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  4. 日本人の自己肯定感が低い理由とは? 子どもの自己肯定感を育む5つの方法

日本人の自己肯定感が低い理由とは? 子どもの自己肯定感を育む5つの方法

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日本の子どもたちは、他国に比べて自己肯定感が低いと言われています。仕事をしていても、自己肯定感がもともと高い人と低い人とでは、その働き方や成果にも違いが出やすいように感じます。自分の子どもにも、自己肯定感高く育ってほしい・・そう願いながら、自分が両親にどんなことをしてもらっていたか?振り返ってみました。

日本の子どもの自己肯定感は、他国に比べて低い!?

「自己肯定感」という言葉は、
子育てをする上では欠かせないキーワードになりつつあります。

学校で過ごすときにも、仕事をするときにも、
人間として土台に自己肯定感があるのと無いのとでは、

同じ状況下であっても、その人の立ち振舞いや成果、
さらには人生の幸福感までもが違ってくるように感じます。

そんな自己肯定感について、先日ネットサーフィンをしていると、
大変興味深いデータを見つけました。

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日本は諸外国と比べて自己を肯定的に捉えている者の割合が低く、自分の将来に明るい希望を持っていないことが、内閣府が6月3日に公表した「平成26(2014)年版 子ども・若者白書」より明らかになった。

本調査は、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの7カ国にて、
満13~29歳の若者を対象として行われたとのこと。

中でも、
「自分自信に満足している」という項目では、
アメリカがもっとも高く、
最下位の日本はそれより40%以上もポイントが下がりました。

また、自分には長所があると回答した割合も、
アメリカがもっとも高く、日本が最下位という結果です。

日本人はなぜ、自己肯定感が低いのか?

どうしてこんなにも日本人は自己肯定感が低くなってしまうのでしょうか?

私なりに考えてみると、日本における以下2つの文化的背景が大きいように思います。


1.謙虚であることが美徳とされる文化
周りの人や友人に、自分の子どもを褒められたとき。
みなさんはどう答えますか?

「いえいえ、うちの子なんて大したことないですよ〜」
「この子、外ヅラだけは良くって。家ではダメダメなんです」
「◯◯ちゃんのほうが、よっぽどいい子じゃないの!」

そんな風に、子どもがいる前で「謙遜」したこと、ありませんか?

ここで重要なポイントは、子どもがいる前かどうかというところ。

日本人はコミュニケーションの中で、
「私なんか」とへりくだる形が好まれますが、
幼い子どもにとって、それが謙遜だとは理解できません。
言葉をそのまま取ってしまうことになります。

結果、
「私はダメな子なんだ」
「◯◯ちゃんのほうが、いい子なんだ」
と、自信をなくしてしまうきっかけにつながりかねませんね。

日本人といえば、その「謙虚な姿勢」が他国から高く評価されることがあります。

しかし、こと子育てに関して言えば、
「謙虚な姿勢」というものは、取っ払ってしまってもいいのかもしれません。



2.言葉ではっきりと言わない「察する」文化
ここ最近、子どもに「愛してる」「大好きだよ」と、面と向かって伝えましたか?

私はアメリカで暮らした時期があるのですが、
アメリカでは、日本人には到底恥ずかしくて言えないような言葉を
惜しげも無くさらっと、パートナーや子どもにかけている人が多いように感じました。

頻度も高く、私がホームステイしていた家庭では、
「おはよう。今日も愛してるよ。」
と、お父さんが子どもや奥さんたちに挨拶をするところから一日がスタートしていました。


一方、日本人。

夏目漱石が英語教師の時代、
I love you.
の一文を、生徒が「我君を愛す」と訳したことに対して
「日本人はそんなことを言わない。月が綺麗ですね、とでもしておきなさい」
と答えた逸話からも見てとれるように、
日本人は、思っていることをストレートに言わない文化があるように思います。

子どもを愛していることなんて、当然だろうと思って声をかけていない人がいるかもしれません。

でも、
「大好きだよ」「すごいね」「世界で一番大事だよ」
と 、言葉に出して声をかけてあげることによって、
子どもが「自分は愛されている人間だ」と感じやすくなることもあると思うのです。

両親が教えてくれた、自己肯定感を高めるために大切なこと

私の母は専業主婦でしたが、
父は仕事で忙しく、家にほとんどいませんでした。

それでも私は寂しさを感じたこともなく、
自分は親に愛されているんだ、大事にされている人間なんだ、
と感じることができていましたし、
失敗はたくさんしてきたかもしれませんが、
自信を無くしたような経験は、ほとんど記憶にありません。


生まれ持った性格もあるかもしれませんが、
そのように育ててくれた両親に、
私を育てていたときに気をつけてくれていたことを聞きました。

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1.他人と比較しない
母いわく、「他人と比較しない」ということは徹底していたそうです。

例えば授業参観。
習字や絵画の作品が貼ってあり、それを子どもと一緒に眺めます。

そこで母は、極めて客観的に、いい書や絵画については、
「この作品は、線が力強くていいね」
などとコメントをすることはあっても、それを私のものと比べることはしなかったと言います。

私のものについては、それだけを見て、
「とても丁寧にかけているね」「頑張ったね」
と声をかけてくれるよう、意識していたそうです。

結果、私は今でも、誰かと競争したり、周りを意識して頑張る、
ということはモチベーションになりづらく、
自分がどれだけやりきれたか、成長できているか、いいものを残せたか、
という観点にこだわる
ようになりました。


2.言葉にして褒める
これは記憶にも残っていますが、私の母や父は、
惜しげも無く私のことを褒めてくれる人でした。

自分で髪を結ったときには、「上手にできたね」と褒めてもらえましたし、
粉薬を初めて自分で飲めたときには、「すごいな!!」と父から褒めてもらったことも覚えています。

ほんの些細な子どもの成長であっても、
ちゃんと褒めてもらえると、子どもは嬉しく、自信がつくものです。


3.夫婦でお互いの悪口を言わない
自己肯定感を育む、という文脈とは間接的かもしれませんが、
私の両親が、お互いの悪口を言っていることを、私は聞いたことがありません。

大人になってからは、
「実はあのとき、お父さんはこうでね・・」
と母からポロッと愚痴を聞くことがあっても、
幼心には、一切記憶にありません。

特に母は、父が家を不在にすることが多かったため、
父が家にいない時でも、父の株が上がるように気をつけていたそうです。


4.子どもの話をよく聞く

私が学校から帰ってくると、母は必ず「学校で何があったか」を聞いてくれました。
子どもは「学校どうだった?楽しかった?」と聞かれると、
「楽しかった〜」としか答えないそうで
母は、いろいろ試行錯誤しながら質問を変えていたそうです。

たとえば
「今日の給食、何だった?」
「◯◯先生、今日何を話していた?」
「お友達の◯◯ちゃん、今日どんなお洋服来ていたの?」
「今日の音楽の授業は何をした?」
など、具体的に話しを聞いてくれました。

さらに
「それは面白かったね」「それは悲しかったね」などと
共感しながら話しを聞いてくれたため、
何を話しても受け入れてくれる、という安心感を得ながら、
話すことができていた
ように思います。


5.何があってもあなたの味方
子どもの存在自体を受け入れる、承認する、というのも、とても大切なポイントです。

私の母や父は、ことあるごとに、
「何があってもあなたの味方よ」
と教えてくれていました。

例えば性教育についても、
レイプにあったり、子どもができてしまったら、
あなたが悪いことは何もないし、
ママやパパが全力で守るから、何でも言いなさい、

と教えてくれていました。

実際、私が小学生のときに、ひどい痴漢に遭ったとき、
どうしていいか分からず、とても恥ずかしかったけれど、
「ママパパに言えば、きっと守ってくれるはず」と思い
打ち明けることができました。

何を言っても大丈夫、何をしても味方でいてくれる。
その安心感は計り知れないものです。

いま、親になって思うこと

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この記事を書いた人

Haruka

3人娘を育てながら、某金融会社で働いています^^
将来の夢は、どこかに別荘をたてて夫婦で悠々自適な老後を送り、娘たちの子どもの面倒をみること♡...

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