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公開 2015年12月05日  

体がカチコチになる冬に試したい、寝る前の簡単ストレッチ術!

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寒くなると、外へ出るだけで体がカチコチになってしまいますよね。体が凝りやすい冬こそ、ストレッチの出番です。お仕事や家事に忙しい方でも、お金と時間をかけずに、家で寝る前にゴロゴロしながら、気軽にコリやむくみ、ストレスを流せるストレッチの方法をご紹介いたします。


ストレッチの効果とは?

ストレッチは心身の両面に多くの好影響が期待されます。体の面では、筋肉を伸ばすと、血液の循環が良くなり、体が温まります。リンパ・老廃物の流れも促すので、むくみやコリもほぐすことができます。

心の面では、ストレッチで筋肉のこわばりがゆるむと、同時に精神的な緊張もゆるむので、ストレスの解消にも効果的です。筋肉の縮んだ長さが元に戻るため、骨格や内臓を本来の正しい位置に戻し、ホルモンバランスを整えることにもつながります。

さらには、深い呼吸とともにストレッチを行うことで、副交感神経の働きを高め、眠りにつきやすくなります。

ストレッチの基本

・ゆっくりとした深い呼吸に合わせて行い、息を止めないようにしましょう。
・痛気持ちいい、または気持ちよい刺激にとどめ、無理をしないようにしましょう。
・ポーズの取り始めに感じた『ツッパリ感』が和らぎ、温かく感じるようになるまで、ポーズをキープしてみましょう。

①ガス抜きのポーズ

仰向けで寝転がります。右膝を曲げて、息を吐きながら両手で抱えて引き寄せます。【写真】深い呼吸を繰り返し、股関節や腰周りのゆるみや伸びの変化を味わいましょう。息を吸いながら手をゆるめて脚を伸ばし、反対側も同様に行います。

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②仰向け一本足で足首クルクル

仰向けで寝転がります。右脚を天井に伸ばし、膝裏を両手で持って、息を吐きながらゆっくり引き寄せます。右足首を大きくゆっくりと回します。特に足首を曲げる方向は、足首にしわが寄るくらい大きく動かしましょう。【写真】

脚の裏側がよく伸びて、腰周りのこわばりも取れて温かくなり、凝りがリセットされます。呼吸は通常通り繰り返し、足首が回しやすくなってきたら脚を下ろし、反対側も同様に行います。

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③ワニのポーズ

仰向けで寝転がります。息を吸いながら右膝を天井に上げ、左手で持って息を吐きながら左側に下ろします。右腕を肩の横に伸ばし、視線は右肩越しに手先の方を見ます。【写真】

深い呼吸を繰り返し、腕・肩・背中・腰などの伸びを気持ちよく味わいます。息を吸いながら右膝をゆるめ、吐きながら仰向けに戻ります。反対側も同様に行います。

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④仰向け合せき(がっせき)のポーズ

仰向けで寝転がります。足裏同士を合わせてリラックスします。重力で膝・ももが床に近づき、股関節が伸ばされるのを心地よく味わいます。【写真】

①~③を、同じ脚で連続して行っても構いません。すべてベッドの上で横たわりながら自然な流れでできるストレッチです。

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おわりに

いかがでしかたか?ベッドの上でできる簡単なポーズなので、ストレッチをしているうちに眠ってしまうかもしれませんね。

寝る前に入浴して、体が温まって一番ほぐれやすい時に、ストレッチをするのが効果的です。ストレッチをしてリセットされた体の状態で眠りにつくと、そのニュートラルな身体が形状記憶されると言われています。

寝る前の簡単ストレッチ、体が固まりがちな冬にこそ、ぜひ気軽に取り入れてみて下さいね。

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