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公開 2016年01月29日  

お互い居心地の良い関係でいるために!ママ友とのおつきあいに振り回されないための、ちょっとのコツ

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皆さんは、ママ友さんとどのようにおつきあいされていますか?お互いに居心地の良い関係を続けていくためには、ほんの少しコツがあります。ママ友との関係を、今一度考えてみました。


「ママ友」とは

「ママ友」とは、わが子を通じて知り合った、ママさん友達のこと。公園、児童ひろば、保育園、幼稚園、小学校…。子育てをしている限り、ママ友との出会いの場は広がり続けます。

皆さんの周りには、どのようなママ友さんがいますか?毎日のように一緒にいる人、時々会う人、園やお稽古の習い事での送迎でしか会わない人。それぞれのママ友さんにより、会う時間も、関係の深さも違うと思います。

子育てや地域の情報交換をする上で、ママ友がいると心強いですよね。でも、最初は子どものための関係だったはずなのに、だんだんとママ同士の関係性に悩んだり縛られたりしてしまう方もいるのではないでしょうか?

ママである以上、子どものために避けては通れないママ友との関係。その関係に必要以上に悩んでしまっていないか、振り回されていないか、今一度整理してみましょう。

ママ友がいない!でも焦る必要はない

新米ママさんの中には特に、ママ友がいない!と焦っている方もいるのではないでしょうか。でも、ママ友は必ずしも「いなくてはいけないもの」ではありません。

かくいう私も、1人目の息子がハイハイをしだして、外の世界に興味を持ち始めた時に「息子にお友達を作ってあげなくては!」と必死になってしまっていた時期もありました。自分が疲れていてもママ友からのお誘いは断らない、他の親子と交流できる子育てひろばにすすんで連れて行くなど、少し頑張りすぎていた時期かもしれません。

でもいつしか、一緒にいるだけでこちらも穏やかでいられるような親子と仲良くなり、そんなに頑張らなくても毎日楽しんで過ごすことができるようになりました。

思い返してみると、自分と子供が楽しければ、ママ友がいなくても、市区町村の親子ひろばや公園などでいくらでも楽しく過ごす事はできます。また、保育園や幼稚園に入れば、友達は必ずできます!

今はママ友がいなくても、保育園、幼稚園、小学校…と子どもの環境が変われば、ママの人間関係も一新されていきます。そこでまた新しい関係性を楽しみにしていればいいのです。

ママ友との関係に悩んだら

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ママ友とのおつきあいが憂鬱に感じてしまったり、孤独を感じてしまったり、おっくうになってきたり。そんな気持ちを経験したことのある方も多いのではないでしょうか?

相手の立場、自分の気持ち。どちらも大切ですが、ママ友とはあくまでも、子どもを中心とした関係性です。子どもの生活をよりよくするために、縁あって知り合った仲間です。ママ友の中で何かトラブルがあった場合、いがみ合ってわだかまりを残したまま関わり続けるよりも、「うまくかわすこと」が必要になるのではないでしょうか。

もし、ママ友とのおつきあいで嫌な思いをしてしまうなら、以下のことを参考にしてみてください。

1.しずかに、距離を置く
2.相手を非難したり、こちらの全てを分かってもらおうとしない
3.誤解をとけなくても、自分の言い分をはっきり伝えたらもうそれで終わりにする
4.その出来事を、ひきずらない
5.次に会った時は、目が合ったらほんのり笑顔で挨拶

困ったことがあれば、相手に冷たい態度をとるのではなく、冷静に距離を置いて、自分がどうしたいかを最優先に考えてみましょう。ママ友に無理にあわせて自分や子どもにストレスがかかれば、その方と一緒にいる意味がありません。

また、ママ現役の間は、非難や噂話は御法度です。子どもを通じてまたいつ関わりが生じるかわからないからです。

時によき相談相手にも

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同じママ友でも、気の合う「友達」になれば、色々な悩みも話せます。同じ環境にいて知り合った仲ですから、共感してもらえたり相談もできる、大切な人となります。

お互い「ママ」という共通点がありますし、自分とは年齢もこれまでの仕事や環境も違った人と知り合える、ある意味とても開かれた関係だと思います。しかし、だからこそ色々な人がいるので、全員と仲良くなろうと思わないことです。逆にたくさんの人がいるからこそ、そのうち気の合う人と知り合えるはずです。

私にとっては、年齢関係なくフラットな友達ができるということは、世界が広がる感じがしました。若くて思い切った意見を聞けたり、経験値の高い友人にはいつも勉強させられます。ママ友ならではのご縁を、楽しめるといいですよね!

ママ友とよりよき関係でいるために

育児6年目の私ですが、ありがたいことに今のところママ友トラブルの経験はありません。ですが、頑張りすぎて疲れてしまった過去もあります。しかしそれを乗り越えて、「ママ友」を超えた「友達」になった人もいます。

子どものライフイベントごとに、ママ友は変化していくと私は思います。

グループに入らなくては!仲間を作らなければ!と躍起になってしまうのではなく、ママは自然体でいましょう。そうすればおのずと、自分と似た雰囲気の人が自然と集まってくるのではないでしょうか。自分が自然体のままでいると、これもまた自然体で楽しい人と知り合えることが多いです。これはママ友に限ったことではないかもしれませんね。

無理をして作った関係には、必ず無理が生じてきてしまいます。気の合う人がいればいいなあ、くらいの軽い気持ちでいるのが良いのではないでしょうか。

またママ友は、子どもの上に成り立つ人間関係であり、進級に伴い変化するものです。私はその変化を楽しんでみています。「一度友達になったらずっと続けなくてはいけない」という固定概念をはずして、友人関係は常に流動的に。また縁があれば、それはその時に楽しめばよいのではないのでしょうか。

ママ友さん達は、自分にとって大切な友人でもありますが、あくまで子どものライフイベントの上に成り立つ関係であることを忘れずに。育児している間は、自分があまり主役にならないように心がけた方がいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

ママ友関係の悩みに振り回されないためには、ママ友や家庭以外に、社会に接点を持ち続けるということも大切です。それは必ずしも収入がなければいけないとか、仕事をしなくてはいけないというものではありません。趣味でもいいですし、これがあれば私は1人でも楽しめる!というようなものがあれば、ママ自身が心に余裕を持っていられるのではないでしょうか。

5歳の息子、2歳の娘を通して感じてきた、私なりのママ友観。ママ友との関係に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

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