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小学生の夏休みに!子どもの生きる力を育む山村留学とは?

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山村留学という言葉をご存知でしょうか?小学生〜中学生くらいまでの子どもが親元から離れ、地方の農村や過疎地域で暮らし、その地域の公立の学校へ通う制度です。今回は、実際に山村留学に参加していた私の体験談をご紹介します。

目次 山村留学とは?
山村留学ってどんなシステム?
複式学級とは?
山村留学の4つの方式
山村留学っていくらかかるの?
私も5年間山村留学をしていました
山村留学のメリットとデメリット
山村留学はどこで体験できるの?

山村留学とは?

その歴史は意外と長く、昭和51年に長野県八坂村で始まった教育キャンプが発端と言われています。

山村留学は、昭和51年に長野県八坂村(現 大町市八坂)において、公益財団法人育てる会の教育実践活動として、日本で初めて制度化された教育活動です。
 育てる会では、昭和43年より、春夏冬休みを利用した自然体験活動を実施していました。
 そうした活動を続ける中で、幾人かの保護者の方から、「1年間地元に住んで、学校に通いながら、自然豊かな環境の中で、四季を通した様々な体験をさせてみたい」という相談を受けました。
 実現には様々なハードルがありましたが、その主旨に賛同した地元の方々や学校教職員、行政のみなさんと試行錯誤をしながら作り上げたのが、一年間の山村留学だったのです。

「NPO法人 全国山村留学協会」に加盟している自治体が22市町村あります。(HPより)

また平成25年度には、全国24都道府県、68市町村で山村留学が実施されており、
合計557人のお子さんが参加しています。

これほどの子どもが参加している山村留学ですが、なかなか知名度が少ないように感じます。
そんな山村留学とはどのようなシステムなのでしょうか?

山村留学ってどんなシステム?

全国山村留学協会ではこのように書かれています。

山村留学は、自然豊かな農山漁村に、小中学生が一年間単位で移り住み、地元小中学校に通いながら、様々な体験を積む活動です。

上記の通り、自然豊かな農山漁村に、小中学生が一年間単位で移り住み、地元小中学校に通いながら、様々な体験を積む活動です。
では受け入れ地域にはどんなメリットがあるのでしょうか?

少子化傾向もある中で、過疎地域は一層子どもの数が少ないため、複式学級を導入する学校も出てきています。

複式学級とは?

複式学級というのは、2つ以上の学年(年齢)をひとまとめにした学級(クラス)、学級編成を指す、特に初等教育・中等教育に関して用いられている、日本の学校用語・教育用語である。

過疎地域でもある、受け入れ地域にとっては、自分たちの地域に子どもが移り住んでくることで、複式学級を回避したいという事情があるそうです。

そんな山村留学は、大きく分けて4つの方式があります。

山村留学の4つの方式

学園方式
月の半分を寮で生活し、残りの半分は農家ホームステイをする方式

里親方式
年間を通じて、地域にホームステイして生活をする方式

寮方式
年間を通じて、山村留学センターなどの寮で生活をする方式

家族方式
家族で転居し、地域で生活をする方式

いずれの場合も、子どもたちは地元の公立の小中学校に1年間を単位として通うことになります。

また、家族方式を除いて、基本的には自分たちのことは自分たちでやる必要があります。
洗濯や料理、掃除を始めとする家事全般から、農作業なども行います。
もちろん、どうしてもできないことなどは、寮の指導員や里親などがサポートしてくれます。

山村留学っていくらかかるの?

また、一番気になる費用ですが、方式や運営団体によって異なるものの、35,000円から80,000円くらいが一般的のようです。

留学する費用はどのくらいですか?

私も5年間山村留学をしていました

15年程前になりますが、小学5年〜中学3年までの5年間を山村留学施設で過ごしました。

始めの1年間は、石川県にあった一般企業が運営する寮方式の施設で、
次の4年間は群馬県の自治体が運営する施設で過ごしました。

初めはホームシックがひどく、半年くらいは少し不登校になったりもしましたが、
生活にも慣れた頃には、家に帰りたくなくなるくらいすごく楽しかった思い出ばかりです。

もう少し具体的に挙げると、

◎年間行事がある

・泊まりがけで登山
・スキー
・キャンプ
・地元のお祭に出店
・和太鼓の全国大会に参加 etc.

◎行事がない休日の過ごし方は自分で決める

・自転車で一人で出かけてみる
・自分の好きな作物を育ててみる
・布団を干すついでに屋根に登って寝てみる… etc.

と、本当に様々な経験をしました。

山村留学のメリットとデメリット

そんな私の経験も踏まえて、山村留学のメリットとデメリットをお伝えできればと思います。

◎メリット
・家事や掃除など、身の回りのことは基本的には自分で行うため、生活する力が身につく
・共同生活をする上で起こる様々なことから、協力する大切さを知る
・ゲームやスマートフォン、漫画など、今では当たり前に身の回りにある遊具から解放され、遊びを考えることができる
・環境の変化を感じることができるため、今まで当たり前になっていた日常生活を振り返ることができる

◎デメリット
・多かれ少なかれ費用がかかる
・ホームシックなど、しばらくは子どもにとっても親にとっても辛いかもしれない
・場所によっては遠方となるため、万が一のことがあったときにかけつけられない

様々なことを自分でやると言っても、一人でできることには限界がありますし、
当然ながら子どもたち同士のトラブルや喧嘩は日常茶飯事です。
自宅に居ては到底経験できないことを通して、協力する大切さを実感することができました。

また、基本的にゲームやスマートフォンなどの持ち込みは禁止されているので、
自分たちで工夫しながら、自然の中で遊びを考えることができるようになります。

山村留学はどこで体験できるの?

北海道から沖縄まで、全国に施設があるので、
お子さんにあった留学先を探してみるといいでしょう。

全国山村留学協会 加盟団体

実際に留学する前に、事前体験として数日〜数週間通ってみることができる施設もあるので、まずは各施設に問い合わせて、体験することをおすすめします!

色々と書いてきましたが、何よりも私が良かったと思うのは、
山村留学を終えてから10年以上経った今でも同時期に居た仲間と交流があることです。

ぜひ、山村留学を検討してみてはいかがでしょうか!

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この記事を書いた人

のぶ

20代半ばのITエンジニア。IT教育に興味あり。
幼少期の山村留学の経験を執筆していきたい。...

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