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公開 2015年11月21日  

英語教材で40万円の高額教材を購入。その結果は・・?

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子どもに英語を習わせたい親御さんもいると思います。そんな方も一度ゆっくりと考えてみてください。教材購入は一括?分割?教室が始まる前後の心得とは?そんな疑問が沢山浮かび上がってきますよね。疑問を解消しないまま高額な教材の契約を結んでしまってはいけません!少しでも参考にして頂ければと思い、詳しくご紹介したいと思います。


親は英語が話せない!だからせめて子どもだけでも・・・・

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ある日、自宅に「英語体験をしませんか?」という営業がやってきました。

最初は断るつもりでしたが、小学校から英語も始まるということや旦那の会社も英語が出来ないと給料に影響してくるということを聞いていたので「体験だけでもいいからやってみよう・・・」と思い予約をしてみました。

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後日、英語の先生が自宅に来て体験が始まりました。子ども達はとても楽しそうです!しかも、私たち夫婦よりも聞き取りが上手に出来ており発音もカタカナなまりの私たちとは全然違います!

「これはもう英語を習うしかない!!」そう判断して、本当は分割で購入出来る教材を思い切って一括で購入しました。

思い切って教材を購入してみた!

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英語の教材が届いて子ども達は大騒ぎ!

早速箱を開けて英単語の発音がペンでなぞると出てくる機械で楽しみながら勉強をしていました。「買ってよかった。これで英語が好きになってくれたらな」そんな風に思いながらしばらくは教材を使って勉強をしました。

当時、小学1年生の長男は週1回、平日の19時から1時間、英語教室も開始。最初の頃は楽しそうに勉強していた子ども達。

しかし、日に日に英語の教材も使う頻度が減り、宿題を提出するその日にしか勉強をしなくなりました。私自身も最初は一緒に勉強をしていましたが、段々と一緒に勉強することもなくなっていきました。

そして、仕事が忙しかった日に「なんで宿題やってないの!私も仕事が終わって送り迎えするのが大変なんだから!!」と、長男を怒ってしまったのです。

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そんなやり取りが数回続き、約1年が経過した頃、こんなやりとりがありました。

長男:「ママ!オレ、もう英語やめる!」
私:「本当にやめていいの?」
長男:「うん!もうあきた!」
私:「わかった。教室に電話するね。」

私は、長男の「英語やめる」という言葉をきいて正直ホッとしました。

なぜなら、家事、育児、仕事で毎日精一杯だった私は、長男の習い事を増やしたことで負担が増えていて、習い事の送り迎えをしながら長男に愚痴るという始末だったのです。長男は私がいっぱいいっぱいになっていることを察して、「やめる」と言ったのではないかと思います。

このことから学んだ事

1.一括で購入は避ける!
最初はやる気があり教材を利用しますが、段々と利用しない場合もありますので、ローンで購入がいいと思いました。

2.教材と教材が入っていた段ボールはきちんと保管しておく!
返品しようと思っても教材の一部がなかったり、段ボールを調達して返品も面倒と思ってしまうので、返品する可能性を考慮してダンボールなどもきちんと保管しておいてください。

3.中途解約ができるか?商品価格の何%を支払うのか?を把握しておく
申込日から2か月以内は商品価格の9%支払うなどと表示があるか?を知っておいた方がよいと思います。また、商品が破損した場合にアフターサービスもあった方が、小さいお子さんがいる家庭は特に大切です。我が家は購入半年で機械を壊しました。(すぐに修理に出して無料でした)

4.レッスンの曜日も慎重に決める
送り迎えが大変な事に気づいた私。仕事をしていたので、疲れて帰った後に小さい子どもを抱えての送り迎えはかなりの負担でした。仕事が休みの日や、パパがお休みの土日にレッスンを組むなど検討してもよかったと思います。子どもも学校が終わっての習い事は眠そうな時もあり、かわいそうでした。

5.子どもだけでは絶対に勉強しない!親も一緒に学ぶ気持ちで始める
教室や本人に任せっぱなしでは上達しません。移動の車内でも英語のCDを一緒に聞くなど、宿題もレッスンの当日に慌ててやるのではなく、少しずつ計画を持ってやらなければ、上達しないことに気づきました。

子どもには英語が話せるようになって欲しいと思い、教材購入や英語教室も始めましたが、結局は殆ど親の都合でやめてしまいました。もう少し購入の方法や、教室に通ってからの事を慎重に考えていればこのような結果にならなかったのではないかと思います。子どもには申し訳なかったですが次、習い事を始める際にはこの経験を生かしたいと思います。

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