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胎児のしゃっくりは元気な証拠

胎児のしゃっくりは元気な証拠のタイトル画像

 妊娠20週くらいになると、お母さんのお腹、おへそのあたりの位置に胎動とは違うトックントックンという感覚を受けることがあります。これは赤ちゃんがしゃっくりをしているのです。回数が多かったり、刺激をうける位置を不安に思ったりするかもしれません。でも大丈夫。しゃっくりは赤ちゃんが元気な証拠なのです。

目次 胎児のしゃっくりが多い!これって大丈夫?
胎児のしゃっくりはいつから始まるの?
胎児がしゃっくりする原因
胎児のしゃっくりってどんな動き?位置は?
胎児のしゃっくりは赤ちゃんが元気な証拠
妊娠後期の胎児の成長
もうすぐ出産ですね

胎児のしゃっくりが多い!これって大丈夫?

お腹の中で赤ちゃんが動き出す頃、またそれをお母さんが感じ始めるころ、胎動とは違うトックントックンという動きを感じることがあります。はじめはびっくりして、何が起きたんだろうと心配になったりします。これには、赤ちゃんがしゃっくりしている可能性があります。

大人がしゃっくりするのは、食べ物がつかえたりしたときですね。食べ物がスムーズに入らなかったときなど異物を感じた場合、肺の下の横隔膜がけいれんしてしゃっくりになります。大人のしゃっくりは苦しいですし、諸説ありますが、水を飲んだりびっくりさせたりなどして早く止めようとする方が多いです。

赤ちゃんがしゃっくりしていると知ると心配になりますが、赤ちゃんのしゃっくりは一言でいうと心配しすぎることはありません。後に詳しく書きますが、神経や気管などの中枢気管が正常に出来上がって、機能をし始めている証拠なのです。

…ちなみに、赤ちゃんのしゃっくりも止めないと、と焦ってお母さんが水を飲んだりびっくりさせたりしても、しゃっくりを止めることは難しいです!

胎児のしゃっくりは元気な証拠の画像1

胎児のしゃっくりはいつから始まるの?

胎児のしゃっくりが始まるのは、大体20週くらいからのことが多いそうです。これも個人差があり、出産までまったく感じなかった人もいますし(感じなかった=しゃっくりしていない、ではありません)、赤ちゃんがしゃっくりしていてもお母さんが感じ始めたのは30週経ってからなど様々です。

この時期の赤ちゃんは、350~500gくらいで、中枢神経はほぼ完成して筋肉が発達し、骨格もしっかりしてくるころです。筋肉や骨などの運動器官が発達してくるので胎動という動きも出てきますし、横隔膜のけいれんであるしゃっくりもできるようになるのです。これらが順調に発達していないと、しゃっくりも出ません。

32週になると胎児は1800~2200gくらいになり、内臓や肺機能もほぼ完成し、交感神経と副交感神経のバランスも整ってきます。幼児と同じような機能はほぼできていて、しゃっくりも勢いよくするようになります。お母さんもしゃっくりを感じやすくなるでしょう。
 
また、しゃっくりがまったく無くても(感じなくても)問題ありません。

胎児がしゃっくりする原因

原因ははっきりとはわかっていません。

胎児をくるむ羊水は常に循環しきれいに保たれていますが、胎児の排泄機能が整ってくると、飲み込んだ羊水(おっぱいを飲む練習で)を羊水内に排泄します。その排せつ物や微細なごみが気管に入ると、刺激となり横隔膜がけいれんし、それらを排出しようとしてしゃっくりがでる、という説が多いようです。

横隔膜は筋肉なので、横隔膜のけいれんは、生まれてからの呼吸をスムーズにするためのトレーニングともいえるようです。

つまり大人は刺激からしゃっくりをしますが、胎児は成長のためにしゃっくりをするのです。胎児のしゃっくりは健康な証拠というのが、分かるかと思います。

時に、羊水が冷えてるからとか、汚れているからという説があり、これらが否定はされていないのも事実です。でも、そうだとしてもお母さんに責任はありません。基本的に赤ちゃんが順調に成長していれば羊水はきれいに循環するので、胎児に問題あるほどの汚れ方はしないのです。

また、一般的にですが、よくしゃっくりをする胎児は生まれてきてからもよくしゃっくりをするという傾向はあるようです。ただ、それも1歳くらいで落ち着いてくるようです。

胎児のしゃっくりってどんな動き?位置は?

胎児のしゃっくりは、胎動と見分けがつかないことも多くあります。表現も難しいですが、胎動はむにゅむにゅといったような胎児がゴロゴロ寝転がったりするようなイメージで、しゃっくりはトックントックンと弾むような感覚でしょうか。ただ、これも個人差があります。

感じなかったと思う人も、赤ちゃんがしゃっくりをしていたと後からわかる場合もあるそうです。いずれにしても、赤ちゃんの肺・横隔膜がけいれんしているので、ゆっくりとした動きではありません。初めて感じるとびっくりするかもしれないですね。

位置は、おへその下あたりが多いようです。後期に入ってくるともっと下に下がりますが、微細な変化でしょう。感じる位置があまり上だと逆子の可能性があります。ただ、感覚で判断するのは良くないので、検診時に聞いてみると良いと思います。

胎児のしゃっくりは赤ちゃんが元気な証拠

胎児に聞けないので本当のところは分かりませんが、胎児のしゃっくりは苦しくないようです。

自分の呼吸器や筋肉を発達させるためのものなので、赤ちゃんが元気に健康に育っていなければおこりません。

また、赤ちゃんがしゃっくりをしていたら、中枢神経も順調に育っているということもできます。神経、筋肉、呼吸器の絶妙な関係は人間ならではのもので、それらを完成してからでないと外では生活できないのが人間です。

これらの器官の連携させ、共同作業ができるように体が成長するのは大事業です。だから10か月もお腹にいるのです。この絶妙なバランスが整ってくれば、外に出られる準備がほぼ完成したといえます。

赤ちゃんがしゃっくりをしたら「元気なんだ!良かった!」と思って良いんですよ。あまりに時間が長かったりしたら、医師に相談してよいと思いますが、検診時で十分です。慌てて夜間外来に駆け込むような必要はありません。

胎児のしゃっくりは元気な証拠の画像2

妊娠後期の胎児の成長

検診時エコーなどで見られると思いますが、赤ちゃんは妊娠後期32週に入ったころにはかなり一人前です。指をしゃぶり、羊水を飲み、排泄し、時にきょろきょろと目を動かして音のする方や光のさす方を見ると言われています。日に日に外で生活する準備が整ってきていますね。

この時期には、前述したように一つ一つの体の器官ができていくだけでなく、それらが連携していくようになります。これは本当にすごいことなのです。しゃっくりは実は呼吸器(肺)と、筋肉(横隔膜や呼吸筋)、中枢神経が関連した複雑な作業なのです。これが、できるというのはかなり高度な成長を遂げてきた、と言えます。

胎児の変化は、判断に困ることも多いですが、しゃっくりを赤ちゃんがしていることがわかったら「あとほんの一息だ」と思ってください。

胎児のしゃっくりは元気な証拠の画像3

もうすぐ出産ですね

しゃっくりを感じる時期のお母さんは、出産が近づいてきている方も多いと思います。「赤ちゃんがしゃっくりしてる、ああよかった」と思って、赤ちゃんが出てくる日を楽しみにしてくださいね。

ここまできたら、きちんと栄養をとり、体力つくりの散歩やヨガをして、きちんと休息をとれば、あとは頭をからっぽにして難しいことは考えないことが重要です。「これは、胎動かな?しゃっくりか?大丈夫かな?」と考えだすときりがありません。

医師が検診で大丈夫と言っていれば大丈夫!お腹で一心同体にしているのもあとわずかです。楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人

acchan

現在二人の子どもの子育て真っ盛りのママです。
子どもの個性を伸ばした関わり方を大切に、日々試行錯誤しながら自分自身も成長しています。
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