実家に帰省中のある日、所用で出かけるのに、最寄りバス停でバスを待っていました。私の実家はかなり田舎なので、バスの本数もそんなにありません。乗り遅れると大変なので、かなり早めにバス停へ行きました。
バスを待っていると、私のあとから一人の青年がやってきました。うーん、見覚えがあるような。
「あっ!!!しょうたくん(仮名)だ!」
しょうたくんは、中学校の部活の先輩の弟。私より二つか三つ、年下だったと思います。いつも笑顔のかわいかった、しょうたくん。先輩は「うちの弟、障害があるんだ。」と話してくれたことがありました。
先輩の家は、同じ団地内だったのですが、私が5年生の時に引っ越してこられたからか、学校で弟さんを見た記憶は、あまり残っていません。(私の通っていた小学校は、とっても小さかったので、全校生徒の顔と名前は、だいたいわかるのですが)
もしかしたら、地域の学校ではなく、隣町の特殊学級(今で言う特別支援学級)に通われていたのかもしれません。でも、地域ではよく見かけていたので、顔は知っていました。あまり会話した記憶はないのだけれど、いつ会っても、しょうたくんはニコニコの笑顔だったような気がします。
その、ステキな笑顔はそのままに、私よりずっと小さかったしょうたくんは、私が見上げるほどになっていました。(私、けっこう背が高いんですけど)
独り言や奇声を発する人は、怖い人?ある自閉症の青年と再会して感じたこと

我が家の4歳になる長男は、自閉症スペクトラムです。長男を育ててきた中で、今までに自分の考え方を大きく変えるようなできごとがたくさんありました。今日は、その中のひとつのエピソードをご紹介します。今年の夏、実家に帰省した時の出来事です。
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