「ママの手は魔法の手」
何言ってるの?と思われるかもしれませんが、私たちNICU看護師のなかでは割とメジャーな考え方なんです。つまりどういう事かというと、ママの手が赤ちゃんに触れると、本当に赤ちゃんがリラックスして落ち着くのです。
ママが赤ちゃんにたくさん触れていると、情緒が安定するだけでなく、全身の状態が安定して呼吸が安定したり、体重の増えが良くなったり、成長発達も促します。だから、ママの手は何にも代えがたい魔法の手なのです。
NICUでは、タッチング(赤ちゃんに触れること)や、ホールディング(赤ちゃんを包み込むように触れること)というケアを行います。つまり、赤ちゃんに触れるということを大事なケアとして日々行っています。赤ちゃんに触れることは医学的にも効果があると言われていますし、実際に赤ちゃんに触れると「安心、安心」と心地いいい時に示すサインを赤ちゃんが出してくれのです。
赤ちゃんに触れる時は、優しく声をかけ、触れて、手全体で包み込んで癒しながらケアをします。NICUでは体の向きを変えた時、オムツ交換の時、赤ちゃんがなかなか落ち着かない時などにホールディングをするのですが、私たち看護師が行うよりもママが行う方が断然、赤ちゃんが落ち着くのです。
不思議ですよね。熟練したテクニックよりも、やっぱりママなのです。生まれたばかりの赤ちゃんでも、明らかに違う反応を見せてくれます。ママが触れると、赤ちゃんはとろんと安心した顔になり、呼吸も心拍も安定します。
ママの手は魔法の手?元NICU看護師が語る、赤ちゃんを癒すママの不思議な力

「ママの手には魔法がある」NICUの看護師の多くが感じるママの不思議な力についてご紹介します。
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