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【妊娠初期】妊娠中の妊婦はカフェインを摂取しても良い?リスク・胎児への影響は?

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普段からカフェインを摂る方は、妊娠中も飲みたくなりますよね。妊婦さんは食べ物、飲み物、薬など、様々な制限を受けます。その中で、たばこやお酒のように明らかに有害が証明されているものは諦めもつきますが、カフェイン類はまだ確たる証明がありません。良くないらしいけど…と迷っているときの、一つの判断材料にしてみてください。

目次 妊娠中にカフェインを摂取するのは控えた方が良い?
妊娠中にカフェインを控えた方が良い理由は?
カフェインの摂取によって胎児に与える影響はある?
一日に摂取してもいいカフェインの量はどれくらい?
妊婦におすすめ!ノンカフェインの飲み物10選!過度に気にしすぎず、バランスを大切に過ごしましょう。
ポイントを押えた生活をしましょう

妊娠中にカフェインを摂取するのは控えた方が良い?

妊娠して助産師さんから指導を受けたり、育児書を読んだりすると摂ってはいけないものの中に、「カフェイン」という項目があると思います。カフェインと言えばコーヒー、緑茶だけれど、よく調べると紅茶やいろいろな飲み物に入っていることに気づきます。「こんなに飲めないものがある…むしろ何なら飲んでいいの?」と驚くこともあるでしょう。
 
妊娠したら、カフェインは控えた方が良いかといわれると、確かに控えた方が良いです。ただどの本や雑誌を見ても、おそらくカフェインを禁忌にしているものは無いと思います。カフェインは「控えた」方が良いですが、「摂ってはいけない」ことはありません。あくまでも「摂りすぎ」が問題なのです。

妊娠中のカフェインの摂り方で大切なのは、「量」と「時期」です。普段からカフェインの入った飲み物を頻繁にとる人は少し控えなければいけませんが、それほどカフェイン中毒でない人は、ほとんど量を変える必要はないかもしれません。

それでは、適度な量とはどのくらいでしょうか。

妊娠中にカフェインを控えた方が良い理由は?

【カフェインによる作用】

■中枢神経興奮作用
カフェインを摂ると眠気が冷める経験をしたことがある方は多いと思います。カフェインには中枢神経興奮作用があり、眠気が冷め、精神機能を高める作用があります。

■心筋に対する作用
心臓の収縮力を高め、心臓の拍出量を増やします。「摂りすぎで少し動悸がした!」という経験はありませんか?

■基礎代謝の上昇
カフェインは交感神経を刺激するため、基礎代謝が上昇します。

■利尿作用
カフェインを摂るとトイレが近くなりますね。ただこの時に、カフェインはカルシウムを尿中に排出してしまいます。

■鉄吸収阻害作用
カフェインは鉄の吸収と相性が悪く、またビタミン(妊娠中に必要な葉酸なども)吸収を遅らせます。

【妊娠中にカフェインを摂る害】

■流産、早産、低出生体重児の可能性

カフェインを摂ると、アドレナリンの作用により血流が低下し、胎児へ届く酸素や栄養分が減ってしまいます。アドレナリンで血管が収縮するため、酸素や栄養の通り道が狭くなり、必然的に供給量が減ってしまうのです。

酸素や栄養が不足した胎児が発育不全になり、低出生体重児になったり流産や早産になる可能性が出てきます。

■必要な栄養素の阻害
鉄分、カルシウム、ビタミンは、通常の生活でも人間に必須のものですが、妊娠中はさらに強化して摂る必要がある栄養素です。しかしそれらの吸収をカフェインは阻害してしまう可能性があります。そうなると胎児の発育不全の可能性が出てきます。

■脱水傾向
カフェインによる利尿作用と心拍出量の上昇により、体内の血流が早くなります。妊娠中は血液も薄まりやすいため、脱水や貧血状態に要注意の時期です。

一定の量のカフェインを過ぎると、体内の水分量の排泄が進み、脱水状態になりやすくなります。一気に脱水するというほど極端でなくても、全身がカサカサしたり、喉の渇きが激しかったりといった症状が出るかもしれません。

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カフェインの摂取によって胎児に与える影響はある?

カフェインの摂取量によっては、胎児に悪影響を与える可能性があります。

■発育不全
胎児の内臓はまだ不完全で、カフェインを分解・排出する機能が未熟です。お母さんがカフェインを摂取すると、母体のアドレナリンが上がり血管内の血流が減少します。それによって胎盤の血流も減少します。つまり、胎児に届く酸素や栄養分の通り道が狭くなり、酸素や栄養をタップリ持っている血液の供給量が減ってしまうということになります。成長に必要な酸素や栄養が少なくなれば、発育も自ずと遅くなったり未熟なままになってしまうのです。

■胎児のカフェイン中毒
中毒と言うとやや表現が大げさかもしれませんが、カフェインを十分に排出することができない胎児は、排出できなかったカフェインを長時間体内にため込んでしまいます。お母さんの実感以上に、お腹の赤ちゃんにカフェインが蓄積されていることになります。そうすると、前述したカフェインの作用の影響を多分に受けることになります。

蓄積したカフェインにより興奮しやすかったり、不眠や落ち着きのない傾向を持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。また、心筋に対する作用はデータは不十分なのですが、心筋にカフェインが影響することがある限り不整脈などが出てくる可能性はあります(大人ではカフェインの摂りすぎで不整脈になるケースは報告されています)。

■初期と後期でのカフェインの影響
妊娠初期にカフェインを摂りすぎると、内臓器がまだまだ未完成の時期のため、胎児の発育不全や未熟児の傾向が強くなります。

妊娠後期になり肝臓機能などが出来上がってきても、やはり発育不全の可能性があると同時に、カフェインがそのまま移行するので肝臓機能自体が低下する可能性も出てきます。

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一日に摂取してもいいカフェインの量はどれくらい?

カフェインはあくまでも禁忌ではありません。カフェインによる有害作用もありますが、カフェインによりむしろリラックスしたりする効果もあります。「摂りすぎ」なければ良いのです。

では適量とはどのくらいかというと、現在のところまだ確固たる立証は無く、産科医などにより推奨されるデータにとどまっているのが現状です。推奨されるカフェインの量は、おおよそ300㎎です。コーヒーならマグカップに2~3杯というところでしょう。7~8杯以上は胎児への影響が、2倍以上というのが平均的な考え方です。何にカフェインがどのくらい入っているのか、それを知って上手にカフェインのリラックス効果を摂っていければ良いと思います。

【コーヒー(→の先がカフェイン含有量です)】
カフェインと言えばコーヒーです。
■カプチーノ、カフェラテ(140ml)→47㎎
■インスタントコーヒー(140ml)→56㎎
■ドリップコーヒー(140ml)→95㎎
■エスプレッソコーヒー(30ml)→52㎎

【お茶類】
お茶なら良いと思いがちですが、以外に含有量が多いです。ベストは麦茶です
■麦茶(140ml)→0㎎
■番茶(140ml)→14㎎
■緑茶(140ml)→28㎎
■ほうじ茶(140ml)→28㎎
■ウーロン茶(140ml)→28㎎
■紅茶(140ml)→70㎎

【その他】
コーラやチョコレートにもカフェインは含まれています。また、ダイエットコーラの方が多いので要注意です。
■板チョコレート(50ml)→20㎎
■コーラ(350ml)→34㎎
■ココア(140ml)→45㎎
■ダイエットコーラ(350ml)→45㎎

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妊婦におすすめ!ノンカフェインの飲み物10選!過度に気にしすぎず、バランスを大切に過ごしましょう。

妊娠中の食生活は大切です。しかし、妊娠前に比べて制限も多くストレスもたまることだと思います。特にカフェインを日常的に摂っていた人が、あまり我慢しすぎると、いわゆる禁断症状で頭痛や倦怠感に悩まされることもあります。量は「300㎎」を目安にして、あまりストイックに構えず「適度」も必要です。

そして安心してコーヒーやお茶類のリラックス感を味わいたいときにお勧めなのが、ノンカフェインの飲み物です。

1.ルイボス茶
ノンカフェインとして安心なだけではなく、妊娠中に必要かつ不足しがちな鉄分、ミネラルが多く入っています。むしろ妊娠中に飲んだ方が良い、とも言えます。好みはありますが、女性は比較的好きな味で美味しいのではないでしょうか。

2.ノンカフェイン紅茶(デカフェ紅茶)
※デカフェとはカフェインの少ないことを言います。
様々なフルーツ味もあり、色々な種類を楽しむこともできます。

3.ゆず茶
ビタミンC、ミネラル、鉄分、妊娠中特に必要な葉酸が豊富で体を温めてくれます。また、手作りも簡単です。

4.黒豆茶
アントシアニンが脂肪の排出、美肌効果があり、血流を良くして便秘の解消にもなります。うまみ、甘みがあり思ったより飲みやすいでしょう。

5.麦茶
カフェインだけでなく、カロリーも無いのでほぼベストの飲み物です。また、繊維質が多くミネラルも豊富に含むので体調管理にも役立つでしょう。特に夏場には飲みやすくていいですね。
ただ、一説としてあまり麦茶にこだわりすぎるとミネラル摂りすぎの可能性もあるようです。良いものも「過ぎたるは及ばざるが如し」のようです。

6.ハーブティー
ハーブは妊娠中に良いものと、摂ってはいけないものがありますのでよくよく注意してください。専門店で確認しながらの購入をお勧めします。
妊娠中に良いもの→ラズベリーリーフ・ローズヒップ・ネトルなど
妊娠中に避けるもの→ローズマリー・ジャスミン・セージ・マテなど

7.タンポポコーヒー
タンポポの根からできたコーヒーで風味は若干落ちますが、コーヒー気分は味わえます。

8.野菜ジュース
あくまでも野菜代わりにはなりませんが、ビタミンやミネラルをとることができます。ただ、果汁や糖分の入っている物もあるので、あくまでも野菜100%で緑黄色野菜の入ったものにしましょう。それでも、過度に摂りすぎないように気をつけます。

9.フルーツビネガー
果物酢で、通常は飲めない人も多いかもしれません。ただ、妊娠中で酸っぱいものが欲しくなったりした時、美味しく感じることもあります。そのままでなく、水割りやソーダ割りでも美味しいですが、糖分に気をつけましょう。

10.ほうじ茶(カフェインレスのもの)
麦茶と違って発酵させたお茶なので、体を温める効果があります。また、お茶につきもののカテキンが少ないので(カテキンは葉酸の吸収を阻害します)安心です。

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ポイントを押えた生活をしましょう

妊娠中はいろいろな情報が入ってきて過敏になりがちです。特に、カフェインについてはあまりに日常的にあるものでありながら、絶対のデータが無く、医師によっても見解が違うことで戸惑うことも多いかもしれません。

カフェインの作用は体格によっても違いますし、いつもより小さ目のマグカップで2~3杯に押さえておけば良いかしら、ぐらいの気持ちで良いと思います。ただ、表記した以外に(妊娠中は飲まないかもしれませんが)栄養ドリンクなど、様々なものにカフェインが入っている可能性がありますので、購入する際にチラッと成分表示を見るくらいはしても良いでしょう。

いずれにしても検診で胎児の体重が順調に伸びていれば、きちんと生活できている、胎児を育めている、ということですので安心してそのままの生活を続けてください。おおおそのポイントを自分で決めておけば、クリアしていけると思います。

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acchan

現在二人の子どもの子育て真っ盛りのママです。
子どもの個性を伸ばした関わり方を大切に、日々試行錯誤しながら自分自身も成長しています。
自分自身も子どもと一緒...

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