そんな時、旦那の『大丈夫だよ!!』の一言が頑張ってることを認めてくれているんだと、心の支えになりました。
お互いを思いやり、伝え合うということ
夫婦になって、家族になって、優しさの形が変わってきたのかもしれません。日々、育児や仕事だけでなく、様々な困難をともにしていくのが夫婦です。
その道を一緒に歩き、歳を重ねていくと、お互いが嬉しく思う言葉は、恋人同士のような、甘い言葉ではないのかもしれません。しかし、旦那だからこそ、妻だからこそ、言ってくれると嬉しい言葉があるのです。
夫婦として思いやりをもって過ごすことの大切さと、そしてその気持ちを伝える言葉の偉大さを学んだ出来事でした。
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