幼稚園や小学校を選択するときに、みなさん何を「要素」として選択していますか?
私立や公立、有名大学輩出実績・・・色々あると思います。
わたしの友人は無宗教なのですが、あえて「キリスト系幼稚園/小学校」を選択したとのこと。
その理由がとても興味深かったので、ぜひシェアしたいと思います。
親が見えないところで、子どもがいたずらをしたり、何か悪さをしたり、というのはよくある話ですよね。
常に「しつけ」ていかないといけないという、一定の時間やコストがかかります。
ところが、その友人の子どもは、誰にも見えないところでもしっかりとしているように見えます。
基本的なことですが、ゴミは分別しますし、ポイ捨てやいたずら書きなどもしません。
なぜかと聞けば、「神様がいつも見ているから」とのこと。
やんちゃでいつつ、規律はしっかり自分で守る、ということが習慣になっているのです。
神父様に懺悔をする、例のあの儀式です。
これは、自分のしてしまった過ちを神父様に懺悔をするものです。
神父様は誰にもこの懺悔内容を言いませんので、都度自分の過ちを正直に振り返ることができます。
普通、学校の先生に、自分の犯した過ちや悪さをわざわざ言いに行く子どもってなかなかいないですよね。
過ちを犯してしまったとしても、何故犯してしまったのか?を考える癖がつくため、
自分で物事を考えたり、よりよくしていこうという習慣がつくようになるそうです。
キリスト教系の学校では、課外活動でボランティア活動が頻繁に実施されるそうです。
何かの活動は常にメリットとデメリットを考えながら、やったりやらなかったりを決めたりしますが、
ボランティア活動に頻繁に参加することで、奉仕の心や、人に優しくしようという心が養えるようになるそうです。
通常の小学校などと違い、「宗教」を学ぶ時間があります。
聖書を読み解いて勉強する時間があるので、善い行いも悪い行いもしっかり学ぶことができ、
悪い行いに対しては厳しい罰則があったということも勉強できます。
人を殺してはいけない、などの倫理的な概念を含めてちゃんと理解できますので、
自然と規律を重んじる感覚が身に着きます。
常に食事の前にお祈りをします。
食事を頂いていること自体が幸せであり、そうではない人がいる中で、食事ができることに常に感謝をする事で、
「残さない」ことや「お礼を言う」などの当たり前の感謝が自然と身についてきます。