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公開 2015年11月03日  

子育て中に救われた言葉、ありますか?

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「いつになったら楽になるんだろう・・・」子どもが生まれて寝る時間もない時期が続いた頃。どうしようもなく逃げ出したくなったとき、それでもあなたを救ったものはなんですか?ネット上に寄せられた回答を集めてみました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038019408

育児中ツライ時期を救ってくれた言葉

わたしが子育てで辛かったとき。

よく、ネットで芸能人のブログを検索したり、発言小町や知恵袋で検索をしたり・・・
いろいろな人の子育ての様子をみては、

「私はこんなにちゃんとできてない」
「どうやったらこんなにきれいにできるんだろう」
「私のところに産まれてきた娘は不幸なんじゃないか・・・」

と、自分が情けなくなって更に落ち込んでしまったこともあります。

一方で、
子育て中に救われた言葉も、たくさんありました。

そこで今日は、ネット上でみなさんが救われた言葉をまとめてみました。

子どもが0歳なら、親も0歳。

『子供も生まれたてだけどお母さんも生まれたてです。最初は出来なくて当たり前。一緒に成長していきましょう』とおっしゃるのを聞いてフッと心が軽くなりました。今子供は一歳なので、私もお母さん一歳ですね。まだまだこれからです!

育児は育自。
一人目の赤ちゃんの時は赤ちゃんも新米。母親も新米ママ。
育児は母親を育てるから育自。
一人ぼっちじゃないとかって思いながら頑張って来ました。

母に言われたことです。
私が「なんで泣いているのか全然わからない」と弱音を吐いた時、
「子どももなんでないているのかわかないのよ。そりゃ産まれて始めてのことばかりで子どもも必死なのよ。一緒に頑張りなさい」と言われました。

お母さんは子どものことを全部知らなくてはいけない、先回りして分かってあげていなくてはいけないと思っていた肩の力が抜けた気がしました。

何があっても、周りに何を言われても、この子は私の子。私と一緒に成長するバディのようなものと感じています。

うまくやらなくっちゃ
なんでこんなこともできないんだろう・・・

と落ち込んでいたとき、母からかけられた言葉。

子どもが1歳なら、ママも1歳

そう思うと、うまくできなくて当然、これから頑張ろうって思えました。

具体的な解決方法・理由を教えてくれた

子供が泣きやまなくて困っていたときに
「ドライヤーの音を聞かせると泣きやむ」とか

寝なくて困っていたら
「おひなまき」
「添い乳はだめ」

離乳食では
「柔らかいのが嫌で食べない子もいるから帰って固くしたら食べる」

など、具体的な例をあげてくれるのがよかったです。

いらっとしたり、ぜんぜん役に立たなかったのは
「泣くのも寝ないのも今だけだから、がんばれ」
「赤ちゃんはすぐ大きくなる」
今がしんどいって言ってるんじゃーー!!はよ大きくなってほしいけど、今赤ん坊なんじゃーー!!
と余計に腹立ちました。
これ以上頑張れんわ!!って感じでした。

4才の時、ご飯中に中身が入ってるコップや茶碗を落として、それが続いた時に「動かないで!ちゃんと持たないと駄目だよ!」って苛々しながら床を拭いてた

次の日に保育園の担任に何気なく、よく落とすんですよねぇって言ってみたら、「5才クラスの子供でも落としますよ。まだ握力が弱いから本人はしっかり持ってるけど落としてしまうんです」って教えてもらってから、こぼされても苛々しなくなったよ

理由がわかれば「大丈夫だよ、いいよ」って言えるんだなって思った

悩んだ時には、自分の母や保育園の先生に相談するのが一番!と思っています。

一人でモヤモヤしていたことも、先輩ママにしたら、あっさりと解決できてしまったり・・・相談してみると、意外にいい解決策が分かることもあるものです。

また、子どもが泣いている理由を知るだけでイライラが収まることもありますね。

「今が一番、かわいいとき。」

近所のおばあちゃんに「今が一番かわいい時期ね~」です。

1人目の時は大変すぎて先が見えないし、全然そうは思えませんでした。
でも二人目の時は、少し先の様子がわかるのもあり、「今が一番かわいい時期」を過ごしていると実感できたので、改めておばあちゃんにいっていただけると、心から「そうそう、そうだった!」と思って育児を楽しもうって思えました。

時、2歳と0歳の子供を連れて散歩中、知らないおばあちゃんに、
「子育て大変だよね。私も大変だったなぁ。でも今思い出すと、大変だった時が一番楽しい時だったわ」って言われたんです。
今が楽しい時なんだと思ったら、大変だとばっかり思ってた子育てが、大変だけど楽しいと思えるようになりました。

新生児・乳幼児のお世話が終わってから、外で小さな赤ちゃんをみると、思わずその頃が愛おしく、懐かしく感じたこと、ありませんか?

1人目育児は先が見えなくて本当にしんどい日も多いですが、過ぎてみれば「あの頃が一番かわいかった」と思い返すことも多いですね。
「今が一番可愛い時ね〜」というおばちゃんたちからの優しい言葉かけに、わたしもよく救われていました。

頑張りすぎなくていいよ、完璧じゃなくていいよ。

「1日に一瞬でも赤ちゃんを心から可愛いと思える限りは大丈夫。」

「短い時間にこんなこと(シャワー浴びれた)もできた、あんなこと(洗濯物たためた)もできたと考える。」

「産まなきゃよかった、子育てやめたい」そう何十回も思ったよね。

でも「この子が愛おしい、大切だ」と思ったのは何十回じゃないよね?

何千回、何万回の単位じゃない?それでいいんだよ。

「いつか自分も虐待しちゃうんじゃないか」
そう思ったことさえありましたが、
「1日に一瞬でも赤ちゃんを心から可愛いと思える限りは大丈夫」
この言葉にどれだけ救われたか・・・

この一瞬さえあれば、だいじょうぶだいじょうぶ、と、何度も自分に言い聞かせていたことを思い出しました。

子どもの言葉に思わず涙・・・

ある日もう限界だと子供達の前で大泣き。すると、泣いている私にまだ2歳の娘がメモ用紙にハナマルらしき円を描いて私に渡し、「ママにハナマルあげる。ママはがんばってるよ。エライエライ」と私の頭を撫でてくれました。

ハッと我に返り、今度はあまりにも嬉しくて大泣き。私を困らせてる娘が私を一番理解してくれていた。私が救われ変われた瞬間でした。娘の言葉もメモも宝物です。

つい先日の話ですが、魔の2歳児のイヤイヤと双子の同時泣きで
グッタリしてボーッとしてたら、

『母ちゃん、これ食べて元気出せっ!!』

っといって、息子が食べてたゼリーを差し出してくれました(*^^*)
そのゼリーは息子か大好きなゼリーで、いつもは絶対にくれないのに…。

その言葉だけで疲れはふっ飛びました♪

元々お金が無かった上に別居するからお金を無駄遣い出来ない日々…
でも生活をする上でどうしても出費はつきもの。

別居資金ももう切り崩せないけど私のパート代だけじゃ出費が追い付かない。
私の分の食費はほぼ削っての生活で青筋立てながら毎晩家計簿をつけていた。
そんな日々がずっと続いたある土曜日。

息子とお買い物中に息子が一つのチロルチョコを握りしめてレジへ。
お駄賃の入った自分のお財布持参していたらしく会計を済ませた息子の手には1番小さなレジ袋に一粒のチロルチョコが入っていて息子はご機嫌。

その日の夜も私は息子の食べ残しを食べてから後片付けをしていたら息子がモジモジしながら近づいてきた。

洗い物をやめて息子の話を聞こうとしゃがんだら、息子がレジ袋を突き出し
『お母さんにあげる。チョコは魔法のお菓子だから食べると楽しい事があるんだよ』
『あとね…これでおにぎり買って食べてね。お母さん、ご飯はしっかり食べないと力出ないよ』
と言いながら50円をくれました。

息子にはお駄賃10円をあげていたけど一度だけ50円をあげたことがあり、息子の中では特別なお金と認識していたのだろう。それを当時あまりご飯を食べていなかった私にくれました。

この時も泣きそうになったけどなんとか堪えて息子をねかせた。寝かせた後、洗い物を再開したときにボロ泣きしました。

その時の50円は小さな巾着を作ってお守りとして持ち歩いています。

子どもたち自身に救われることも、多いですよね。

その寝顔。
その匂い。
そのケタケタと笑った顔。
その「ままぁ」という声。

つらいと思っても、ぜんぶチャラにさせられてしまう・・・
このパワー、ほんとうにすごいですよね。


みなさんが救われた言葉は、何ですか?

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