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公開 2015年11月09日  

【不妊治療のリアル】体外受精で採卵~卵胞の成長は人それぞれ~

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生理周期に合わせて成長していく卵胞。ところが、人によって、周期によって、早く成長し過ぎて排卵してしまったり、成長が遅くて育たなかったりと、イレギュラーなことが起きることも少なくありません。


私のたまごはのんびりやさん

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タイムリミットギリギリで採卵決定

毎周期、毎周期、「次で育たなかったら、採卵は中止しましょう」と言われ、ひやひやしながらの治療です。

治療を始めたころから薬への反応が鈍かったのかというと、そうではありません。服用薬(クロミッド)でたまごを育てていたときは、数も成長も人並みに順調に育っていました。しかし、不妊治療のストレスとホルモン剤の副作用で脳からのホルモンが出なくなってしまいました。それからは高刺激の注射に切り替えて卵胞を育てることとなったのですが、脳からのホルモンが出ないため、薬のへの反応が遅く、卵胞が育ちにくくなりました。

1周期だけでも相当な本数の注射を打ち続けるので、体への負担は相当なものです。通常、これだけの高刺激で治療をし続けていると、体は反応しなくなるそうです。しかし幸か不幸か、注射で打ち続ければ、反応する私の体。スロースターターながら、最終的にはたくさんのたまごが出現し、10個前後の採卵ができました。

たまご育ては子育てと一緒!?

周りの人と比べない。ネットや書籍や雑誌に書かれている内容に一喜一憂しない。ストレスは、不妊治療の一番の天敵です。 子育て同様、よそんちはよそんち、我が子は我が子、のんびりは個性とおおらかな気持ちで、たまごの生命力を信じて、成長を見守りましょう。

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