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公開 2015年11月23日  

子どもが幼稚園のお支度を自分でできるようになる5つのポイント

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幼稚園や保育園のお支度、自分でやってくれたら大助かりですよね!うちの子には無理ってあきらめていませんか?親が環境を整えてあげれば、幼児だって自分一人でできます。我が家が実践している方法を紹介します。


まずは心の準備から始めよう

幼稚園や保育園のお支度、自分でやってくれたら大助かりですよね!では、どんなタイミングで、どうしたら自分でお支度ができるようになるのでしょうか?我が家の実践方法をご紹介します。

子どもに「今日から自分でお支度しなさい!」と言っても、子どもだって戸惑ってしまいます。
タイミングを決めたら、子どもにも事前に伝えて、心の準備をする期間を作ってあげるといいと思います。

自分でお支度を始めるタイミングは、
・幼稚園(保育園)に慣れた頃
・誕生日や進級、新学期の節目
など、子どもの負担が少なく、分かりやすい節目がおすすめ。

そして、タイミングを決めたら、「1歳お兄ちゃんになるから、誕生日が過ぎたら自分でお支度しようね」「年長さんのお姉さんになったら自分でやってみようね」と事前に声をかけておくことで、心の準備が整い、自分でやるんだ!という責任感が芽生えるのではないかと思います。

持ち物リストを作って見やすい場所に貼る!親の声かけも一言で十分!

ここからは親があらかじめ準備しておくことです。

幼稚園(保育園)に持って行く必要な物リストを作成し、壁など見やすい場所に掲示します。ひらがながまだ読めない子には、絵や写真を使います。行ったり来たりすると面倒なので、洋服などの収納場所に近い方がいいと思います。

「アレ持ったの?」「コレは準備したの?」と口でイチイチ言われると、子どもは嫌な気持ちになるし、親の方も疲れてしまいます。ただ一言、「持ち物リストを見てごらん」と言うだけなら、子どもは自分で忘れ物を発見できるし、親は一つ一つ声かけしなくて済むので、持ち物リストはおすすめです!

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我が家が壁に貼っている持ち物リストです。

子どもが着替えやすい収納づくりを心がけよう!

お着替えの準備をする時、引出しの中がぐちゃぐちゃになっていたら、それだけで子どものやる気がなくなってしまいます。まずは親がわかりやすい収納を作ってあげました!

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必要なものはここの一か所で!

我が家の子どもの着替えを入れている引出しです。我が家では畳み下収納を使用しています。100円ショップのボックスを使って仕切りを作りました。Tシャツ、ズボン、靴下、ハンカチ&タオルと、必要な物がこの一か所で全部取り出せるようになっています。また、揃えたお着替えを置く場所も用意しました。

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脱いだ服はここへまとめて!

引出しのすぐ上にカゴを用意し、ここに着替えをポンポン放り込むようにしています。ぐちゃぐちゃでもOKです。

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フックもうまく活用!

幼稚園カバンと帽子は玄関近くのフックに吊るしています。 ラベリングしてわかりやすくしています。

準備のタイミングは前日がベスト

朝はバタバタしてしまうので、やはり前の日に準備をしておくのがおすすめです。我が家は、お風呂に入る前のタイミングでお支度をするようにしています。お風呂を出て体と疲れてやる気がなくなってしまうので、このタイミングが一番しっくりきました。

他に、帰宅後すぐ、おやつの後、夕食の後などありますが、それぞれのご家庭でベストなタイミングを探ってみてください。

親が忙しくしてると、子どもも自然と動く

ママがテレビやスマホを見てダラダラしながら、「明日のお支度しなさーい!」と言っても、子どもはやる気が起きません。子どもがお支度をしている間は、親も何かしらの家事をしながら忙しく動いていた方が、子どもは自然と動けると思います。

「ママはキッチンのお片付けするから、その間に明日のお支度やっちゃおう!」「どっちが先にできるか競争ね!」こんな風に、声掛けするのが効果的でした!

親が一緒に楽しむことが、子どものやる気にもつながる!

まずは親が一緒にやってあげましょう。持ち物リストを見ながら、「ハンカチ、あった!次はタオル、OK!」なんて、楽しみながらお支度できることを教えます。

親も一度自分でやってみると、「持ち物リストの順番を変えた方がスムーズに動けるな」「引出しの並びはこっちの方がいいな」など、それまで気付かなかった改善点に気付くこともあります。子どもがやりやすい環境を親が作ってあげることが大事だと思います!

忙しい親としては、ついつい親の都合で声かけして、子どものやる気を削いでしまいがちだとは思います。そんなときは、親子で楽しみながらやることを意識して、子どものやる気を引き出せていけたらいいですね!

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