「性」について関心を持ち、性の概念をしっかりと認識しはじめるのは、
一般的には小学校高学年の頃から。
遅くとも中学生になると、大体理解できているものではないでしょうか。
ちょうどその頃、学校の保健の授業などでも性について習うかと思います。
しかし、それよりもっと前の幼少期。
子どもは好奇心旺盛ですから、
「ねえ、赤ちゃんって、どうやってできるの?」
と聞かれることも少なくありません。
ネットの記事では、5歳までに80%の子どもが聞いてくるとかそうでないとか。
みなさんは、この問いを投げかけられたら、どう答えますか?
ちょっと、ネットの各種掲示板で調べてみました。
みなさんは、この問いを投げかけられたら、どう答えますか?
ちょっと、ネットの各種掲示板で調べてみました。
事実を伝えるタイプのものですが、こんな回答がありました。
なかなか上手な答え方だと思いました。
また、下記の回答も素敵だなと感じました。
最も主流とされているこの方法。
探してみたら意外と多かったですね。
例えば・・・・
・コウノトリが運んでくる (鉄板。コウノトリは夫婦で仲が良いから言われるらしいです)
・クリスマスプレゼントでサンタさんが運んできてくれる (時系列がめちゃくちゃ…)
・神様にお祈りをすると、自然にできる (じゃあお祈りして、と言われそう…)
ですね。
ただ、好奇心の多い子ども、この迷信系で説得するのは難易度が高いのと、
あとはそもそも嘘ですので(笑)、あまりこの方法は得策ではないように思えます。
なかなか思いつくようで思いつかない対応がこれですね。
最も多かったのは
「私も知らないから、是非勉強して私に教えてほしい」
という回答法。
自分で調べられる年齢であれば、子どもの自主性と探究心をうまく引き出す、実はベストな回答方法なのではないか、と私は思っています。
「パパとママが仲良がいいと、自然とお腹の中にできるんだよ」
「パパとママが心から愛し合うとできるんだよ」
というものですね。
嘘はついていないですし、答えやすいのでこういう人たちも多いです。
ただ、これもここから子どもの「何故何故攻撃」が始まりますね。
親「パパとママが心から愛し合うとできるんだよ」
子ども「じゃあ、いつもは愛し合ってないの?」
親「いつも愛し合ってるんだけど、愛し合うと子どもができる季節があるんだよ」
子ども「え、それはいつなの?」
親「えっと、それは・・・・」
子ども「僕もママを愛することができれば子どもはできるの?」
親「えっと、それは・・・・」
となりかねません。
あまり得策ではなさそうです。
ちゃんと伝える派の工夫として、絵本で伝えるということもありました。
確かに、しっかり伝えたいと思ったとしても、説明が難しいですよね。
その上で、子どももなじみのある絵本の読み聞かせはありえます。
下記の本が最も評判がよいようです。
調べていくうちに、色々なデータや諸説みたのですが、何より重要なのは
どう答えるか、というよりも
「子どもの好奇心を、どう自主性に置き換えるか」
の方がとても重要だと思いました。
「性」に関するテーマは特に難しいかもしれませんが、
適度に手ほどきしてあげながら、子どもが興味を持って調べていく、
ということを親としてはやってあげたいな、と考えるようになりました。