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赤ちゃん・新生児の「でべそ」はいつまで大丈夫?原因と治療法まとめ

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赤ちゃんの「でべそ」で悩んでいませんか?自然に治るの?治療法はあるの?病院で手術しないといけないの?その費用は?いつまででべそでも大丈夫?新生児の「でべそ」にまつわる疑問と原因、対処法をまとめてみました。

目次 赤ちゃんがでべそになっちゃった!これって普通のことなの?
赤ちゃんのでべそはいつまでなら大丈夫?
でべその原因は?
赤ちゃんのでべその治療法
でべその手術について
赤ちゃんのでべそは意外と多い!心配しなくても大丈夫!
でべそを気遣いつつ、気にしすぎずに過ごそう!

赤ちゃんがでべそになっちゃった!これって普通のことなの?

●でべそとは?
でべそとは、別名「臍ヘルニア」と言います。腸管がおへその中に飛び出しているためにおへそが膨らんで見える状態を指します。胎盤とへその緒で繋がっていた時の名残の穴に、腸が筋肉の隙間を通って皮膚を押し上げ、へそを出っ張らせているためにおこります。

症状の出方には個人差があり、生後間もなく現れる場合と、5~6ヶ月経ってから気になり始める場合とがあります。赤ちゃんが泣いたり、排便でいきんだりした時によく見られる症状です。

大きさはピンポン玉大くらいが一般的ですが、中には巨大化してソフトボール大くらいになったりもします。赤ちゃんの10%くらいの割合で症状が見られ、その内の90%くらいは2歳までには目立たなくなります。
それまでは見た目だけの問題で、赤ちゃんの発育自体には何の問題もないため、あまり心配することはないでしょう。

●嵌頓(かんとん)と臍突出症(さいとっしゅつしょう)
飛び出した腸が元に戻らない、「嵌頓(かんとん)」という病気になることはほとんどありません。腸がお腹の中に戻り、皮膚だけが表面上残ってしまう場合もありますが、その際は、3~4歳ころに形成手術をして綺麗にすれば治ります。この皮膚だけが飛び出している状態は、別名「臍突出症(さいとっしゅつしょう)」と言います。

赤ちゃんのでべそはいつまでなら大丈夫?

でべそは、一般的には生後1ヶ月頃に目立つようになり、2~3ヶ月頃をピークに徐々に小さくなっていきます。そして、赤ちゃんの80%は1歳までに、90%は2歳までには目立たなくなります。赤ちゃんの筋肉の付き方により、自然に治癒することが早い傾向にあります。

積極的に治療をするなら、スポンジか綿球圧迫治療法を試しますが、この治療の効果は医者側によって色々意見が分かれているようです。しかし、効果があれば、手術を未然に防げる可能性が高くなるため、6ヶ月くらいまでに治療を開始し、自然治癒力を高めた方がいいとされています。早く治療すればするほど、効果が実証できるということです。

2歳を過ぎても臍ヘルニアが治らない場合、治る確率が10%以下になってしまうようなので、手術を考えるケースが多いでしょう。腸がお腹の中に戻り、皮膚のたるみだけが残った、いわゆる臍突出症の切除手術は、小学校入学後でも手術は大丈夫です。ただ、傷の治りを考えると、早いほうがいいとのことです。

でべその原因は?

何故でべそになったか、という答えとして、へその緒を切り落とす時の方法が悪かったのでは、という説がありますが、医学的な根拠は全くありません。

ほとんどが先天的なもので、未熟児の赤ちゃんだと、でべその可能性が高く、80%にもなるというデータがあります。また、後天的な原因だと、成人でもまれに起きる可能性はあります。現段階では、はっきりとした原因は特定されていないとのことですが、大きく分けて2つの考え方があります。

●腹壁形成不全
おへそは生後2~3週間、へその緒がとれるまでに動脈・静脈が収縮してきれいに閉じていきますが、うまく収縮されないと閉じなくなることがあります。この部分は、筋肉や脂肪が少ないため、腸が飛び出しやすい環境にあります。そのため、泣いたりいきんだりすると腸管がおへそから出て臍ヘルニアの状態になることがあります。大きく飛び出しているのがこのタイプと言えます。

●腸管腹腔内還納不全
およそ生後2ヶ月以上経ち、筋肉が発達するにつれて、飛び出た腸管は徐々にあるべき場所に戻っていきます。しかし、赤ちゃんはへそまわりの筋肉がまだ未発達のため、この筋肉のつき方が弱いと、飛び出た腸が自然に戻りにくくなることがあります。完全に戻らないまま成長すると、臍ヘルニアの状態になります。小さい突起の場合はこの原因と言えるでしょう。

なお「臍帯(さいたい)ヘルニア」という病気もあり、混同しますが臍ヘルニアとは区別して考えます。「臍帯ヘルニア」というのは、臍帯の羊膜内に内臓器が脱出した状態を言います。超音波検査などの出生前診断で判明できるもので、出生後、緊急手術を要します。

赤ちゃんのでべその治療法

●綿球圧迫治療法
臍ヘルニアがへこんだ状態で行います。1cmほどの大きさの綿球を、その臍ヘルニア部分にあてて、臍周りの皮膚を臍中心に手繰り寄せて、綿球の上から絆創膏で圧迫して固定します。週に一度貼り替えをしながら様子を見ますが、早ければ2~3週間で効果があらわれ、およそ2ヶ月で治るケースがあるそうです。

その間の入浴は、水に濡れないようにさらにプロテクターフィルムを貼ります。この治療は早ければ早いほど効果が高いため、生後2ヶ月くらいまでに治療開始をすすめているとのことです。また、綿球ではなく、スポンジで行う方法もあります。

圧迫療法は、赤ちゃんがお腹いっぱいの時や、逆にお腹が減っている時は、テープ固定しにくかったり、綿球が浮いてきたりするそうで、治療しづらいため注意が必要です。また、まれにテープによる皮膚のかぶれなどがおきる場合があります。その際は軟膏などを塗布することによってテープを貼れなくなるため、治療を一時中断しなければなりません。

●圧迫治療法以外の方法
赤ちゃんのおへそは柔らかいので、指でへその飛び出た部分を、あまり力を入れずに押し返すと腸がお腹の中に戻ります。これを繰り返すとよいという説もあります。

このように治療や経過観察をしてみて、治癒するケースがほとんどとのことですが、どうしても治らない場合は、手術という方法になります。

でべその手術について

●手術の時期
臍ヘルニアは、2歳を超えた時点で治らなければ、自然に治る、あるいは圧迫法で治るということはありません。手術のベストな時期というのは、症状によって異なりますが、その2歳以降に行うことが多いようです。

●手術方法
手術により臍ヘルニアの穴を閉じます。手術方法は大きく分けて2種類あり、「臍内法」「臍外法」とがあります。傷が臍の中にだけ出来る「臍内法」と傷が臍の外にまで出る「臍外法」のどちらの方法をとるかは、病院によって違いますが、小児は傷跡が目立ちにくいので、臍外法を用いる場合があるようです。

麻酔は、赤ちゃん・幼児は全身麻酔となりますが、麻酔により副作用が起きる可能性はほとんどないとのことですので、安心してもいいと思います。手術時間はおよそ30分~1時間くらいです。入院日数は、その病院や症状によって異なりますが、日帰りの場合もあれば、2~3日くらいで退院となる場合もあります。

●費用
「臍ヘルニア」は健康保険が適応されますが、「臍突出症」に関しては、美容形成外科の分野になるので、保険は適応されません。臍ヘルニアは、乳幼児医療証があれば、自治体によりますが、入院・手術をしても入院時の実費(食事代など)のみで済む場合もあります。

●術後
2日ほど若干痛みを感じるようですが、あまり気にするほどではないでしょう。手術箇所をテープで保護するため、テープ交換にまた通院することになりますが、1週間ほどで外れます。

赤ちゃんのでべそは意外と多い!心配しなくても大丈夫!

前に説明したように、赤ちゃんの10%はでべそなので、決して珍しいことではありません。生まれたばかりの赤ちゃんの小さなお腹の中には、内臓がたくさん入っていて、ぎゅうぎゅう状態なのです。その状態で、お腹のつなぎ目の筋肉がうまく閉じなければ、どうしても飛び出しやすくなってしまいます。

でべそは、赤ちゃんの成長につれて、徐々に小さく目立たなくなっていくケースがほとんどなので、治療はせずに経過観察、と病院で言われた場合には、あまり気にする必要はないでしょう。圧迫治療の場合の治癒確率は、症状や各病院によって違いはありますが、生後早く治療するほど治りも早いとされています。

また、大きさは直径3センチ程になってしまう赤ちゃんもいますが、ピークは生後3ヶ月くらいとされています。医師と相談の上、きちんと対処すれば健康上は問題ないので安心していいと思います。

でべそを気遣いつつ、気にしすぎずに過ごそう!

現代の医学は進み、手術を未然に防げる可能性がある、圧迫治療という方法も行われるようになりました。

しかし、まだまだ体が未熟な赤ちゃんのために、できれば治療せず自然に治したいことでしょう。赤ちゃんは生まれたばかりではまだお腹は筋肉が閉じていませんが、月齢が進むにつれて徐々に体を動かすことにより筋肉が閉じてきます。それを鍛える方法として、赤ちゃんをずっと腹這いの状態にさせるのが効果的です。その状態であれば、お腹に力をいれやすいのでガスも出やすく、いきみ過ぎておへそが飛び出すことも少なくなります。寝返り、ハイハイなどが活発にできるようになれば、さらに効果的です。

あと気をつけることとして、便秘を解消する、ということです。お腹を使った運動、野菜スープを飲ませる、繊維質のものをとる、浣腸するなどして便を出す時になるべくいきまないようにしてください。

病院で相談をしているなら、必要以上にママが心配しすぎないようにすることも大事です。赤ちゃんを泣かせると腹圧がかかる、という注意事項もあるようですが、赤ちゃんはどうしても泣くときは泣くのです。泣いておへそが飛び出しても、決して破裂することはありません。あまり神経質にならないようにしましょう。

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この記事を書いた人

ちーかま

 二十丸高?アラウンド40新米ママです。...

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