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産後は痔になりやすい?痔の原因と治療法7選

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出産で頑張った後なのに体に不調があると辛いですよね。特に痔に関しては市販の薬は使っていいのか、病院に行くべきなのか、いつから手術ができるのかなど、相談しにくい悩みがたくさんあると思います。我慢してしまいがちですが、痔は恥ずかしいことではないのです。ここでは一緒に痔について紐解いていきましょう。

目次 これって切れ痔?いぼ痔?産後になりやすい痔の種類
産後に痔になりやすい原因
痔になったらどうすればいい?対策7選!!
痔の手術は産後どのくらいから大丈夫?
産後のママは痔になりやすい。予防を心がけましょう!
がまんしないで!

これって切れ痔?いぼ痔?産後になりやすい痔の種類

産後の痔は、妊娠前に痔を経験している方ならば「あ!」とすぐに思い当たるかもしれませんが、妊娠、出産を機に痔を発症してしまったママさんの中には、会陰切開後の痛みと勘違いしてしまい、痔そのものに気が付かないことがあります。

まずは痔について知っておきましょう。

痔とは肛門の周辺の病気です。大きく分けると痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろう(あな痔)の3種類となります。

各症状を紹介しておきましょう。

1.いぼ痔
肛門の周囲の血流が悪化することにより肛門の内側、または外側にいぼ状のものができます。外側にできる場合は、気が付きやすいのですが、内側にできた場合は神経が通らない場所ということもあり気が付きにくく、排便時に出血してから気が付くことが多いです。

2.切れ痔
産後、母乳により水分が不足し、便が硬く大きくなってしまい、排便の際に肛門が裂けてしまいます。排便時に強い痛みがあり、少量の出血を伴うこともあります。

3.あな痔
肛門周辺に細菌が感染し、肛門内のくぼみに膿がたまり、トンネル状になっている状態をさします。

産後に発症しやすいのは、いぼ痔と切れ痔で、あな痔の症状は比較的少ないと言えます。

参照:ボラギノール

産後に痔になりやすい原因

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産後に痔を発症したと思われる方が多いのですが、実は妊娠中に痔の準備段階が始まっている場合もあります。ここでは産後、痔になりやすい原因をいくつか挙げてみましょう。

1.おなかの重み
妊娠中は、お腹の重みで肛門周りが圧迫されてうっ血しやすい状態にあります。圧迫され、血流が悪化し、いぼ状に腫れてしまった状態がいぼ痔です。

2.出産時のいきみ
出産時のいきみで肛門に負荷がかかってしまいます。すると、もともと中にあったいぼ痔が外へ出てしまい、痛みを伴う結果となってしまう場合があります。また肛門周辺にかかる負荷により、いぼ痔を発症する場合もあります。

3.体内の水分不足
妊娠中はホルモンバランスの変化に伴い便秘になってしまう方も多いのですが、出産後は母乳育児に伴い体内の水分が不足しやすい状態となり、便秘になってしまう方が大半です。その結果、便が硬くなり、硬くなったことで便秘になり、そしてますます便が硬くなるという悪循環に陥ってしまいがちです。硬い便を排出することにより肛門が切れてしまいます。

4.トイレの習慣
出産後は昼も夜もなく育児に取り組まなくてはいけないので、お母さん自身の生活リズムも狂いがちになります。そうすると、決まった時間にトイレに行くこともままならなくなり、便秘を引き起こしてしまいます。便秘になってしまうと、3.でも述べましたが水分不足も伴い悪循環となってしまいます。

痔になったらどうすればいい?対策7選!!

痔の症状が出てしまうと、それ以上悪化しないように気を付けなけらばいけないこと、気を付けた方が良いことがあります。実行しているうちに症状が緩和される可能性もあるのでぜひ取り組んでみましょう。

1.食生活の改善
まずは食生活の改善です。便秘にならないため、また、硬いうんちにならいための食事を心がけてみましょう。例えば、食物繊維を多く含んでいる野菜などを意識して摂取する、朝食にヨーグルトやプルーンなど腸に働きかけてくれるものを取り入れる、また、上質のオリーブオイルなども便秘体質の改善には良いとされていますので、毎日スプーン1杯取り入れてみるのも一つです。

2.水分を摂る
母乳育児により体内の水分が少なくなってしまいがちです。水分を意識してとるように心がけましょう。ただ、冷たい飲み物を摂りすぎてしまうと体が冷えてしまうので、常温、もしくは暖かい飲み物を摂りましょう。ちなみにミネラル水の場合は、硬水のほうがお通じが良くなります。

3.クッションの活用
肛門を刺激しないよう、座る際にはドーナツ型のクッションを使用するとよいでしょう。ドーナツ型のクッションは出産準備の際に会陰切開後の痛み軽減を考えて用意された方もいらっしゃるかと思います。患部を刺激することで、痛みが出てしまったり悪化してしまうことも考えられますのでドーナツクッションの活用は有効です。

4.体を動かす
適度に体を動かすことにより代謝を促進し、血流が良くなります。また逆に長時間座り続けるなど、同じ姿勢を続けることによって
血流が悪くなり痔を悪化させてしまう可能性があります。

5.体を冷やさない
身体を冷やすと血行不良になってしまいます。特に夏場などは、クーラーなどで体が冷えてしまっていても自覚がない場合があります。暑い季節こそ、シャワーで済まさずに半身浴でも構いませんので湯船につかりお尻周りを冷やさないようにしましょう。もちろんどの季節でもお風呂にゆっくりつかり、体を温めることはとても有効です。

6.薬を処方してもらう
受診してお薬を処方してもらうのが一番安心なのですが、ドラッグストアにも市販のお薬が何種類かおいてあります。塗薬、注入タイプの塗薬、座薬、などがありますが塗薬の中にはステロイドを含んでいるものもありますので、母乳に影響がないかどうかを確認してからの使用にしましょう。また受診して処方してもらうお薬の中にもステロイドを含んでいるものがありますので、母乳に影響がないかなどきちんと説明を受けて納得してから使用しましょう。

7.ストレスをためない
お母さん自身のストレスは消化器官と深く関係しています。産後は、普段の生活とは違い、なかなか自分のペースでは過ごせなかったり、不安になってしまうことも多いかと思います。そんなイライラや不安が便秘につながることも十分考えられますので、一人で全部抱え込まず、旦那さま、お友達、家族、公共機関など、小さな心のSOSを発信できる相手を見つけることも大切です。

痔の手術は産後どのくらいから大丈夫?

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痔の手術はいつごろから受けてもいいのでしょうか?

手術の時期は症状によっても変わってきます。また、入院が必要な場合と日帰りで大丈夫な場合もあります。どちらにしても手術後は安静にしなければいけませんので、赤ちゃんにあげる母乳、また、預かってもらえる先、手伝ってもらえる環境を考えなければいけません。

産後4ヶ月くらいの子どもがハイハイなどができるようになる前の方が術後に動き回らなくてもよい、と考える方もいれば、母乳以外のもので栄養分を代用できるくらいになってからが良いと考える方もいます。とはいえ、一番はご自身の痔の症状です。症状が重篤な場合は、できるだけ早く手術を受けた方が良い場合もありますので、まずは主治医の先生に相談し、一番良い時期を考えましょう。

産後のママは痔になりやすい。予防を心がけましょう!

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これまでの項で述べてきましたように、産後のお母さんの体は痔になりやすい状態です。自分自身への少しの気遣いで痔を回避できることもあります。痔になったら…の項とかぶる面もありますが、ここでは予防という面から考えていきましょう。

1.便秘になりにくい食事を心がける
痔になった時の対処法と同じように、便秘にならない食生活を心掛けましょう。食物繊維を多く含んでいる豆類、穀類、野菜、きのこ、海藻などを意識して摂取したり、朝食にヨーグルトやプルーンなど腸に働きかけてくれるものを食べてみるのは効果が期待できそうです。

2.肛門に負担をかけないよう辛いものや刺激のある食べ物はさける
辛みや刺激のもととなる香辛料は、多くの場合、吸収されずにそのまま排出されます。そのため、肛門を刺激してしまいます。痔になっているときには、刺激のあるため物はさけましょう。

3.決まった時間にトイレに行く生活習慣をつける
規則的な排便をすることも重要です。忙しくて便意を感じているのに我慢したりすると、便秘になってしまいます。また、排便の際には、いきみすぎたり長居しすぎたりすることもよくありません。便意を感じた時にトイレに行き、無理しすぎないようにしましょう。

4.同じ姿勢を続けず、適度に体を動かす
長時間立ちっぱなし、座りっぱなしでいると、肛門の血流が悪くなります。定期的に身体を動かして、おしりの血流を良くしましょう。

5.肛門を清潔に保ちトイレなどではウォシュレットを使う
排便後にトイレットペーパーで拭くだけだと、便に含まれる刺激物質が肛門に付着するので、ウォシュレットやシャワーで洗い流したり、ウェットティッシュを使ったりして清潔に保ちましょう。

6.体を冷やさないよう、入浴は湯船につかる
身体を温め、血行を良くするためにも、シャワーだけで済ますのではなく湯船にゆっくり浸かりましょう。肛門周辺も清潔になるので効果的です。

7.ストレスをためないようにする
便秘や下痢の原因として、精神的な要因も考えられます。ストレスをためずにリラックスして過ごすことも大切です。

体をいたわる生活を心がけることでかなり痔の予防が期待されます。産後は、無理をしなければいけない環境かもしれませんが、なるべく自分の身体に負担がかからないよう、自分自身で意識するようにしましょう。

がまんしないで!

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痔の痛みは、なった人にしかわからない痛みと苦痛ですよね。産後は何もなくても心身ともに負担がかかる時期なので、それに痔の痛みや排便時の苦痛が加わるのは、辛く大変なことだと思います。そんな辛いことにも耐えられるのは、かけがえのない宝物がそばにいてくれるからですよね。

痔になったときは受診、もしくは市販のお薬でも構わないので一刻も早く対処しましょう。恥ずかしがることではなく、むしろ産後の妊婦さんで痔に悩んでいる方は珍しくないのが現状です。

早く治してすっきりするに越したことはありません。受診がどうしても恥ずかしいと感じる方は、出産でお世話になった産婦人科に行って診ていただくのが良いと思います。それこそ産婦人科の先生は慣れていらっしゃいますから、恥ずかしがらなくても大丈夫です。また、内科と肛門科が一緒になっている病院もあるようなので調べてみるのもよいかと思います。

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この記事を書いた人

みなみ

子供の背中にキュンっとなります。
寝てる時のひよこ口にププッとなります。
朝日より夕日がすきです。

子育ての引き出し・・ちょっぴり、もっています。
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