「早く寝る」という目標のためには、生活リズムを整えることが先決です。産まれてすぐの赤ちゃんは、昼夜逆転の生活リズム。それは、おっぱいのためにも大切なこと。私たち大人の生活リズムは、毎日行っている「同じこと」によって作られます。
赤ちゃんや子どもにとっての「同じこと」は、産まれて半年以内であれば、おっぱい・お風呂、くらいなものです。補完食(食事)が進むにしたがって、毎回の食事の時間が加わってきます。3回食になるまでを目安に、起きる時間、食事の時間、昼寝の時間、お風呂の時間、眠る時間、をベースに生活リズムを整えることができると良いですね!
朝、子どもが眠ってくれていると家事が色々とはかどって助かりますよね。でも、夜寝てもらうためには、朝起きるということが欠かせません。まずは、カーテンを開けて朝日を浴びましょう。お天気が悪い日は部屋を明るくしましょう。そうやって光を取り入れることで、子どもの身体の中の目覚めスイッチを入れていきます。
といっても、「明るくする=すぐに起こす」ということではありません。明るくすることで、赤ちゃんを目覚めるモードに持っていくのです。タイトルには7時と書きましたが、目覚めてほしい30分前くらいに明るくできると良いですね。これは、生後2~3ヶ月頃から始められる、夜寝る子にするための対策です。おひさまリズムを作るために、早いうちから昼夜の区別をつけるための光の変化を取り入れていきましょう。
お風呂はパパの役目、とされているご家庭もあるかと思います。お風呂は赤ちゃんや子どもにとって、遊びの時間でもありますね。お風呂に入ると、楽しくてテンションが上がってしまうお子さんもいることでしょう。スムーズな入眠のためには、入眠前にテンションがあがる出来事は、できるだけ避けたいものです。
ごはん→お風呂→お布団ではなく、お風呂→ごはん→お布団の順番のほうが良いお子さんも多いようですよ。
「お布団に入る=寝かせつける」と思ってしまうと、なかなか眠ってくれない、とストレスになることでしょう。お布団に入って30分は、子どもとゆっくり過ごす時間と考えてはいかがでしょうか?抱っこしながらお話しをする、絵本を読む、もう少し大きくなった幼児であれば今日の出来事を聞く、など、家事も仕事も忘れて子どもとのスキンシップの時間をとってみてください。きっとママにとってもかけがえのない時間となることでしょう。
ここに書いたのは、ほんの3つのポイントだけです。これが当てはまるお子さんもいれば、当てはまらない子もいるでしょう。寝かせつけの前に、必ず生活リズムを見直してくださいね。そして、その生活リズムは、ママが望む生活リズムという視点だけでなく、お子さんにとって快適な生活リズムも考えてあげましょうね。