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赤ちゃん返りはどう対応すべき?症状、原因、時期、注意点まとめ

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もう自分のことはできるはずなのに、赤ちゃんに戻ったように甘えてくる・・。ママの妊娠・出産・職場復帰や、幼稚園への入園など、周囲の環境変化に伴ってよく起こるのが「赤ちゃん返り」です。赤ちゃん返りにはどう対応すればよいのでしょうか?また、いつまで続くのでしょうか?赤ちゃん返りの症状、接するときの注意点も合わせてご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174008962
目次 赤ちゃん返りとは?
赤ちゃん返りの症状
赤ちゃん返りにはどう対応すれば良いの?
赤ちゃん返りの子どもは叱っていいの?注意点は?
赤ちゃん返りはいつまで続く?
まとめ
参考書籍

赤ちゃん返りとは?

赤ちゃん返りとは、幼児期(1~6歳)もしくはそれ以降の子どもが、赤ちゃんのように振る舞う行為のことです。主に、自我意識が芽生え始める2歳前後からみられるようになります。赤ちゃん返りの原因は、幼稚園への入園やママの職場復帰、下の子の妊娠・出産など、周囲の環境の変化によるものが大きいと考えられています。

成長していく中で多くのことを自分でこなせるようになる一方、親から離れていくことへの寂しさや不安も感じており、それを埋め合わせるように赤ちゃんのように振舞って愛情を確かめる行動をとっているのです。

また、赤ちゃん返りの多くは上の子にみられるといわれています。これは、ママが妊娠・出産したタイミングで下の子にママをとられたように感じて不安になってしまうことが原因であると考えられています。上の子にとっては、夫が若い女性を家に連れてくるのと同じくらいつらいと喩(たと)えられることもあります。

赤ちゃん返りの症状

赤ちゃん返りの現れ方は子どもによって様々ですが、多くのママが経験した事例をいくつかご紹介していきます。

●べたべたと甘える
仕事や下の子の育児に追われているママに「かまってほしい」「振り向いてほしい」という気持ちがあふれてしまい、抱きついたりおっぱいを飲もうとしたりします。不安な気持ちを直接的に表現している代表的な例のひとつです。

●今までできていたことをやろうとしない
着替え、歯磨きなど今まで問題なくできていたことを突然やらなくなることがあります。自分でやるように促しても、「今日からできない」「一人ではやりたくない」という主張をし、ママに甘えようとします。

●赤ちゃん言葉を話す
より低い発達段階に戻ることによって、自分を守ろうとする行動のひとつです。甘えたいというよりも、赤ちゃんに戻ってママに守られたいという欲求の現れであると考えられます。下の子がいる場合は、「○○ちゃんはお兄ちゃん(お姉ちゃん)なのに赤ちゃんに戻っちゃったね」などといわれると、子どもはさらに傷ついてしまいます。

●おねしょをする
直接的に不安を訴える言動がなくても、おねしょ、蕁麻疹(じんましん)、食欲低下、アレルギー発症などの身体症状が現れることがあります。これらは、感受性が強く頭の良い子に多いようです。もしこれらの症状がみられた場合は、子どもが不安を抱えているのかもしれません。

●イライラ・情緒不安定になる
すぐに怒る、拗ねる、ぐずる、お友達と喧嘩する、物に当たるなど、イライラや情緒不安定な様子がみられたら、不安・不満の現れかもしれません。

●赤ちゃんや友達に乱暴する・困らせる
不安を表現するときにママに対する甘えではなく、赤ちゃんや友達をたたいたりつねったりと、攻撃的に表現する場合があります。また、ベビーカー、ベビーベット、オモチャ類をやたらと使いたがり、赤ちゃんが使えなくて困ってしまうというケースもあります。

赤ちゃん返りにはどう対応すれば良いの?

下の子ができた場合

下の子ができてから赤ちゃん返りする子は、自分の存在感への不安を抱えています。今まで家族の中心にいたのに、「本当に自分を見ていてくれているのか?」「忘れられていないか?」と、心配になっているのです。そのため、きちんと上の子に対して「見ているよ」「好きだよ」と伝えてあげることが大切です。以下に具体的な方法をいくつかご紹介します。

●上の子をほめる
上の子の名前をしっかりと口にして、褒めてあげましょう。たとえば、下の子に授乳しているときにちょっかいを出すのを我慢できたら、「ありがとう、さすが○○ちゃんだね」と伝え、抱きしめてあげるのも良いですね。近くに祖父母や兄弟がいる場合は、そういった周囲の人たちからも声をかけてもらうとより効果的です。

●上の子の甘えやいたずらを受け止めてあげる
上の子が様々な甘えやいたずらをすることがあると思いますが、否定せず受け止めてあげましょう。ここでママに承認されることで安心感が得られ、あとは時間が経てば自然に落ち着いていきます。また、上の子が一見しっかり者に見えても、心の中ではまだママに甘えたいと思っているかもしれません。「まだママに甘えてもいいんだよ」と、ママから上の子に伝えてあげることも大切です。

●特別扱いする・上の子を優先する
下の子のお世話で忙しいと思いますが、できるだけ上の子を特別扱い・優先してあげましょう。たとえば、以下のような方法があります。

・こっそりご褒美をあげる。
・赤ちゃんはパパと、上の子はママとお風呂に入る。
・同時に泣いたらまず上の子を抱きしめてあげる。
・上の子を先に寝かしつける。
・赤ちゃんがまだ寝ているあいだに上の子と朝ごはんを食べる。

●周りの人に協力してもらう
近くに祖父母がいる場合は協力してもらい、上の子を褒めてもらいましょう。また、休日はパパと二人で公園に行って遊んでもらうのも良いですね。そのとき、ママには内緒の秘密をつくるのも効果があるそうです。

環境変化による不安がある場合

周囲の環境の変化や自分自身の成長に伴う不安や寂しさを感じている子どもに対しては、それらを受け止めてあげることが大切です。以下にいくつか具体的な方法をご紹介します。

●ひとまず話を聞いてあげる
自分でできることを「できない」「やりたくない」といわれると困ってしまいますよね。「わがままはいわないで!」と叱ってしまいそうになる気持ちもよくわかります。ただ、子どもは自分が成長してママから離れていくことを感じ取り、寂しくなっているのです。また、幼稚園やお友達関係にうまく馴染めず、不安になっているのかもしれません。

そのため、まずは子どもの話に耳を傾けてあげましょう。「自分のことを気にかけてくれている」とわかるだけで子どもは安心できます。また、話を聞いてあげただけで満足して、訴えかけてくることがなくなったというケースもあります。

●ストレートに愛情を伝える
恥ずかしがらず、ストレートに「大好きだよ」と言葉で伝えてあげましょう。そうすることで、子どもは安心感を得られ、時間が経てば自然に自立していけるようになります。また、マッサージ、抱っこ、膝枕、横向きでほっぺをさわる、横になって抱きしめるなどのスキンシップを通して伝えるのも良いですね。

赤ちゃん返りの子どもは叱っていいの?注意点は?

次に、赤ちゃん返りしている上の子に対応する際に、気をつけなくてはならないことをいくつかご紹介していきます。

●突き放さない
「もう大きいのに赤ちゃん返りなんて・・」と思ってしまう気持はよくわかります。たしかに、年齢が上がるにつれておさまっていくのも事実です。しかし、年齢が上がれば上がるほど自分の考えがはっきりするため、赤ちゃんの誕生がストレスになるともいわれています。中には、10歳で赤ちゃん返りをする子もいるようです。また、しっかり者ほど実は無理をしているなんてこともあります。

前項でもお伝えしましたが、上の子が求めているのは安心感です。そのため、「上の子なんだから」「もう大きいんだから」と突き放すのは逆効果です。まずは受け止め、しっかり者のお子さんには「無理しなくてもいいんだよ」と伝えてあげましょう。

●「赤ちゃんのために」という言葉を使わない
不安を抱えている上の子に対して「赤ちゃんのために△△して」という言葉をかけると、「自分よりも赤ちゃんの方が大事なんだ」と、さらに上の子を追い込んでしまいます。何かお願いしたいことがあるときには、「○○ちゃんだからこそ頼りにしているよ」と、上の子を信頼し、感謝しているということを伝えるようにしましょう。

●ママがストレスをためすぎないようにする
下の子と上の子に挟まれてママは本当に大変ですよね。きっと、大きなストレスを抱えていると思います。しかし、子どもはママのイライラを敏感に感じ取り、ぐずりや情緒不安定の原因になってしまうことがあります。その結果、さらにママがストレスを抱えるという悪循環に陥ってしまいます。

こうした事態を避けるために、たまには子どもをベビーシッターに預けて旦那さんとデートしたり、買い物や美容院に行ったりして気分転換するようにしましょう。ママが心身ともに健康でいることは、子どもにとっても大切なことです。

できるだけ上の子の甘えを受け止めるといっても、赤ちゃんやお友達への乱暴は、叱ったほうが良いでしょう。人を傷つける行為を「甘え」で済ますのは、子どもの将来を考えても良くありません。ただ、乱暴してしまった原因が「ママに見てもらいたい」ということであったのであれば、乱暴してしまったこと自体は叱ったうえで、子どもの不安を取り除いてあげることが大切です。

赤ちゃん返りはいつまで続く?

赤ちゃん返りは、「何ヶ月で終わる」「何歳になったら終わる」という決まりはありません。5歳で落ち着く子もいれば、10歳で赤ちゃん返りする子もいます。ただ、一般的には以下のようなタイミングで落ち着くといわれています。

●下の子と対面したとき
妊娠末期まで赤ちゃん返りしていた上の子が、実際に生まれてきた赤ちゃんを見たら落ち着いたというケースです。また、下の子のイヤイヤ期が始まると同時に、上の子の赤ちゃん返りがおさまったという話もあります。

●お友達づきあいが始まったとき
3歳未満で赤ちゃん返りした場合、幼稚園などに入園しお友達付き合いが始まると、他のものに興味を持ちだし徐々に落ち着くといわれています。ただ、赤ちゃん返りのピークと入園のタイミングが重なると、不安が増幅されてむしろ症状がひどくなることもあります。

●パパとの遊びが楽しくなったとき
お友達づきあいと同様に、パパとの遊びに興味が移っていくことがあります。ママが赤ちゃんにかかりきりな分、パパがよく遊んでくれたから嬉しかったという子どもは、案外多くいるようです。

まとめ

子どもは自分自身の成長や周りの変化を敏感に感じ取り、不安や寂しさを感じてしまいます。また、子どもは常に親から注目されていたいし、親の愛情も一番注いでほしいものです。それは、たとえ下の子ができたとしても変わりません。

とはいっても、仕事や下の子のお世話で忙しい中、赤ちゃん返りした子の相手までするのはとても大変ですよね。つい叱ったり突き放したりしてしまう気持ちはよくわかります。また、「甘やかし過ぎは良くないんじゃないか?」「周りに比べて甘え過ぎではないか?」と不安になることもあると思います。

でも、これは一時的なものであって、いつまでも続くものではありません。また、多くの子どもが経験する成長過程なので、自分の子だけが甘え過ぎているということではありません。赤ちゃん返りが治まれば、その先には今より成長した子どもの姿がみられると信じて、今は受け止めてあげてください。大変な期間ではありますが、パパや周囲の人たちにも協力してもらいながら、頑張って乗り越えましょう。

参考書籍

『笑顔で子育て あんしん赤ちゃんナビ 6か月よければすべてよし!』 メディカ出版

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acchan

現在二人の子どもの子育て真っ盛りのママです。
子どもの個性を伸ばした関わり方を大切に、日々試行錯誤しながら自分自身も成長しています。
自分自身も子どもと一緒...

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