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腎臓・泌尿器・性器~子どもの病気~

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子どもの病気の中でも、腎臓や泌尿器、性器にかかわる病気を解説していきます。病気の原因になることやよくみられる症状、治療についての情報をチェックしてみてください。

乳児に多くみられる「細菌性尿路感染症」

細菌性尿路感染症は病名の通り、尿の通り道である尿路に細菌が感染することで、炎症を起こしてしまう病気です。血液の中を通って腎盂へと細菌が入る場合と、尿の出口である尿道口から大腸菌が入る場合があります。尿の回数が増えたり、排尿の時に痛みを感じるなどの症状が出ます。水分をしっかりとって、細菌を尿と一緒に出すことが大切です。便のついたおむつを早めにかえたり、おしりを拭くときに前から後ろに拭くなど工夫することで予防になります。

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小児に多い「急速進行性糸球体腎炎症候群」

急速進行性糸球体腎炎症候群とは、数ヶ月で末期の腎不全まで症状が重症化してしまう腎炎です。原因は複数あり、膠原病(こうげんびょう)や感染症などにともなって発症したり、原発性糸球体腎炎、薬剤などによって発症することが知られています。症状としては、発熱や食欲の低下のような風邪症状や血尿、むくみが出てきます。尿検査などの検査値をもとに診断していきますが、診断を確定させるには腎生検を行います。大人よりも小児で発症した場合の方が、比較的回復しやすいとされています。

1歳未満は要注意「鼠径ヘルニア」

鼠径ヘルニアは、脱腸という名前でも知られています。太ももの付け根あたりにある穴から、鼠径部や、男の子の場合は陰嚢(いんのう)などに小腸が入り込み、お腹に力が入ったとき足の付け根部分がふくらむことが特徴です。痛みはなく、小腸の位置を手で医師に戻してもらいます。1歳未満ではうまく元の位置に戻らなくなることがあるので、早めに手術することが必要になります。1歳以降でも、診断がつけば穴をふさぐ手術をすることになります。

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細菌による陰茎の炎症「亀頭包皮炎」

陰茎の先部分の、包皮の内部に細菌が入ることで炎症が起こる病気です。陰茎の先が赤くなり、かゆみや痛みが出ることがあります。排尿の時に痛んで激しく泣いたり、おむつに膿がついたりといった症状が出てきます。腫れがある場合などは受診し、塗り薬や飲み薬での治療で治していきます。赤ちゃんは陰茎の先が包皮でかくれているので、おむつで蒸れたり、便で汚れたりと細菌が増えやすい環境です。おむつ替えをこまめにしたり、おふろで清潔にすることが予防になります。

1歳までは経過観察を「停留精巣」

停留精巣は、なんらかの原因で陰嚢の中に精巣が下りてこず、途中でとどまったままになってしまっている病気です。生後半年までは下りてくる可能性があるので、経過を観察します。変化がない場合は、そのままにしていると精巣の発達が妨げられるため、1歳を過ぎた頃に下りなければ正常な位置へととどめる手術をします。

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りな

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