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公開 2015年10月31日  

【キラキラネーム VS 古風な名前】悩ましい名付け、どうやって決めた?

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妊娠し、子どもが生まれる!ということが目前になると考えだすのが、子どもの名前。個性的な名前の「キラキラネーム」や日本人らしい名前の「古風な名前」はたまた??子どもにとって望ましい名前とはなんなのでしょうか・


妊娠して、子どもが生まれるとなると考えだすのが子どもの名前。

姓名判断の字画で決める?
それとも、どうしても入れたい漢字を中心に決める?
はたまた、響きか音で決める?

何を軸にどう決めるのかはパパとママ次第!
親が子どもに贈る最初のプレゼントでもある名前。

最近のトレンドと我が家が名前を決めた由来を書いてみました!

よくきくキラキラネームとは?

キラキラネームとは、例えばパッと見で読めないような当て字や、外国人によくある名前を無理やり日本の漢字に当てはめた、一般的に「奇抜な名前」とされる名前です。

2000年頃から、キラキラネームというものが流行しているようです。

天使(えんじぇる)や月(らいと)など、当て字、当て読みが使われることが特徴です。
また、普段使わないような難しい漢字を使った名前のこともキラキラネームと呼ばれることがあるようです。

キラキラネームのメリット

キラキラネームのメリットは以下の様な事があげられます。

(1)個性的である
「個性ある子どもに育ってほしい」という願いからつけられる事が多いようです。

(2)外国人にも読みやすい名前を選べる
森鴎外は自身の本名である「林太郎」がドイツ人に正しく発音されなかったことがコンプレックスだったので、
子どもたちの名前には、外国人風の名前をつけました。

長男 於菟(おと/Otto)
二男 富(とむ/Tom)
三男 礼於(れお/Leo)
といった名前です。

キラキラネームのデメリット

(1)名前がきちんと読まれない

当て字や当て読みは正確に読まれる事が少ないため、日常生活で悪い影響を与えることがあります。
医療の現場では取り違えが発生する可能性があるため、キラキラネームをやめてほしいという意見もあるようです。

(2)漢字の勉強でその読み方がない
天使(えんじぇる)ちゃんが小学校で「天」という漢字を習った時に、
自分の名前を「天じぇる」と書けばいいのでしょうか?

また月(らいと)くんが「月」という漢字を習った時に、
「らいと」という読み方が無いことに気づいた時にどう感じるのでしょうか?

キラキラネームの場合、漢字の勉強について考える必要があります。

キラキラネームに対して古風な名前だと・・・

最近では、古風な名前も注目されているようです。シワシワネームと呼ばれることもあるそうです。

たとえば◯◯子や◯◯男といった昭和や大正を思わせるような名前が挙げられます。
国際化がすすんでいる社会において、日本人らしく育ってほしいという願いも込められているのかもしれません。

古風な名前のメリット

読みやすく、発音しやすい名前は全ての年代の人に読み間違えがなく、覚えやすいです。

特に政治家は「太郎」や「一郎」など分かりやすい名前の人が多いように思います。

古風な名前のデメリット

古風な名前になると、同じ読み方、同じ漢字の人が一定存在することになりそうです。
キラキラネームとくらべてオリジナリティは無いかもしれません。

また「年寄りみたいな名前」としてからかわれることもあるそうです。

30歳の娘がおります。
先日、娘とテレビを見ていましたら、読みづらい複雑な名前(キラキラネームと呼ぶそうですが)の話題があって、
「子どもが可哀想ね。親は何を考えてるのかしら」と私は言いました。
すると娘は突然、「他人事みたいに言ってるけど、私もずっと辛かったんだよ」と言うのです。

娘の名前は、当時の流行の漢字は使っていないので、古風で珍しい名前ではあるかもしれませんが、誰でも読める漢字ですし、私は気に入っています。
だけど娘は小中学校の頃に、「年寄りみたな名前だ」と言われ、「おばあちゃん」とあだ名を付けられて、からかわれていたそうです。

親にも子どもにとっても、最適な名前ってあるの?

キラキラネームのような個性的な名前であっても、古風な名前のように人に覚えられやすい名前であっても、いいところと悪いところがありそうです。

そうするとますます迷ってしまう子どもの名付け。
もし、名前が原因でいじめにあったらどうしよう!ということまで考えだすと、責任重大で決められなくなってしまいそうです。

しかしながら、そんな中私は、子ども自身が「名前の意味を理解して、好きになってくれること」が重要なのではないかと思って名前をつけました。

親が真剣に考えて、想いを込めた名前であるということを子どもが理解してくれれば、どんな名前であっても、いじめやトラブルを切り抜けてくれるのではないかと思っています。

小学生のときに、名前の由来を聞いてこよう!という授業があるかもしれません。

そういう時こそ!
きちんと、どのような想いを込めたのかきちんと伝え、子どもに自分の名前を好きになってもらえるといいなと思っています。

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